
伊藤 俊介(金子) 22勝(17KO)3敗1分

2008年2月16日、突然の引退発表だった。
自身のブログ「BOXER’S RORD」で、
昨年末に引退していた事とブログの終了を公表した。
(ブログは2月29日、すで削除されていた。)

ライト級に続き2階級制覇を目指し、
スーパーライト級2位の飯田幸司選手との対決に挑んだ。
この試合、「絶対に負けられない!」と言う気迫で、
みごと6回TKO勝ちを収めた。
5ラウンドに得意の左フックで飯田選手の右まぶたを切り裂くと、
さらに左でその傷口を狙い打つという、
今までにないほどの勝負に賭ける執念を魅せた。
その引退の理由は・・・・
ボクシングに対するモチベーションが上がらない・・・
という事だそうだ。
モチベーションは、私達が考えている以上に非常に重要である。
先日の佐々木基樹選手を観ても、
小堀佑介選手を観ていても理解できる。
引退は本人が考え抜いた末に決めた事であり、
周りの人たちが、とやかく言う事ではない。
それはよ~く解っている。
しかし・・・惜しい・・・残念でならない。
あの飯田戦で見せた気迫、闘志、執念・・・ぐうぅぅ・・・・
まだ燃え尽きてはいないはず・・・。
・・・・・寂しい・・・。
もっとその勇姿を観ていたかった。
◆伊藤俊介君へ。◆
これからどんな人生を歩んで行くとしても、
ボクシングで得た経験は無駄にはならないでしょう。
ボクシングを離れても応援しています。
これからも俊介君らしさを失わずに、頑張ってください。
























新井田選手や畑山選手もそうだったが、
引退を表明しても、また復活し活躍する選手もいる。
ささやかな期待ではあるが・・・復活を待ちたい。