袴田事件 (新風舎文庫)山本 徹美新風舎このアイテムの詳細を見る |
「袴田事件」をご存知だろうか?
「ルービン・ハリケーン・カーター」とは、
背景も状況も異なるが、無実の罪で捕らえられている人がいる。
袴田巌さん・・・元ボクサーである。
本日、再審請求が棄却された・・・・・。
1966年、42年前、静岡県清水市で、
味噌製造会社専務の自宅が放火され、
焼跡から一家4人の他殺体が発見された。
当時、従業員だった袴田さんが犯人として逮捕され、
1980年に最高裁で死刑が確定した。
しかし・・・・犯行時にはいていたとされる、
証拠品として押収されたズボンは、
袴田さんにはサイズが小さすぎるなど、
犯人だと決め付けるには無理がある。
はけないズボンで死刑判決 ―検証・袴田事件 (GENJINブックレット (37))袴田事件弁護団現代人文社このアイテムの詳細を見る |
なによりも、自白(それも拷問された結果と言われている。)が
最も有力な証拠と言う事で、死刑にされたのでは納得がいかない。
また、死刑判決を書いた元裁判官が自ら「無罪の心証」を公表するなど
支援活動は異例の広がりを見せたが・・・・・
・・・・・・・・司法にはまたも届かなかった。
なんとか出来ないものだろうか・・・・。
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「袴田事件」に思う・・。
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