

この「紐」は、2年前の夏、東京のとあるお寺で行われた、
ヨーガのリトリートで先生に巻いてもらったものである。
そのリトリートは2日間行われたのだが、
私は1日のみ参加であった。
参加者は1日のみか2日間かを判別するために、
手首に「紐」を巻かれたのだ。
1日のみの人は紫色、2日間の人は赤色だった。
約2年前にはほとんど黒かと思われるような濃い紫色だった。
このように手首に巻かれた「紐」は、
だんだん厄が落ちるかのごとく色が抜けて行き、
最終的には切れる事によって厄が落ちると言われる。
つまり・・・今日、厄が落ちた。

なんとなく左手が軽くなった気がする。




私が通っていたヨーガ・スタジオは大手で、
都内をはじめ日本各所にスタジオがあり、
いろいろなヨーガをベースにレベルの高い先生がたくさんいた。
この「紐」を巻いてくれた先生のクラスには、
波長が合っていたので頻繁に通っていた。
私が日本を発つ頃、先生は懐妊されており大きなお腹をしていた。
どうされているだろうか?
きっと幸せに満ち溢れた日々を過ごされているだろう。
・・・・先生の笑顔が浮んだ。
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