カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~ROCK ON~

2010年05月04日 19時59分59秒 | 映画 / MOVIE
昨日アルジュン・ラムパールの事を記事を書いたが、
書きかけて放置していた記事をリライトしてみた。

上部写真の右上のバンダナがアルジュン・ラムパール。

                         

これは・・昨年の7月2日、インドへ移住する際に利用した、
エアインディアの機内で上映されていたヒンディー映画。

なんと私の大好きなアルジュン・ラムパールが出演しているではないか!!
なんたる必然、なんたる幸運。
私は運命論者で、しかもプラス思考なので、
これはインドが私を歓迎してくれている証拠と受取った。



<ストーリー> 

昔々ある所に音楽に打ち込んでいる若者がおったそうな。
青春時代の真ん中で、若さの限りの情熱をぶつけていた。

マジックと言う4人組のロックバンドは、
コンクールに優勝しレコーディングのチャンスを得た。
ところがプロデュースをめぐりボーカルとギタリストが大喧嘩。
バンドは解散してしまう。

 十年が経ち、音楽を演っていた事すら忘れて、
ビジネスマンとして成功している者もいた。
ボーカルのアーディティヤだった。

 いまだに音楽を続けているのがギターのジョー。
(う~ん、長髪のアルジュンも素敵
彼は当時のガールフレンドを結婚して家庭を持っていたが、
音楽を続けているお陰で貧乏だった。

                         

ある時、アーディティヤの婚約者が昔のバンド時代の写真や譜面を見つける。
そして彼に問うが、彼は全く関心を示さなかった・・・。
いや彼は・・・昔の仲間たちと関係する事を避けているようだった。
成功している彼にとって、昔の事は汚点でしかないように思っているようだった。

しかし・・・ドラムのKDや他のメンバーと会い音楽を思い出す。
4人はセッションを重ねるうちに、
眠っていた情熱が再び燃え上がっていくのだった。

 また、キーボードのロブは脳腫瘍をわずらっており、
いつ死んでもおかしくないような状態だった。
彼の最後の思い出のためにも、4人はコンクールへの出場を決めるのだった。

コンクールの日、ジョーは家族のために仕事に向かわねばならなかった。
マジックの演奏の順番がめぐって来たが、
ジョーは仕事へ向かうタクシーの中にいた。

ギターなしで3人で演奏を始めるマジック。
その演奏がタクシーのラジオから流れれ出した。
たまらずに家族との約束を破り会場へ向かうジョー。

マジックの演奏はすでに終了し機材を片付け始めた所へ、
ジョーがギターを弾きながら登場し、そして4人そろって演奏を始める。
10年前に戻ったように。10年間のブランクを埋めるように、
その情熱の限りをぶつけた。

 2ヶ月後にロブは亡くなってしまった。
KDとアーディティヤは音楽会社を立ち上げた。
そしてアーディティヤは自分の息子にロブと名づけた。


 2008年に公開されたこの映画、
米アカデミー協会図書館入り!の快挙を成し遂げていたそうだ。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インド映画】~オーム・シャンティー・オーム~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする