3000年前から東インドのオリッサ州に伝わる
生きた彫刻とも呼ばれる古典舞踊オディッシーを観に行った。
(オリィッシーともオリッシーとも言われる。)
オリッサ州ブバネシュワール在住である小野雅子さんの公演が、
デリーであるとの知らせをプリー在住のMさんより受けた。
調べてみると会場(インディア・ハビタット・センター)は、
我が家の近所であった。徒歩30分。
インドに移住して初めての伝統芸能鑑賞であった。
小野雅子さんは1996年よりバンガロールでオディッシーを学び、
2007年には日本人初のインド政府公認のオディッシーダンサーとして登録され、
なんでも小泉首相にも披露したという腕前の持ち主だそうである。

オディッシー舞踊の特徴は、左右不均衡な姿勢をとるところにあり、
膝・腰・首のところで折り曲げて作る姿勢「トリバンガ」は、
オリッサ州の寺院にある女神の立像と同じスタイルである。

演奏は、プラサント・マハラナ(両面太鼓)、
キラン・クマール・シャルマ(フルート)、
バララーム・チャンド(バイオリン)、
プラサント・クマール・ベヘラ(ヴォーカル、ハルモニウム)だった。

一言で言うと素晴らしかった。
文字にするとその十分の一も伝わらなくなってしまうのだが、
インドに10年以上も住んでいる人は本物以外の何者でもない。
って言うか・・本物でなければ10年以上も住めない。
とにかく踊りにゆとりがある。
決して全きり精一杯の力で演じていない。
それは手を抜いていると言う事ではなく、
余裕を持って100%を演じている、と言う事だ。
最初の数分間でそれが解った。この人は凄い。
日本人で初めてインド政府公認になっただけの事はある。
って言うか、本物が解るインドも凄いぞ。
モークシャ(涅槃)と言う最後の演目で、
舞踊でも涅槃に達する事ができる事を知った。
とにかく・・・・この人は凄い。
日本公演があったら、みなさんにも見てもらいたい。
≪ 関連記事 ≫ 
「ヒマーチャル・プラデーシュ舞踊公演」
オディッシー舞踊公演
マニプリ舞踊公演
モヒニアッタム舞踊公演
カタック舞踊公演
『四大インド古典舞踊』
オリィッシー舞踊公演
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(オリィッシーともオリッシーとも言われる。)
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2007年には日本人初のインド政府公認のオディッシーダンサーとして登録され、
なんでも小泉首相にも披露したという腕前の持ち主だそうである。

オディッシー舞踊の特徴は、左右不均衡な姿勢をとるところにあり、
膝・腰・首のところで折り曲げて作る姿勢「トリバンガ」は、
オリッサ州の寺院にある女神の立像と同じスタイルである。

演奏は、プラサント・マハラナ(両面太鼓)、
キラン・クマール・シャルマ(フルート)、
バララーム・チャンド(バイオリン)、
プラサント・クマール・ベヘラ(ヴォーカル、ハルモニウム)だった。

一言で言うと素晴らしかった。
文字にするとその十分の一も伝わらなくなってしまうのだが、
インドに10年以上も住んでいる人は本物以外の何者でもない。


決して全きり精一杯の力で演じていない。
それは手を抜いていると言う事ではなく、
余裕を持って100%を演じている、と言う事だ。
最初の数分間でそれが解った。この人は凄い。
日本人で初めてインド政府公認になっただけの事はある。
って言うか、本物が解るインドも凄いぞ。

舞踊でも涅槃に達する事ができる事を知った。

日本公演があったら、みなさんにも見てもらいたい。


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