カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

アメーバ赤痢、その②。

2012年01月09日 22時45分59秒 | 病気 / SICK
本日の記事内容は・・・
病気の症状に伴う直接的な表現があるので、
お食事中の方はお食事の後にお読みください。


Amebic Dysentery (Epidemics)
クリエーター情報なし
Rosen Pub Group


 実は私・・・アメーバ赤痢だった。
 (すでに過去形ですので、ご安心を。)

一時帰国の2週間ほど前から気になる自覚症状があった。
日中動いている間はあまり感じられなかったのだが、
仕事を終えて帰宅した時点から変な感じが・・・・。

便意があるのだが、 トイレに行くと出ないのだ。
この状態は睡眠中に顕著に現れ、
1時間おき位に目覚めてトイレに通った。

 後から思えば、これは直腸の便意を司るセンサーの周囲に、
 赤痢アメーバ原虫が寄生したために、
 センサーが便と勘違いをして脳に指令を送っていたのだった。
 だから・・・便意があっても出ないのであった。

その症状が3~4日続いた後、粘血便が出た。
鮮血ではなく、黒色のタール便でもなく、
 イチゴジャムのような形状の粘血便である。

最初に粘血便が出て、排便の後、最後にも粘血便が出た。
便に混じっている感じはなかった。

 鮮血であれば痔を疑い、タール便であれば、
胃や十二指腸など上部位からの出血が疑われる。
私は胃癌の経験者だけに、そのあたりは敏感である。

しかし・・・どちらでもなかったので、
細菌性の大腸炎または最悪の場合、直腸癌かと思った。
胃癌が完治したと思ったら・・今度は直腸癌か・・・と。

胃癌の場合転移しやすいのは、すい臓、肺、肝臓であるが、
大腸や直腸も皆無ではあるまい・・・。

大腸癌と直腸癌の経験者(私の周りに数人いる。)の話によれば、
全員が慢性的な便秘症であったので、
もともと便秘とは全く無縁の私は該当しないように思えた。

発熱もなく水様便ではなかったので赤痢やコレラは疑わなかった。

                              

帰国中に行った検査の結果では、全く問題がなかったので
この症状を白状したところ、検査することになった。

検査の最初は、直腸の触診である。
これで、まずは痔でない事が判明した。

 そうなると・・・もっと奥からの出血している事になる。
それを調べるには、大腸内視鏡検査しかない。

運良く日本の滞在期間中に検査ができるとの事であった。
しかし私の食い倒れスケジュールはフルに入っており、
検査の前日も当日も会食(という名の飲み会)があったのだが、
健康第一であるからして、友人たちに緊急連絡を入れた。

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アメーバ赤痢、その①。

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コメント (2)
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