本日の記事内容は・・・
病気の症状に伴う直接的な表現があるので、
お食事中の方はお食事の後にお読みください。
実は私・・・アメーバ赤痢だった。
(すでに過去形ですので、ご安心を。)
一時帰国の2週間ほど前から気になる自覚症状があった。
日中動いている間はあまり感じられなかったのだが、
仕事を終えて帰宅した時点から変な感じが・・・・。
便意があるのだが、
トイレに行くと出ないのだ。
この状態は睡眠中に顕著に現れ、
1時間おき位に目覚めてトイレに通った。

後から思えば、これは直腸の便意を司るセンサーの周囲に、
赤痢アメーバ原虫が寄生したために、
センサーが便と勘違いをして脳に指令を送っていたのだった。
だから・・・便意があっても出ないのであった。
その症状が3~4日続いた後、粘血便が出た。
鮮血ではなく、黒色のタール便でもなく、
イチゴジャムのような形状の粘血便である。
最初に粘血便が出て、排便の後、最後にも粘血便が出た。
便に混じっている感じはなかった。
鮮血であれば痔を疑い、タール便であれば、
胃や十二指腸など上部位からの出血が疑われる。
私は胃癌の経験者だけに、そのあたりは敏感である。
しかし・・・どちらでもなかったので、
細菌性の大腸炎または最悪の場合、直腸癌かと思った。
胃癌が完治したと思ったら・・今度は直腸癌か・・・と。
胃癌の場合転移しやすいのは、すい臓、肺、肝臓であるが、
大腸や直腸も皆無ではあるまい・・・。
大腸癌と直腸癌の経験者(私の周りに数人いる。)の話によれば、
全員が慢性的な便秘症であったので、
もともと便秘とは全く無縁の私は該当しないように思えた。
発熱もなく水様便ではなかったので赤痢やコレラは疑わなかった。

帰国中に行った検査の結果では、全く問題がなかったので、
この症状を白状したところ、検査することになった。
検査の最初は、直腸の触診である。
これで、まずは痔でない事が判明した。
そうなると・・・もっと奥からの出血している事になる。
それを調べるには、大腸内視鏡検査しかない。
運良く日本の滞在期間中に検査ができるとの事であった。
しかし私の食い倒れスケジュールはフルに入っており、
検査の前日も当日も会食(という名の飲み会)があったのだが、
健康第一であるからして、友人たちに緊急連絡を入れた。
≪ 関連記事 ≫ 
アメーバ赤痢、その①。
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(すでに過去形ですので、ご安心を。)
一時帰国の2週間ほど前から気になる自覚症状があった。
日中動いている間はあまり感じられなかったのだが、
仕事を終えて帰宅した時点から変な感じが・・・・。
便意があるのだが、

この状態は睡眠中に顕著に現れ、
1時間おき位に目覚めてトイレに通った。



赤痢アメーバ原虫が寄生したために、
センサーが便と勘違いをして脳に指令を送っていたのだった。
だから・・・便意があっても出ないのであった。
その症状が3~4日続いた後、粘血便が出た。
鮮血ではなく、黒色のタール便でもなく、

最初に粘血便が出て、排便の後、最後にも粘血便が出た。
便に混じっている感じはなかった。

胃や十二指腸など上部位からの出血が疑われる。
私は胃癌の経験者だけに、そのあたりは敏感である。
しかし・・・どちらでもなかったので、
細菌性の大腸炎または最悪の場合、直腸癌かと思った。
胃癌が完治したと思ったら・・今度は直腸癌か・・・と。
胃癌の場合転移しやすいのは、すい臓、肺、肝臓であるが、
大腸や直腸も皆無ではあるまい・・・。
大腸癌と直腸癌の経験者(私の周りに数人いる。)の話によれば、
全員が慢性的な便秘症であったので、
もともと便秘とは全く無縁の私は該当しないように思えた。
発熱もなく水様便ではなかったので赤痢やコレラは疑わなかった。






帰国中に行った検査の結果では、全く問題がなかったので、
この症状を白状したところ、検査することになった。
検査の最初は、直腸の触診である。
これで、まずは痔でない事が判明した。

それを調べるには、大腸内視鏡検査しかない。
運良く日本の滞在期間中に検査ができるとの事であった。
しかし私の食い倒れスケジュールはフルに入っており、
検査の前日も当日も会食(という名の飲み会)があったのだが、
健康第一であるからして、友人たちに緊急連絡を入れた。


アメーバ赤痢、その①。
