カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ヴィッキー・ドナー~

2012年05月02日 23時06分59秒 | 映画 / MOVIE
会社の同僚で独身のV君とD君が私の席にやって来た。

 「サントーシーさん、映画を見に行きませんか?」

彼らは映画や飲み会や旅行などを企画して時々誘ってくれる。

 「何の映画
 「ヴィッキー・ドナーって言うんですけど。」
 「どんな映画
 「あの・・・その・・えーーと・・・」口ごもる二人。

シャイなV君は顔に手を当てちょっと赤くなり、
純朴なD君も汗をかいている。
 (まぁ彼は太ってるので、だいたい汗ばんでるのだが。)
 こらこら、誘いに来たのだから、ちゃんと説明したまえ。

 「ヴィッキーは人の名前 ドナーは提供者の事
(インド映画のタイトルは英語とヒンディー語の合成もあるので確認。)
 「そうです。」
 「で、なんのドナー

もじもじしている二人を見かねた隣の席のDさん(既婚男性)が
「男の×××(何語か不明)」
Gさん(既婚男性)がニヤニヤしながら、
 「子供のできない夫婦のために協力するのです。」と助け舟を出した。

こう見えても私の想像力(妄想力)はすさまじい。
ドナー、男の×××、子供のできない夫婦に協力・・・
まぁだいたい解かった。(誰にでも想像可能か

Dさんが私のPCに単語を打ち込んだ。
日本語の単語が解からなかったらしい。
そこには英語でこう打ち込まれていた「精子バンク」。

独身のV君とD君が口ごもるわけである。
 (うひょっ、かわいいなぁ・・・・。)

私の同僚はみな日本語が堪能なので、
Gさんレベルの事は簡単に説明できる。

しかし、インドでは男女交際が自由でないため、
結婚相手は両親が決めると言うのが未だに主流であり、
結婚までは純潔を守ると言う男女が多い。
という訳で独身の二人には恥ずかしかったのだ。

まぁ最近は都会では恋愛結婚が増えてきたそうだが、
それでも首都デリーで30%程度らしい。
 ちなみにインド人は夫婦である事を証明できないと、
インド国内ではホテルの同じ部屋に宿泊できない。



で・・・・観に行ったのだが、なんと満席。
だ・か・ら・・・予約しようって、言ったじゃん。
もうインド人は、行き当たりバッタリなんだから。

と言う事で・・もし観たら追記します。

   にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする