せっかく一時帰国しているのだから、
その期間中に好カードがあれば見たい。
今回はキックボクシングからボクシングへ転向した逸材、
久保賢司選手の第2戦目を見に行った。
キックボクシングでの戦績は26戦21勝(13KO)5敗。
デビュー戦では、WBAバンタム級のランカーで亀田興毅に挑戦した、
ノルディ・マナカネ(インドネシア)と戦い、
3-0(60-58、59-55、60-54)の判定勝ちを収めた。
通常デビュー戦で世界ランカーとの対戦はあり得ない・・・。
そして戦目の相手は、フィリピンのレイ・ミグレノ選手。
WBCフライ級20位、WBC同級のインターナショナル王者でもある。
41戦18勝(16KO)20敗3分と負け越してはいるものの、
あのポンサクレック・ウォンジョンカム選手を
たった3ラウンドでKOしているハードパンチャーである。
この試合は賞金マッチで、
2ラウンドまでにKOした場合は30万円、
4ラウンドまでだと20万円、6ラウンドまでだと10万円が贈られる。
久保 賢司(角海老宝石) レイ・ミグレノ(フィリピン)
1勝 18勝(16KO)20敗3分
写真左側:黒色のトランクスが久保選手。
写真右側:青色のトランクスがミグレノ選手。
1ラウンド:ミグレノ選手はやる気満々、体重の乗ったパンチを繰り出し前進。
スピードもありパンチも多彩。久保選手も勇敢に迎え撃つが被弾多く、
スリップ判定に救われるが右フックがテンプルに当たっていたように見えた。
(久保選手:9-10:ミグレノ選手)
2ラウンド:久保選手は被弾しても笑みを浮かべ余裕があるようにも見えるが、
ミグレノ選手が優勢。久保選手はマットに片膝を着いたように見えたが、
ダウンのコールはなし。攻め込まれても一歩も引かず打ち合う気持ちが見えるが、
効いてきているようで足に来ている。
(久保選手:9-10:ミグレノ選手)
3ラウンド:ミグレノ選手は久保選手のパンチが当たっても効いた素振りも見せずに、
力一杯パンチを振って前進。さすがの久保選手もクリンチに逃げた。
その後のワンツーで久保選手がダウン。なんとか立ち上がるが、
2分丁度、レフェリーが試合をストップした。
物は考えようであるが・・・
ダウンを取られる事で8秒位は試合が止まる。
(ポイント的には2点劣勢になるのだが)
冷静さを取り戻す事もあるし、試合の流れが途切れる事もある。
これはタラレバだが・・・
1ラウンドと2ラウンドに久保選手がダウンを取られていたら・・・
どうだろか・・・
まぁそれでも流れは変わらなかったかもしれないか。
普通に考えてみれば・・デビュー戦、2戦目と
世界ランカー相手に完勝できるほどボクシングは甘くない。
しかしながら久保選手のファイティング・スピリットは十分に伝わったし、
強い相手に全く怯む事無く立ち向かった事には敬意を表したい。
これで勝負に勝つためには我武者羅に真っ向から戦う事だけではなく、
冷静に勝負所を見極める事や相手の攻めをかわしたり、
流れを攫む事も必要な事が分かったのではないかと思う。
負けはしたが決して無駄にはならない。
さらに上に行くために必要な試合だったと思った。
顔を上げて胸を張れそして前進あるのみ
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その期間中に好カードがあれば見たい。
今回はキックボクシングからボクシングへ転向した逸材、
久保賢司選手の第2戦目を見に行った。
キックボクシングでの戦績は26戦21勝(13KO)5敗。
デビュー戦では、WBAバンタム級のランカーで亀田興毅に挑戦した、
ノルディ・マナカネ(インドネシア)と戦い、
3-0(60-58、59-55、60-54)の判定勝ちを収めた。
通常デビュー戦で世界ランカーとの対戦はあり得ない・・・。
そして戦目の相手は、フィリピンのレイ・ミグレノ選手。
WBCフライ級20位、WBC同級のインターナショナル王者でもある。
41戦18勝(16KO)20敗3分と負け越してはいるものの、
あのポンサクレック・ウォンジョンカム選手を
たった3ラウンドでKOしているハードパンチャーである。
この試合は賞金マッチで、
2ラウンドまでにKOした場合は30万円、
4ラウンドまでだと20万円、6ラウンドまでだと10万円が贈られる。
久保 賢司(角海老宝石) レイ・ミグレノ(フィリピン)
1勝 18勝(16KO)20敗3分
写真左側:黒色のトランクスが久保選手。
写真右側:青色のトランクスがミグレノ選手。
1ラウンド:ミグレノ選手はやる気満々、体重の乗ったパンチを繰り出し前進。
スピードもありパンチも多彩。久保選手も勇敢に迎え撃つが被弾多く、
スリップ判定に救われるが右フックがテンプルに当たっていたように見えた。
(久保選手:9-10:ミグレノ選手)
2ラウンド:久保選手は被弾しても笑みを浮かべ余裕があるようにも見えるが、
ミグレノ選手が優勢。久保選手はマットに片膝を着いたように見えたが、
ダウンのコールはなし。攻め込まれても一歩も引かず打ち合う気持ちが見えるが、
効いてきているようで足に来ている。
(久保選手:9-10:ミグレノ選手)
3ラウンド:ミグレノ選手は久保選手のパンチが当たっても効いた素振りも見せずに、
力一杯パンチを振って前進。さすがの久保選手もクリンチに逃げた。
その後のワンツーで久保選手がダウン。なんとか立ち上がるが、
2分丁度、レフェリーが試合をストップした。
物は考えようであるが・・・
ダウンを取られる事で8秒位は試合が止まる。
(ポイント的には2点劣勢になるのだが)
冷静さを取り戻す事もあるし、試合の流れが途切れる事もある。
これはタラレバだが・・・
1ラウンドと2ラウンドに久保選手がダウンを取られていたら・・・
どうだろか・・・
まぁそれでも流れは変わらなかったかもしれないか。
普通に考えてみれば・・デビュー戦、2戦目と
世界ランカー相手に完勝できるほどボクシングは甘くない。
しかしながら久保選手のファイティング・スピリットは十分に伝わったし、
強い相手に全く怯む事無く立ち向かった事には敬意を表したい。
これで勝負に勝つためには我武者羅に真っ向から戦う事だけではなく、
冷静に勝負所を見極める事や相手の攻めをかわしたり、
流れを攫む事も必要な事が分かったのではないかと思う。
負けはしたが決して無駄にはならない。
さらに上に行くために必要な試合だったと思った。
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