カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

今日のカレー(No.237) ~ 砂の岬 ~(桜新町)

2013年07月15日 21時44分59秒 | カレー / CURRY
日本人の若いご夫婦がやっている店。
当初は火曜日と水曜日が定休日だったのだが、
仕込みの為に月曜日も休みになったらしい。

この心意気に感動した。
自分が満足できない料理に客が満足できるわけがない。
こう言うプライドが料理人には必要だと思う。

またメニューの後ろの方にあったこの文章にも感動。
気持ちがしっかりとしていて、料理人として大切にしている物が解る。
若いのに感心、感心。これは期待が持てそうである。



           

住 所:東京都世田谷区新町2-6-14
電 話:03(6225)2640
最寄駅:東急田園都市線 桜新町駅

<食したメニュー>



カレー2種盛 1330円 、チャイ 550円、
チャイのチーズケーキ 550円、インドビール 650円

コーヒーなども10~15分かかるようで、
食後に飲みたい場合は最初に注文するように書かれている。
     
<店内の雰囲気>

カウンター4席、2人×2席

こじんまりとした店内。奥様の笑顔に出迎えられながら入店。
インドっぽいインテリアだが音楽は違うな・・・
違う・・・の意味はマッチしていない、ではなく、
インド音楽ではない。と言う意味。

2人で丁寧な料理を提供し満足のいく接客をする為には、
この位のキャパシティでいっぱいなんだろうと思う。
これは三軒茶屋のシヴァ・カリー・ワーラーにも言える事。

<感想と評価>

注文してから料理が出てくるまで20分程度かかるのだが、
これは注文を受けてからジックリ手間をかけて作っているからである。
美味しい物を食べられるなら、待ちますとも。

その間、ビールなど飲んで、
ディスプレイしてある本など読みながら待つ。



ライスの左側、奥がチャナとブラック・チャナの和物、
手前がマンゴーと人参のアチャール。中央にパパド、
上部左側がキャベツの和物、中央がマドラス・チキン・カレー、
右側がアレッピー・フィッシュ・カレー。

 チキン・カレーは若干の酸味もあるが、
スッキリとした辛味が心地よい。
マドラス(チェンナイ)でチキン・カレーを食べた事がないので、
そのあたりは良く判らない。

 フィッシュ・カレーも同じでアレッピーには行った事がないため、
このような味なのかは判らないが、
酸味が強く感じられるがカレーとして違和感はない。
ラッサムに魚が入っているような感じである。

マスタードシードがたっぷり入っているが、
どちらも辛さはそれほどでもない。
また南インドのカレーであるので、油っこい感じもしない。
付け合せも特別な感じはしないが、とても良くできている。



カレーに満足したので・・・・
ついうっかりチャイとケーキまで注文してしまった。
インド在住のため、今度はいつ行けるか分からないし。

ケーキは下半分がタルト状になっており、
オレンジピールがアクセントになっている。
上部は紅茶の苦味とチーズの酸味が絶妙にマッチ。
ピスタチオがけのクルフィも添えられていた。
こちらも実に丁寧な仕上がりで手抜きなし。
チャイは甘さは強くないのだが、紅茶が濃い。

 値段だけを見ると高い感じがするのだが、
味わってみれば高いと思えなくなってしまう。
それほど満足できるし完成度が高い。

 評価は◎(日本の若者も頑張っているなぁ。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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コメント
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