老いない体をつくる「骨の力」 ―骨博士が語る「老いの覚悟」 | |
鄭 雄一 | |
主婦の友社 |
私は乳癌の手術の後、放射線治療を受け、
今はホルモン療法を行って約1年が経過している。
だからビタミンDと骨密度に関しては健常者以上に気にしているのだ。
で、都合よく会社で任意の検査があったので申し込んでみた。
まぁインドなのでどこまで信用できるか・・・
そこはかなり疑問なんだけど。
骨密度検査は日本であれば踵で行うのが一般的だが、
インドでは何故か脛で行われた。
結果は問題なしだった。
同僚達の結果を見た所では、
ベジタリアンの人に骨密度が低い人が多かった。
ミルクやヨーグルトなど乳製品を日常的に採っていてもだ。
続いてはビタミンD検査である。
こちらは採取した血液を元に調べて、後で結果が解る。
私はインドのほとんどの事を信用していないのだが、
こと採血に関しては信用している方だ。
その理由だが・・・私の血管は非常に解りにくい。
日本でもほとんどの医師や看護師、
検査担当者がそう言うので、そうなのであろう。
確かに外側から見ても血管の位置が見えない。
だが今までインドで何回も血液を採取されたが、
文句(苦情・弱音・いいわけ)を聞いた事はない。
言っても伝わらない・・・と言うのは置いておいて。
みな、一様にすんなり採取しているので、
難しくはないのであろう。
インド人は私より肌の色が濃いし肥えてる人が多いので、
血管など外側から見えないのが普通だろう。
だから、肌の色が白く痩てて外側から察しがつく、
私の腕なら難しくないのだろうと思っている。
健康診断などの数値は担当した検査機関で異なる事は、
以前から知っていた。
検査機関が集計するデータによって若干違うのである。
つまり受診する病院によって正常・異常の結果が違うのである。
毎回同じ病院を利用すれば検査機関が同じだろうから、
だいたいの結果も同じであろう。
しかし、毎回違う病院で検査を受けたとしたら・・・
異常・正常の判断は違うものになっているのだ。
で、私はインド在住5年であるから、
日本人であっても(たとえ日本で受診したとしても)、
インド人の基準で判断した方が正しいように思う。
前置きがながくなったが、ビタミンDの基準値は、
日本は世界基準と異なっている。
日本であれば、血中25-OH-Dの基準値は15~40ng/mLが正常、
しかし世界基準であれば30以下はやや不足となる。
インド基準だと29以下が不足だそうで・・・
0.4不足だったわ。
にほんブログ村