
アイホーレはバーダミから30Kmほどで、
バスを利用するのだが日に4便しかない。
そのバスはパッタダカルを経由して、
アイホーレの先の町まで行き折り返して来るのだが、
この間でアイホーレを見学するのは時間的に無理だ。
まずはアイホーレへ行ってオートリクシャーでパッタダカルへ戻り、
パッタダカルからバーダミまでバス(30分毎に1本、17Rs)で戻るのが良い。
ちなみにアイホーレからパッタダカルまでのオートリクシャーは、
交渉して1台150Rsだったので、フランス人のお爺さんとシェアした。
バーダミ発のバスは、7:30、13:45、18:00、21:00の4本。
所要時間1時間10分、34Rs(約63円)
想像を絶する・・・かなりの悪路であった・・・・・。







6~8世紀に栄えたチャルキヤ王朝時代の宗教の中心地がパッタダカル、
政治の中心地がバーダミ、産業と教育の中心となったのがアイホーレだ。

入場料は100Rs(約187円)だが、
チケットのチェックは最初のドルガー寺院の一帯だけ。



馬蹄形をした珍しい形のドルガー寺院。
入口から左側の写真のように見えてくるが、
向こう側が正面のようだ(右側)。


壁の彫刻が見事であった。
ドルガー寺院の左側にあるの木造建築を模して作られたラドカーン寺院。
透かし彫りの窓が美しい。
ラド・カーンとはこの寺が発見された時に住んでいた修行者の名前らしいのだが、
カーンってイスラム教徒かなぁ




奥にある博物館は別料金で5Rsだが、
最初のチケット売り場で一緒に買う必要がある。
なんてケチ臭いのだろう・・と思ったので入館しなかった。
村の中に遺跡が散らばっており、主な所を歩くと


全体の広さはかなりのものがあるが、
行ってみて良かったのは、石窟寺院のシヴァ・コンプレックス。



石窟の右側の上部の石を正面から見たのが右側の写真。
私にはマハーバリプラムのクリシュナのバターボールに見えた。

シヴァ寺院であるのでリンガがある。
右側はリンガの先端部分・・・・(



未完成らしく、これは掘っていた途中で止めてしまった窟。

後はよほどの遺跡好きの人でなければ行かなくともいいかもしれない。
これはっ



もう寺院はご馳走様でした・・状態では、
そのあとのパッタダカルがありがたく思えなかった。
ただ全体を通して言えるのは、
パッタダカルは一つの場所にまとまって寺院があり見やすい。
しかし規模から言えばアイホーレも世界遺産級である。

ドルガー寺院前に飲料やスナックを売る店があるだけである。
