カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~カトラン~

2021年05月03日 21時59分59秒 | 映画 / MOVIE

2018年の作品、タイトルはヒンディー語で「切れ端」。
離婚しようとしている結婚35年の夫婦の話。

  <ストーリー> 

床に落ちて割れた花瓶をメイド(イシカ・デイ)が片付け、
主人(ピューシュ・ミシュラ)に声をかける。主人は妻(アルカ・
アミン)に車が来た事を告げる。主人は妻に鍵をかけるよう言うが、
妻はさっさと出て行ってしまう。仕方なく鍵をかける主人。
妻が何かを取りに戻って来るが会話もなく鍵を床に落とす主人。
そしてタクシーに乗り込む。

タクシーの中で二人は喧嘩を始める。かかって来た電話を無視して
いた運転手(ラージクマール・カノジア)だが、二人のせいで、
電話にキレ始める。

弁護士(ラジェンドラ・チャウラ)に離婚したい理由を問われ
二人は同時に話し始める。「私は銀行で35年間仕事をしてきたが、
この無学の女は・・・。」「毎日が喧嘩なんです。」

夫の父親が決めた結婚であった。弁護士に話をする二人に、
入れ替わり立ち代わり娘から電話が入り離婚を止めようとする。

娘がバンガロールに住んでおり、息子はアメリカにいる。
資産は・・・・二人は感情的になり収拾がつかない。

帰宅した二人・・・。別々の部屋で物思いにふける。すると・・・
物音がして二人は部屋から出て行く・・・。
台所で小麦粉の缶が床に落ちており粉が散乱している。
二人は顔を見合わせる・・・・無言・・・・。

花瓶に花が活けてある。そよ風に花がなびいている。

 このエンディングだと、二人はやり直したのだと思われる。
 お互いに思いやりも持たず、相手を責めるだけ責めて、
 あの一瞬でやり直す事が出来るのだろうか? 謎。

コメント
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