カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~マーダー~

2021年05月09日 22時07分59秒 | 映画 / MOVIE

2004年の作品、タイトルは「殺人」。もともとは
1969年のフランス映画「不貞の女」のリメイク版であった
2002年のアメリカ映画「運命の女」のリメイク版。主演は
ダイアン・レインとリチャード・ギア。
この後、マーダー2、マーダー3とシリーズ化され、
主演のイムラン・ハシミの出世作になった作品。

もともとはバット一族の助監督として働いていたが俳優になり、
その後もバット一族のホラー、サスペンス映画の常連である。
ちなみにイムランは身長168cm、マリカが164cm、
アシュミト・パテルが180cm。

  <ストーリー> 

舞台はバンコク、警察が女性を追い逮捕する。逮捕された
シムラン(マリカ・シラワット)は供述を始める。

5年前、シムランは夫スディール(アシュミト・パテル)の
仕事の関係で息子カビールとバンコクへ引っ越してきた。
あるスコールの日、シムランは街中でサニー(イムラン・
ハシュミ)とぶつかる。

スディールはシムランの亡くなった姉ソニアの夫であり、
カビールの母親になるためにスディールと結婚したのだった。
夫婦の間には愛はなかった。シムランがサニーと逢瀬を
重ねるようになるとスディールは探偵を雇って二人の
浮気の現場の写真を撮らせる。

浮気がバレたシムランはサニーと別れようとするが、
心うらはらで溺れて行くのだった。やがてサニーはシムランの
自宅にストーカーのように現れるようになるト、シムランは
恐怖を覚えるようになる。そしてカビールの為にも別れようと
サニーの所に行くが、サニーが別の女ラディカとも付き合って
いる事を知り逆上する。そしてなだめようとするサニーを
刺し殺してしまった・・・。

 別れようとして行ったのに他の女を見て逆上って・・・。

警官はシムランの話を聞き、嘘をついていると言い、
隣の取り調べ室にいるスディールを指し、彼が真犯人だと言う。

スディールが供述を始める。シムランの浮気を知ったスディールは、
インドへ出張に行く事にし探偵と会っていた。サニーが複数の女性と
関係を持っている事を聞いたスディールはサニーの家に行き、
シムランと別れるように頼む。サニーはスディールより前から、
シムランを知っていると言い挑発した上に冒涜した。スディールは
サニーと乱闘になり撲殺してしまった。

スディールは室内の証拠を隠滅し死体をカーペットに巻いて、
車で運び出して、自宅の裏に埋めた。

後日、警官がシムランの所へ捜査にやって来る。サニーが失踪し、
GFのラディカの話からシムランが浮上したと言う事だった。
警官はシムランに夫の事を聞き込み、家からCDを盗み出す。
シムランはスディールにサニーが失踪した事を問いただし、
スディールは怒ってシムランを叩く。

スディールがサニーの死体を埋めた後、何者かが重機で自宅に
突っ込んでくる。そこにはサニーの死体と一緒に埋めたはずの
血塗られた洋服がカーペットに巻かれていた。そしてサニーの死体を
埋めた場所には死体はなかった。

スディール家族はインドへ逃げようと空港へ向かい
シムランは現金を引き出すために車で銀行へ向かう途中で、
警察に逮捕されてしまったのだった。

警察はスディールが真犯人だとして逮捕し、シムランを釈放した。 
しかし肝心のサニーの死体が見つからない。警察はラディカを
重要参考人として呼ぶ。シムランが自宅に帰ると突然サニーが現れる。
サニーはシムランを自分のものにするために芝居を打ち、
スディールを殺人犯として投獄させようとしていたのだった。

死んだふりをしていたサニーは埋められた後、共犯ラディカによって
掘り起こされたいた。執拗にシムランを追いかけるサニー。

スディールは護送途中で脱走しシムランの元へ駆けつけ、
サニーと格闘になる。サニーはスディールの背後から襲い掛かるが、
警官によって射殺される。

 フランス映画「不貞の女」もアメリカ映画「運命の女」も
 観ていないので何とも言えないが、全体的な暗さ(ストーリー、
 画面)とラブシーンの多さがフランス映画っぽい感じだった。

コメント
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