WBOバンタム級10位 WBAバンタム級4位
那須川 天心(帝拳) ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)
3勝(1KO) 17勝(7KO)2敗1分
(あくまでも)見た感じやってくれそうなロドリゲス選手。
那須川選手の進化も楽しみである。
写真左側:右構えがロドリゲス選手。
写真右側:左構えが那須川選手。
1ラウンド:落ち着いて出方を見る両者。那須川選手のワンツー。
ロドリゲス選手はガードを上げて見ている。那須川選手の
スピードのあるワンツー。
(那須川選手:10-9:ロブレス選手)
2ラウンド:ロドリゲス選手はガードを上げフェイントをかけて揺さぶる。
那須川選手のワンツー、左ストレートが当たりロドリゲス選手の腰が落ちる。
(那須川選手:10-9:ロブレス選手)
3ラウンド:ロブレス選手は那須川選手の動きが読めないのか、
ほとんど手が出せない。那須川選手は右ジャブから左アッパー、左アッパー、
右フックと追撃し、最後は目の覚めるような左ストレートでダウンを奪うと、
レフェリーが試合を止めた。1分49秒、那須川選手のTKO勝利
ロドリゲス選手が手も足も出なかったのは、
那須川選手のスピードについて行けなかった事もあるが、
よけ感がいいために突破口が見いだせなかったのじゃないかと、
同行した元アマチュアの解説だった。
タイトルマッチを差し置いてこの試合がセミファイナルだったのは、
那須川選手の飛びぬけたセンスと人気、スター性であろう。
お客さんを呼べるといいうのはボクシング界のためにもなるし。
ビジネス的にも。