カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

縄文杉トレッキング その③

2025年02月03日 21時43分59秒 | 旅 / TRAVEL

この後は、三代杉(スタートから5.4km、標高740m)へ。

初代(一代目)の杉が朽ちた株の上に
二代目の種子が落ち発芽し成長したものを二代杉と呼ぶ。

こんな感じの二代杉はたくさんある。
一代目の太い幹の上に細い二代目が成長している。

三代杉は一代目、二代目が朽ちた上に三代目の種子が落ち
発芽し成長したものだから、実はこれもたくさんあるのだ。
一応、これが三代杉と呼ばれているものである。

上まで撮れなかったから土台の部分のみである。

こんな感じで一代目の根元は朽ちているため空洞がある。

次は仁王杉(スタートから6.5km、標高880m)である。
寺院にある仁王像には口を開いた「阿形(あぎょう)」像と、
口を結んだ「吽形(うんぎょう)」がある。

ここの杉にも阿形と吽形があったのだが、
吽形は台風で倒れてしまったと言う事で阿形しかない。

仁王杉から約1km進むと大株歩道入口がある。

この橋の先に進むとトイレがある。

この辺りから地面が雪に覆われているため、
滑り止めのアイゼンを登山靴に装着した。
絶対に滑らないわけではないけど、ないよりマシ。

橋のたもとを右側に進む。
ハート形の切り株で有名なウィルソン株までは600mだが、
約30分、100mの険しい登り道となる。

ウィルソン株はスタートから8.1km、標高1030m。

私の背後の切り株がウィルソン株である。
外見はちっともロマンチックではないのである。

1590年に豊臣秀吉が伐採を命じた杉の1本と言われている。
周囲が13.8mもある。
1914年にイギリスのウィルソン博士が調査した際に、
西洋文化圏に紹介されたためウィルソン株と言われている。

中は空洞になっており空が見える。
いろんな角度から見上げてみると・・・

こんなハート形に見える一角がある。

なお私のグループ10名中2名がここで脱落し下山した。

ここから縄文杉までは大王杉、夫婦杉を通り
2kmで180m登る。
2時間弱の最後のひと踏ん張りである。

 

 

 

 


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