カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

縄文杉トレッキング その④

2025年02月04日 21時44分59秒 | 旅 / TRAVEL

ウィルソン株から1kmほど行くと、
大王杉(スタートから9.2km、標高1200m)がある。

樹齢3000年で縄文杉が発見されるまで、
一番古い屋久杉だった。高さ23.7m、周囲は11.6m。

幹が割れている。いずれ朽ちてしまうだろう。

大王杉の100mほど先にあるのが、
夫婦杉(スタートから9.3km、標高1220m)。

樹齢1500年、高さ23,3m、周囲5.9mで、
3mほど離れた2本の杉の枝が10mの高さで繋がっているため、
夫婦杉と呼ばれている。ちなみに左側の細い杉がが妻。

ご覧の通り10cmほどの積雪がある。

この先の最終目的地の縄文杉までの距離は約700mで80m登る。
スタートから11km、標高1300mの所である。

鹿児島県とは思えないほどの一面の銀世界である。
新潟県の豪雪地帯の生まれの私には珍しくもなんともないが。
まさか屋久島でこんな体験をするなんて。

高さ25.3m、周囲16.4mとある。
1976年の測定で樹齢7000年以上とみられていたのだが、
その後の調査で何本かの杉が合体しているようだと言う事で、
4700年くらいだと言われている。

あいにくの雪の中、姿を現した縄文杉。
右側の枝が折れた時に測定したところ、
その枝が樹齢1000年だったところから、
まぁ太さから見て7000年と言われると、
そんな感じもする。

ちなみに展望台から近づく事はできないのだが、
その距離20mである。近づきすぎたら全貌は見えないし、
大きさも解りにくいのだろうけど。展望台の大きさが、
縄文杉と同じと言う事だからかなり大きい事が判る。

裏側に回ってみた。
樹齢4700年・・・・
4700回もの四季を過ごし、
何千何万回もの風雨風雪を生き抜き、
干ばつも耐え抜き、今ここに存在している。

高さ25.3m、周囲16.4mとあるが、
展望台から縄文杉までは20mほど離れているので、
大きさの実感はわかなかった。

これは若い杉であるが光合成の為に枝は同じ方向に伸びている。
枝に着地した苔類がまとわりついている。
枝はちょっと下向きに伸びている。

これは樹皮である。
やはり苔類と共に生きている。

復路は往路と同じルートを下る。
行きはトイレ休憩3回、座れる休憩所が昼食を含めて5回、
無理のないペースで5時間強かかった。

帰りは下りなので若干早く4時間半くらい。
真っ暗で見えなかった小杉谷集落跡も見られた。
見えなかったせいで恐怖のなかった欄干のない橋も数か所、
ちゃんと見えたが足元だけを見て集中して渡った。

屋久島のトレッキングコースでは最も長く難易度が高い。
縄文杉の先に高塚小屋と言う宿泊できる小屋もあるが、
宿泊設備はなく小屋だけなので宿泊する登山者は大荷物だった。
寝袋や食料は持参する必要がある。

 

 

 

 

 

 

 


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