2019発行の東野圭吾の推理小説、
刑事・加賀恭一郎シリーズの最新刊である。
が・・・主人公は加賀でなくの従弟の松宮脩平である。
弥生カフェと言う喫茶店のオーナーである花塚弥生が店で殺される。
聞き込みを開始した加賀と松宮だが、誰もが弥生を善人だと言い、
恨みをかっている情報はなかった。
一方、金沢。病気で死期を悟った旅館の主人が残した遺言書。
ここに意外な人物の名前が記されており、自分の子供として、
認知する事が書かれていた。
捜査線上に浮かんだのは弥生の元夫・綿貫と汐見と言う初老の常連客。
弥生は子供だ出来なかったと言う理由で離婚していた。
汐見は交通事故で二人の子供を亡くし途方に暮れていたが、
妻と話し合い不妊治療を経て娘を授かっていた。
しかし妻が病気で亡くなり娘との関係に悩んでいた。
その理由は・・・・
この2つの物語から家族とは何か?
いろいろ考えさせられる。
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