WBA世界Sフライ級チャンピオン IBF世界Sフライチャンピオン
井岡 一翔(志成) フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)
31勝(16KO)2敗1分 16勝(9KO)
写真左側:黒色のトランクスが井岡選手。
写真右側:白と青色のトランクスがマルティネス選手。
1ラウンド:両者共にガードを固めマルティネス選手が前進して左右を振るう。
井岡選手はガードして左ジャブからワンツー。マルチネス選手が力強く左右の
フックを振り、左アッパーを突き合げる。井岡選手が左ボディを当てると、
マルチネス選手の手が止まり下がり始める。さらに井岡選手の左ボディ。しかし
マルチネス選手は左右フックから左アッパー、右フック。
(井岡選手:10-9:マルティネス選手)
2ラウンド:マルチネス選手が左右フックを振って突進、左アッパー、右フック。
井岡選手は左ジャブからワンツー、左ボディを当てるが、マルチネス選手の
パワフルな攻撃に圧倒されてしまう。手数と有効打数でマルチネス選手が圧倒。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
3ラウンド:マルチネス選手が左右を振って前に出る勢いに井岡選手はガードするが
押されている。マルチネス選手の左アッパー、右ストレート。井岡選手は
ワンツー、左ボディ。マルチネス選手は左アッパーから右オーバーハンドを
叩きつける。井岡選手は左ボディを中心に攻めるが、マルチネス選手のパワーと
手数に下がり続ける。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
4ラウンド:ゴングと共にマルチネス選手が力強く前進して連打、井岡選手を
力で圧倒する。3分の前半を攻め、中盤は井岡選手に打たせて休み、最後に連打で
前進し印象付けポイントを取る効果的な作戦。3分の2はマルチネス選手が
攻めているのでこれを崩さない限りはポイントを取られてしまう。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
5ラウンド:井岡選手が前に出てワンツー。マルチネス選手が左右のアッパー、
右フック。井岡選手の左ジャブ、ワンツー、左ボディ。接近戦はマルチネス選手が
回転のよい連打で攻め勝つ。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
6ラウンド:井岡選手が左ジャブ、左ボディで前進。マルチネス選手の左右アッパー。
井岡選手の左アッパー、左フック。井岡選手も当てるがマルチネス選手の連打が
止まらない。井岡選手のボディ攻撃が効いているはずだが・・・。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
7ラウンド:井岡選手が左ジャブで前進、マルチネス選手は下がるが手数は止まらない。
左右のアッパー、フックを連打。井岡選手が右左ボディで攻めるが、
マルチネス選手は左フック、右ストレートを強烈に叩き込む。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
8ラウンド:マルチネス選手が連打しながら前進、井岡選手は右アッパーから
左ボディ。マルチネス選手は前進して左アッパー、右フック。井岡選手の
左ボディはガードされてしまう。マルチネス選手は手数で圧倒。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
9ラウンド:マルチネス選手が左右フック、井岡選手が前進して左ボディ、ワンツー、
右ボディ。マルチネス選手は脚を使ってかわし左右フック、左アッパー、右フック。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
10ラウンド:井岡選手が左ジャブで前進、マルチネス選手はワンツー、左右連打、
左アッパー。井岡選手は左ボディ、左アッパー、右ストレート、左右フック。
(井岡選手:10-9:マルティネス選手)
11ラウンド:マルチネス選手は左ジャブから連打。前進する井岡選手み左ボディ、
右フック。井岡選手がワンツーで前進、右ストレート。マルチネス選手はフットワークで
かわして左アッパー、左右フック、左ボディ。すでに勝利を確信した様子。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
12ラウンド:井岡選手のワンツー、マルチネス選手が前進して左右アッパー。
井岡選手の左アッパー、マルチネス選手の左右フック、右ストレート。
マルチネス選手はフルラウンド通してパワフルな連打を出し圧倒した。
(井岡選手:9-10:マルティネス選手)
私の採点は118-110でマルチネス選手の勝利。公式採点は116-112、
117-111、120-108、3者共にマルチネス選手の勝利とした。
井岡選手が初回、左ボディで優位に立ったかと思ったのだが、マルチネス選手の
攻撃力、スタミナ、引き出しの多さは予想以上だった。
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