教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

男児の夢、学者・博士が2位=ノーベル賞効果で急浮上―第一生命調査

2017年01月06日 19時07分14秒 | 出産・育児

16:03 「第一生命保険が小学生以下の幼児・児童を対象に行った2016年度の「大人になったらなりたいもの」アンケート調査によると、男の子のランキングで「学者・博士」が前年度の8位から2位に急浮上した。同社は「日本人がノーベル賞を3年連続で受賞し、憧れを抱く子が多いためではないか」と分析している。  男の子のなりたいものトップは7年連続で「サッカー選手」。3位は前年度と同じ「警察官・刑事」、前年度2位だった「野球選手」は4位に下がった。また、昨年のリオデジャネイロ五輪で日本人選手の活躍が目立った「水泳選手」が8位(前年度18位)と躍進した。  女の子のなりたいものトップは20年連続で「食べ物屋さん」。中でもケーキ屋さんやパティシエの人気が高いという。2位は前年度と同じ「保育園・幼稚園の先生」。3位は「学校の先生(習い事の先生)」で、前年度の5位から浮上した。また8位の「美容師さん」(前年度11位)などが新たにトップテン入りした。 調査は全国の保育園・幼稚園児と小学生の計1100人を対象に実施した。 』

末は博士か、大臣か野時代は終わったのですね。小学生以下の幼児・児童もインターネット時代で世の中の事実を良く見据えていると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦争、震災越え…95歳助産師、分娩“引退”へ

2016年12月21日 18時44分41秒 | 出産・育児

12月20日 16:30

 

 

今年限りで分べんを取りやめる稲垣よしゑさん。「まだまだ続けたい思いはある」と寂しさも隠せない=伊丹市昆陽3

(神戸新聞)

『 95歳の現役助産師、稲垣よしゑさん(兵庫県伊丹市昆陽3)が12月末で、分べんを取りやめる。戦時中から78年間、命の誕生に立ち会い、阪神・淡路大震災では助産院が半壊したが、すぐに再開した。乳児健診などは今後も続けるといい、稲垣さんは「正直、寂しさもあるが、やれることはまだたくさんある」と“生涯助産師”を貫く気構えだ。(斉藤絵美) 「赤ちゃんを取り出す時は、目をつぶっていても無意識に手が動くと思いますよ」。白衣姿の稲垣さんはそう笑う。 三重県出身。助産師だった叔母の勧めで、日中戦争開戦直後の1938(昭和13)年に資格を取得した。結婚を機に関西に移り住み、終戦直後の47年に長男を出産し、翌年には自宅を改築して「稲垣助産院」を開業した。 終戦直後には、武庫川の橋の下で産気付いた母親の出産に立ち会い、流木を燃やして川の水を温め、赤ちゃんを沐浴(もくよく)させた。防空壕(ごう)で暮らしていた家族のお産にも立ち会った。 ベビーブームの頃は“年中無休24時間勤務”のような忙しさで、横に新生児を寝かせて助産院で寝泊まりする生活を続けた。自身も3児の母として家庭との両立に苦労したが、「元気な産声を聞けるのは私たちにしか体験できない。ほっとするし、本当にうれしい時間だった」と?を緩める。 阪神・淡路大震災では、屋根瓦が落ち、土壁が剥がれるなどして助産院は半壊。入院患者が震災前日に退院したばかりで、けが人がいなかったのが幸いだった。災害に備えプロパンガスを使っていたため、ライフラインの復旧は早く、建物の応急措置を終えた2週間後には再開できた。 これまで取り上げた赤ちゃんは「1万人ぐらい」と稲垣さん。今年も12人が誕生した。「お産に慣れはない。一人一人違う」と、妊婦健診では母親の仕事や家族構成などの把握も欠かさない。これまで出産中の事故はなく、親子孫3代で稲垣さんの元で出産した家族もいる。 高齢を理由に家族から“引退”を勧められ、分べんの取りやめを決意。乳児健診や産後の母乳マッサージなどは続けるといい、「若い助産師には積極的に開業してもらい、命を取り上げる喜びにもっと多く触れてほしい」とエールを送る。』


長い間本当にお疲れ様でした。

関西では、産婆と言いますが。

逆子を正常な位置に戻す独特の手技もお持ちです。

私もベテラン助産婦さん、川辺まるこさんに取り上げて貰いました。

長年に亘る経験と技術を若い助産婦さんに伝えてください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<元保育士わいせつ>女児20人が被害か

2016年12月14日 15時13分10秒 | 出産・育児
「 勤務先の保育園で女児の体を触ったとして、強制わいせつ罪に問われた仙台市宮城野区幸町2丁目、元保育士の無職A被告(27)=懲戒解雇=の初公判が13日、仙台地裁であり、被告は起訴内容を認めた。
 検察側は「被告はロリコンの性癖があり、女児と一緒に過ごせると考え、5年前に保育士として働き始めた」と指摘。「勤務当初からわいせつ行為をし、2〜5歳の女児に週3日の頻度で繰り返していた。被害者は20人に上り、動画の撮影もしていた」と述べた。
 さらに「園児は自分が何をされているかよく分かっていない様子で、ばれそうになったことは一度もなかった」とする被告の供述調書も読み上げた。
 起訴状によると、被告は10月3日午後3時半ごろ、青葉区の保育園で勤務中、同園の女児の下着を脱がせて下半身を触ったり、自分の下半身を押し付けたりしたとされる。別の女児2人にもわいせつ行為をしたとして2度、追起訴された。」
 
ロリコンの趣味から、女児と一緒に過ごせると考え、5年前から保育士として働いたのも保育園の責任問題です。
モラルと思慮分別が無い一人の大人が、わいせつ行為の動画の撮影し、20人も女児に心の傷を与えたことは保育に携わった人として罪深いことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母乳育児やアトピー対策も「くる病」の原因に

2016年11月18日 15時53分22秒 | 出産・育児

 11月17日 10:30

 

 (ケータイ家庭の医学SP)

骨が硬くならないい・・・・

十分な栄養がとれなかった時代、子どもの骨の発育不全を引き起こす病気として知られていた「くる病」。すでに過去の病気とみられていましたが、このところ発症する子どもがジワリと増加しているといいます。いったい何が原因なのでしょうか。

◆「くる病」とは、子どもの成長過程において、骨が硬くならず柔らかいまま発育してしまう病気です。そのため、背中が曲がる、極端なO脚になる、低身長になるなどの症状が現れます。なお、骨の成長が終わったあとでも発症することがあり、このような成人期に起こる「くる病」は、子ども時代のものとは区別し「骨軟化症」と呼んでいます。

 ◆「くる病」の原因は、ビタミンD不足によるものです。ビタミンDは骨の主要な成分カルシウムの吸収に必要不可欠な栄養素。食べ物からの摂取だけでなく、日光を浴びることによって皮膚で生成されます。かつて栄養が慢性的に不足していた時代、冬場にくる病の発症が増えたといいます。

 ◆ではなぜ、現代でビタミンD不足が起きているのでしょうか。その原因のひとつは、外での遊びが不足していることがあげられます。近年、紫外線の害が叫ばれ、日光を浴びることを避ける傾向があります。それを極端にとらえ子どもを外に出さなくなった結果、皮膚でのビタミンD生成ができていないのではと考えられています。

▽▼▽「くる病」の発見法や治療法 など▽▼▽(監修:医療法人社団秀志会 松平小児科院長 松平隆光)

 

お母さんの母乳で育った赤ちゃんの方が健康大人に育つと日本では昔から言われています。

小さい時から外に出て遊ばないのと食品添加物の影響かも分かりませんね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妊娠うつ、大豆でリスク減=食べるほど効果―愛媛大など

2016年11月01日 20時37分01秒 | 出産・育児

時事通信 10/31(月) 19:49配信大豆製品をたくさん食べる妊婦ほど、妊娠中のうつ病になるリスクが減ると、愛媛大や東京大などの共同研究チームが31日発表した。研究成果は独学術誌ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ニュートリション電子版に今月15日掲載された 共同研究チームは、妊婦1745人を対象に、日ごろどんな食生活を送っているかアンケートを実施。その上で、納豆や豆腐、みそ汁といった大豆製品にスポットを当て、摂取量の多い順に四つにグループ分けし、うつ病との関連を分析した。その結果、摂取量の多い方がうつ病の有症率が低く、1日当たり約93グラム食べた最多のグループは、同約21グラム食べた最少のグループに比べ、有症率が37%低いことが分かった。共同研究チームによると、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと構造が似ており、女性の健康や美容などを支える一面があるのが原因とみられる。 一方、同じ大豆製品でも豆乳の場合、摂取量が違っても、うつ病の有症率にほとんど差がなかったことや、みそだけを調理せずにそのまま食べると、摂取量が多いほど有症率が高まることも判明した。』

女性には、日本の伝統食品の大豆製品が健康によいと言うことですね。

産後の肥立ちの悪い女性、昔は血の道症と言われていましたが、今も健康を害している女性もいます。産後の健康維持にも役立たないでしょうか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出産後も就業、初の5割超=「妻は家庭」反対が過半―内閣府調査

2016年10月30日 17時12分16秒 | 出産・育児

「出産後も就業」過半数が支持

 

出産後も就業、初の5割超=「妻は家庭」反対が過半―内閣府調査

(時事通信) 10月29日 17:04

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方への反対が増えた

「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」という考え方への反対が増えた

10月29日 17:04

 内閣府は29日、「男女共同参画社会に関する世論調査」の結果を公表した。女性の就業について、「子どもができてもずっと職業を続ける方がよい」 と答えた割合は54.2%となり、1992年の調査開始以来、初めて5割を超えた。内閣府の担当者は「女性の活躍推進に向け、さまざまな就労施策を展開し てきたことが功を奏した」と分析している。

 年代別で見ると、出産後の就業継続を支持した割合は、18〜29歳、70歳以上で40%台と低めだったが、それ以外の年代ではいずれも6割近かった。

 「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」との考え方については、2014年の前回調査より反対が4.9ポイント増え54.3%、賛成が4.0ポイント減って40.6%となった。反対が過半数となるのは09年調査以来。

 今回の調査では、初めて結婚後の旧姓使用についての希望を調査。「使用したいと思わない」が62.1%で、「使用したい」の31.1%を大きく上回った。「使用したい」と答えた割合を男女別に見ると、男性39.5%、女性23.9%だった。

 一方、「社会全体で見た場合に男女の地位は平等になっているか」との質問に対しては、「男性の方が優遇されている」と答えた人が74.2%に上るのに対し、「女性の方が優遇されている」と答えた人は3.0%と大きく差が開いた。

 調査は8月25日〜9月11日、全国の18歳以上の男女5000人を対象に、個別面接方式で実施。有効回収率は61.2%だった。 』

 

子供を持つ今の家庭の内情と経済問題が、大きく関係しているのでは有りませんか。

国や地方自治体が、育児の支援を積極的に支援する必要が有ると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食の専門家が解説 小学生の食べこぼし防止には「箸置き」が効果的!?

2016年10月29日 16時58分48秒 | 出産・育児

子どもの食べこぼしを減らしたいけど、注意してもなかなか直らないとお悩みの保護者は多いようです。そこで今回は、どうしたら食べこぼしを防ぐことができるか、食事マナーに関する書籍を多数執筆しているフードプロデューサーの小倉朋子先生に教えていただきました。

なぜマナーが大切なのか理解させて

『子どもが食べこぼしをしてしまうと、「こぼしちゃだめでしょう」「ちゃんとお茶碗を持ちなさい」と注意する保護者のかたが多いと思います。ただ、子 どもに注意するだけでは、子どもは、なぜ食べこぼしに注意しなければいけないのか、その理由がわからないため、同じことを何度も繰り返してしまいがちで す。
そこで大切なのは、なぜマナーを守った方がよいのか、その本質を理解させることです。私は、食事のマナーの本質は、「まわりへの配慮」だと考えています。この場合の「周り」というのは食事を食べているときの同席者、作ってくれた料理 人、その料理のために選ばれた食器、食材の命などのこと。そんな「周り」に感謝して、食に真剣に向き合って食べることこそが、食事のマナーなのです。こうした意識を子どもに持たせるには、赤ちゃんの頃から、食事の際に食ベ物や食事を作ってくれる人への感謝の気持ちを持たせるような声かけをしてい くことが大切です。例えば、小さな子どもがお茶碗を持たずにごはんを食べていて、床にお米をこぼしてしまったとします。その際、「お米さんが食べてもらえ なくてかわいそうだよ。ママも床をふくのが大変だな。お茶碗をしっかり持って食べてくれるとうれしいな」と言うのです。そして、次に上手に食事ができたら すかさずほめてあげましょう。こうした繰り返しで、こぼさずたべよう、きれいにたべようという意識が働き、自然と美しい食べ方が身につくのです。

食事の際に箸置きを使いましょう

ただ、これまでそうした意識で食に向き合っていなかった子どもがいきなり、食材や作ってくれた人に感謝して食べなさいと言われても、難しいかもしれませんね。そこで、おすすめしたいのが「箸置き」を使うことです。食事の前に、子どもに箸と箸置きを準備させましょう。これまでなんとなく食事を始めていた子どもが、箸置きを準備することで「今から食事が始まるん だ、食べ物を大切にいただこう」という心構えをすることができます。そして、家族揃って「いただきます」と言ってから、食事をスタートさせると、食卓の雰 囲気が引き締まり、不思議と食べこぼしが減っていくはずです。布製のランチョンマットを用意すると、更に意識が高まります。ランチョンマットを置くと自分のテリトリー、つまり自分の食べる範囲が明確になり、意 識がより食事に向かいやすくなるため、だらだら食べたり、なんとなく食べたりすることが減っていきます。また、子どもにお気に入りのランチョンマットを選 ばせれば「汚したくないな」という気持ちが生まれるため、こぼさないよう注意して食べるようになるでしょう。子どもの友だちが遊びに来たときも、この技は応用できます。暑い時期でしたら、飲み物はガラスのグラスに入れコースターと共に出し、冷たいおしぼり を用意してあげましょう。たったこれだけのことですが、子どもにもおもてなしの心が必ず伝わり、「こぼしたり、汚したりしないようにお菓子をたべなきゃ」 という意識が働くはずです。また、保護者自身が箸置き、ランチョンマット、おしぼり、コースターを取り入れるなど食に丁寧に向き合い始めると、お惣菜をパックのまま食卓に出す ことをためらうようになったり、器にもこだわりはじめたりするかもしれません。そうした食への細やかな気遣いは家族にも伝わり、食事が楽しくなる、食事マ ナーにさらに気をつけるようになると思います。最初は、面倒くさいと思うかもしれませんが、箸置きの置き場所を決めて、出したりしまったりするようにすれば1分もかかりません。意識して続けることで、毎日の習慣にしていけるとよいですね。』

 

最近の子供たちは、よく噛まずに飲み込む、ほおばる食べ方多いようです。給食中の窒息死事故まで出ています。高齢者と同じ状況です。速く飲み込んで食べる早食いを防ぐ為にも食べ溢しを防ぎよく噛む習慣が、箸置きを置けば日常生活の中で身に付くのではないでしょうか。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

驚きの新説「頭の良さは母親からしか遺伝しない」は本当なのか

2016年10月27日 14時09分13秒 | 出産・育児

驚きの新説「頭の良さは母親からしか遺伝しない」は本当なのか

10月26日 06:00

 《わが子終わった、ごめん》

 《高学歴の男性と結婚しても意味ないじゃん》

《どうしよう……私、アホでマヌケで。旦那は頭いいのに……》

インターネット上に吐き出された母親たちの悲痛な声の数々……。彼女たちをパニックに陥れたのは、ネットで紹介された遺伝にまつわるこんな新説だった。

《知的能力は父親ではなく、母親から受け継がれる》

もともとはアメリカのニュースサイト「サイコロジースポット」に掲載されたジェニファー・デルガド氏が書いた記事だが、いまや世界各地で転載されているのだ。デルガド氏の記事は、次のような内容だった。

《……研究結果によると、父親の遺伝子を持つ細胞が蓄積されるのは、気分や本能をつかさどり、飢え、攻撃性や性的衝動を制御する大脳辺縁系。母親の遺伝子を持つ細胞が蓄積されるのは、記憶、思考、音声そして知覚といった認知機能をつかさどる大脳皮質……》やや難しいが、子供の知的能力は母親から遺伝し、攻撃性や衝動といった本能は父親から遺伝することが判明した、ということのようだ。知性にまつわる遺伝子は、母親から子に受け継がれたときにのみ機能するのだという。そして記事には、その結論の根拠となる大学の研究などについても書かれていた。“IQ(知能指数)の高さは、母親の能力次第で、父親は関係ない”、そんな衝撃学説に、いちはやく反応したのが母親たちだった。はたしてこの学説について遺伝の専門家たちは、どう考えているのか?同志社大学生命医科学部医生命システム学科の石浦章一教授はこう話す。「確かに特定の病気については、母親由来の遺伝で発病するものがあります。これは父親由来では発病しないんです。しかし、そういう病気以外で、知能に関して父親の遺伝子がオフになる(伝わらない)という説は、私は聞いたことがありません」 石浦教授によれば、人間は2万個くらいの遺伝子を持っていて、そのうちの半分の約1万個の遺伝子の組み合わせで頭脳の賢さが決まっているのだそうだ。ほかにも重要なのが子供の脳が形成される幼児期だという。「子供の“頭のよさ”は、遺伝といった先天的な要素よりも、教育や環境などの後天的な要素が大きいと見られているのです。子供の脳の神経細胞がもっとも発達するのは1歳から2歳にかけてです。このときに脳神経が爆発的に発達し、その後、数年かけて余計なものを整理し、10歳くらいで神経細胞は必要な数まで下がり安定します。1〜2歳のときの神経細胞を増やすことが重要なので、そのためには、この時期に十分な栄養をもらっている必要があります。さらにその後は、脳神経のつながりを形成するための知的な刺激を受けることが重要になります」知能の発達には後天的な影響が大きく、乳幼児期に十分な栄養を与えられているかどうか、そしてそのころの親とのスキンシップやアイコンタクト、会話などが大切。5歳あたりから10歳くらいまでは多様な経験をさせること、本の読み聞かせや、虫取りなどの自然体験、博物館めぐりなどを通して親子でのコミュニケーションをとるようにするのがいいという。幼少期、子供は母親と時間を過ごすことが多く、そういった意味では、子供の知能への母親の影響力は大きいと思います。だからといってアメリカで報じられた学説のように“父親は関係ない”ということではないのです」

私の教えを受けた東ドイツの教育学を研究されていたK教授は、「種も畑も大切と 言われた」ことを思い出します。

父親の遺伝だけで、ごともが賢くなるのと言うのは、男尊女卑では有りませんか。、

有る大学の理系の教授のお父さん、お母さんは4年制女子大学卒業の賢いお母さんでしたが、娘さんは一番下の府立高校に入られたのを知っていますが。

毎日家では、教育テレビの講座で勉強されていましたが、勉強は自分でするものと 娘さんの勉強を見て上げなかった毛塚と思います。

母親の遺伝よりも家庭の教育環境ではないでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

産科医7年ぶり減少…高リスク出産増で「危機的状況」

2016年10月14日 20時44分03秒 | 出産・育児

10月13日 13:38 「2009年以降微増してきた産科医の数が、今年7年ぶりに減少したことが日本産婦人科医会の調査でわかった。高齢出産などでリスクの高いケースが増え、産科医不足解消が求められる中、同医会では「危機的な状況。医師の診療科や地域の偏在への対策が必要だ」としている。 同医会は毎年1月時点での産科医数を全国調査している。09年の7290人から15年には8264人に増えたが、今年は8244人と前年に比べて20人減少した。 安全に出産できる体制を維持するには、毎年新たに産科医になる研修医が470〜500人必要と同医会は試算。11年は450人に増えたが、その後は減り続けて昨年は364人となり、高齢などによる退職者数を補い切れなかった。 同医会は、医師国家試験合格後の臨床研修の中で必修だった産婦人科が10年度から選択科目になったことなどが、響いていると分析。今後、〈1〉女性医師が妊娠・出産した後に復職しやすい環境作り〈2〉臨床研修での産婦人科の再必修化――などを目指す。』

病院を退職して、開業医になっても流行る産婦人科と言われていましたが。高いリスクや高齢出産も増えて、産婦人科医としての豊富な経験と外科手術の腕も必要で、医療事故を起こすと裁判になるので、おいそれと手術も最近ではしないそうです。産婦人科医が、減少すれば少子化がさらに進み安心して子供が、産めないのではないでしょうか。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ「おむつ」が外れない… トイレトレーニングを始めるタイミングとは?

2016年10月14日 19時07分34秒 | 出産・育児

まだ「おむつ」が外れない… トイレトレーニングを始めるタイミングとは?

10月12日 10:49

 

 

(産経新聞)

 乳幼児を育てる親にとって「おむつ外れ」の時期は気になるもの。近年は、それぞれの子供の発達に応じて「トイレトレーニング」を行うべきだという考え方が主流となり、おむつの使用年齢が高くなっているという。(中井なつみ)

 

                   ◇

 ◆外し方に不安

 「夕食時に水分を取りすぎるとおねしょをすることがある。夜はまだおむつが外せません」

 東京都豊島区に住む団体職員の女性(36)の長女(5)は、おむつをして就寝している。女性の母親からは「まだ外れないの」と言われているが、同年代でもおむつ外れが完了していない子供が少なくないという。

  数十年前と比べ、おむつを卒業する年齢は確実に上がっている。公益社団法人「日本小児保健協会」(東京都文京区)の調査(1〜2歳未満児童対象)によると、昭和55年度に28%だった「排尿のしつけ」を受けていない子供の割合は、平成22年度には72%に拡大した。

 

 通信教育大手、ベネッセコーポレーション(岡山市)が手がける乳幼児向け通信教育講座「こどもちゃれんじ」でも、顕著な傾向が見られる。講座では18年まで「トイレでおしっこすることを定着させる」という項目を1〜2歳向けの課題としていたが、現在は2〜3歳向けとなっている。

 

 同社によると、保護者らが2〜3歳向け講座に申し込む動機の多くが「トイレトレーニングのやり方が分からないから」だという。

 

 教材開発を担当する遠藤麻由子さんは「核家族や共働き世帯の増加に伴い、祖父母から助言を受けにくいため、何から手を付けていいのか分からないという親の声は多い。また、仕事が忙しく、十分にトレーニングの時間を取れない面もあるようだ」と分析する。

 

 ◆大きいサイズ需要

 

 ベネッセ教育総合研究所が昨年11月に発表した調査では、おむつを使う年齢が上がっている実態が浮かんだ。4歳児を例に挙げると、17年には81%の子供がおむつなしで就寝していたが、27年には15ポイント減の66%に。3歳児は10ポイント減(35%)、5歳児は5ポイント減(79%)だった。

 

 おむつ外れの時期が遅くなっている要因の一つに、技術の進歩でおむつの使用感が良くなっていることがあるとされ、メーカー側も大きなサイズのおむつの販売に力を入れる。

 生活用品大手、P&G(神戸市)は27年、体重15〜28キロに対応するサイズの新商品を発売した。Lサイズ(9〜14キロ)の上はビッグサイズ(12〜22キロ)だったが、新たに登場したものは「ビッグより大きい」サイズと呼ばれる。

  同社によると、利用者は4〜4歳5カ月(33%)が最も多く、5〜5歳5カ月(19%)、6〜6歳5カ月(9%)と続いた。同社の担当者は「今後も市場は拡大しそうだ」とみる。

  大王製紙(東京都千代田区)は他メーカーに先駆けて14年から体重13〜25キロに対応したおむつを販売。売り上げは年々伸びているという。

  こうした傾向について、ベネッセ教育総研の真田美恵子主任研究員は「育児雑誌などで『焦って外さなくてもいい』という情報が広まっている」と指摘する。

◆子供のタイミング

 では、いつからトイレトレーニングを始めたらいいのだろうか。順天堂大医学部付属練馬病院の大友義之医師(小児科学)は「体の発達には個人差があるが、2歳以上が一般的」と説明する。膀胱(ほうこう)に十分な量の尿をためられるようになり、1日の排尿が5〜7回以下となる時期に当たる。ただし、判断の基準は年齢だけではない。子供が、自力で立って歩くことができるようになったり、二語文を話せるようになったりしたタイミングも、トレーニング開始のきっかけとなるという。 大友医師は「無理に進めて失敗が続いてしまっては親にも子供にもストレスになる。子供の成長を注視しながら始めてほしい」とアドバイスしている。』

 お男の子と女のとこは、と当然いがあると思います。男の子は、機能上赤ちゃんでもオムツをはずすととき持ちよくするではありませんか。ママが、神経質にならずにし自分の子供とママ友の子供と比較しないことが、大事と思います。今年のような蒸し暑かった夏は、オムツなしの方が、男の子快適と思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

育児の負担減らす「液体ミルク」、熊本地震で脚光 国内での導入に期待

2016年10月13日 12時11分54秒 | 出産・育児

液体ミルク導入 母らの賛同急増

 

(西日本新聞) 10月12日 13:53

 

 

フィンランドのメーカーが生産している「液体ミルク」

(西日本新聞)

 母乳と同じように、赤ちゃんの貴重な栄養源となる乳幼児用のミルク。世界では液体状のものが広く普及しているが、国内では製造、流通が認められていない。液体ミルクは粉ミルクと違ってお湯で溶かす必要がなく、封を切ればそのまま飲めるため、熊本地震をきっかけに注目が集まっている。育児の負担を減らす効果もあり、導入への期待が高まる。●水を使わなくても

 「断水が長く続いたので、水を使わなくていい液体ミルクは本当に助かった」

 熊本県西原村の「阿蘇こうのとり保育園」の田中文典園長(65)はこう振り返る。4月16日の本震で、村は震度7の揺れに見舞われ、約3週間断水した。水道が復旧した後も、水の濁りが続き、村全域で飲用可能となったのは6月中旬だった。」

私も賛同させていただきました。

赤ちゃんの貴重な栄養源となる乳幼児用のミルクなので、製造元は、赤ちゃんの健康を守る為に液体ミルクの製造時の衛生検査と安全性の厳密な確認や保存には、十分注意を払うべきだと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おねしょ、治療できます 完治6年生、親子で「ほっと」

2016年10月11日 19時33分17秒 | 出産・育児

 

05:08

 

 

「おねしょ」と「夜尿症」の違いは?

(朝日新聞)

 幼い頃、少なからぬ人が経験した「おねしょ」。成長につれ自然に治ると放置しがちですが、近年、積極的な治療が有効なことが分かってきました。専門医らは、悩む親子たちに早めの受診を呼びかけています。

 

 「おねしょはれっきとした病気。本人のせいでもしつけの問題でもなく、治せると言われ、親子で本当にほっとした」

 

 3年前、武蔵村山病院(東京都武蔵村山市)小児科にある夜尿症の外来を受診した、都内のパート女性(43)は当時の安堵(あんど)感をこう振り返る。

 

 当時小学3年だった長男は週に3、4回、布団までぬらすおねしょがあった。おむつを卒業済みの四つ下の妹に悟られないよう、寝具の洗濯をするのが女性の日課。カリカリしないよう心がけていたが、申し訳なさそうな長男の顔や宿泊を伴う高学年の校外学習が気になり始めていた。

 

 そんなとき、かかりつけ病院で「おねしょ、治療できます」の貼り紙を見つけた。専門外来の主治医は、日本夜尿症学会の理事長で、順天堂大練馬病院小児科先任准教授の大友義之医師。まず、夕食後の水分制限などの「行動療法」で生活習慣を見直し、服薬などの治療を開始。6年生になった今年6月、「完治」を告げられた。

 

 栃木県内の会社員男性(41)は小4の長男の治療で、自治医大とちぎ子ども医療センター(栃木県下野市)に通って1年になる。夜間に加え昼間のお漏らしが毎日あったが、生活改善やホルモン薬の服用などで現在は週の半分以下に。「病気のメカニズムや治るまでの道筋が分かり、もやもやが晴れた。答えが出ないまま家で悩んでいる人がいたら、ぜひ受診を」と話す。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「えっ…」笑う3歳、歯ぼろぼろ 白米さえ「硬い」に里親驚き

2016年10月11日 12時24分29秒 | 出産・育児

沖縄タイムス 10月11日(火)7時0分配信

 
 『子どもの虫歯有病率が全国最悪水準の沖縄。虫歯が10本以上もあったり、歯根しか残っていない未処置歯が何本もある「口腔(こうくう)崩壊」状態の子どもたちの存在が改めて浮き彫りになった。背景に貧困の影が色濃く横たわる。

 「えっ…」。児童相談所を通し、里子として預かった3歳10カ月の男児がニコッと口を開けて笑った瞬間、沖縄本島南部の女性は言葉を失った。
 まともな歯は1本もなく黒ずんだ根元だけが残っていた。痛がることはないが、プリンやヨーグルトなど軟らかい食べ物を好み、硬いものは食べられない。白米さえ硬いと嫌がった。
 男児は1歳の弟、0歳の妹と共に女性宅に預けられた。それまでは、男児の4歳上の長女が、育児放棄気味の両親に代わり3きょうだいの面倒を見ていた。
 主食は菓子パンやラーメン、コーラ。長女や男児が近所の弁当屋の「お手伝い」をして、売れ残りをもらうこともあったという。0歳の妹は、おむつかぶれで皮膚がただれていた。
 全ての歯が虫歯だった男児は1年半かけて治療した。まね事から歯磨きの仕方を覚え、永久歯に生え替わった小学校高学年の今は虫歯ゼロ。チャーハンなどの料理が得意になった。
 「人間らしくなったね」。歯が生えそろったのを見て、当時を知る女性の知人は思わずつぶやいたという。女性は「あのまま親元にいれば、取り返しがつかな かったかもしれない」と振り返る。「歯磨き習慣とバランスのいい食生活で虫歯は防げるが、子どもだけで負の連鎖を断ち切るのは難しい」と話し、「養育に悩 む両親は、行政に頼るところは頼り、相談してほしい」と訴えた。

■低所得世帯の子対象 虫歯治療は原則無料

 要保護や準要保護など低所得世帯の小中学生は、学校側が必要と判断する虫歯治療は原則無料。市町村によって「就学援助」「子ども医療費助成制度」など対応が異なり、沖縄県は「通学先の学校や教育委員会に相談してほしい」とする。

 2014年度に学校の検診で虫歯治療を指示された県内小中学校の児童・生徒のうち、実際に医療機関で受診した要保護・準要保護世帯の子はわずか3割程度にとどまっている。』

所得格差が拡大し、日本国内でも広がっています。都市圏と地方圏の社会的格差が是正されないまま放置されて来た日本の今の現実です。大阪でも中間層が、なくなってしまっていると、長年大阪市の南で米屋を営まれ、店を閉められたご主人の最近の言葉です。

歯は、健康の源、病気を引き起こす原因です。

最近の日本は、沖縄県に限らず文明先進国とはとても言えない悲惨な状況と思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの死を防ぐには 事故・虐待…記録4952件分析

2016年08月28日 16時16分58秒 | 出産・育児

朝日新聞デジタル 8月28日(日)5時11分配
子どもの死を防ぐには 事故・虐待…記録4952件分析
解剖記録からみた子どもの死因
 小さないのちを守りたい――。睡眠時の窒息、浴室での溺れ、転落などで、子どもの命が失われている。痛ましい虐待や自殺も後を絶たない。朝日新聞は、過去10年間に亡くなった子どものうち約5千人について、原因などが書かれた解剖記録を専門家と分析した。約1900人の記録から、今後起こりうる事故や虐待を防ぐための手がかりが見えてきた。

【図】子どもの成長によってリスクは変わる

 「母親の腕枕で就寝。目を覚ますと母‘親の左腕が覆いかぶさり、意識がない状態」。2014年に亡くなった0歳男児の記録からは、母親の添い寝中に起きた窒息だったことが読み取れた。 同じ年には、家族4人が「川の字」で寝ていたところ、0歳男児にきょうだいが覆いかぶさり、亡くなった。分析では、添い寝や川の字で寝ていて亡くなった例が110件あった。
 また、窒息などを引き起こす危険が指摘されている「うつぶせ」状態も240件あった。その8割近くは、まだ寝返りを打つのが難しいとされる「生後180日以内」だった。
このような睡眠時の事故は全体で469件あり、分析した中で最も多かった。リスクを減らすには、うつぶせ寝ややわらかい寝具を避けたり、なるべくベビーベッドを使ったりすることが有効とされる。こうした情報が社会でさらに共有されていけば、同じような事故を減らしていくことができるかもしれない。
今回、分析を試みたのは、05~14年に行われた司法・行政解剖のうち14歳以下の子どもの記録4952件。事件性の判断や死因の解明のために解剖されたもので、亡くなった子ども約4万6千人の約1割にあたる。記録は法医学者の間で研究用に共有されており、非公表だ。氏名などの個人情報はなく、原因や状況がある程度記されている。
 事故予防に詳しい山中龍宏医師、日本子ども虐待防止学会長の奥山真紀子医師の協力を得た。日本小児科学会は今年、東京などの368の死亡例を、予防につながる要因があるかどうかの観点で試行的に分析しており、その手法や、子どもの死の検証制度がある海外の事例などを参考にした。
その結果、今後起きうる事故の予防につながる要因が読み取れたのは849件。睡眠時に次いで多かったのは浴室やプールでの溺死(できし)、転落・転倒、食べ物を気管に詰まらせる誤嚥(ごえん)などだ。
一方、虐待や無理心中、自殺など、社会的な対応によっては防ぎうる要因を見いだせる記録も1067件あった。うち379件と最多だったのが、出産直後の赤ちゃんを遺棄するなどの「産み落とし」だった。産み落としの全体を把握する国の統計はない。』

日本の核家族化の原因の一つかも知れませんが。
親御さんが、大人の目の高さからではなく、子供たちの目線に立った子育てが、一番大切だと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【子育てが危ない】ひも結べない、箸使えない… 園児の「生きる力」生活技能が低下 文科省が「幼稚園教育要領」を改善へ

2016年08月10日 11時20分05秒 | 出産・育児
産経新聞
07:59

『マナー教室を主催する佐藤夕さん(左)から、母に見守られながら妹とともに、ひもの結び方を習う松尾由茉さん(左から2人目)=東京都三鷹市の「ノーブル リリー」
(産経新聞)
 幼稚園に通う子供たちに、日常生活の技能の低下が起きている。ひもをうまく結べなかったり、箸を正しく使えなかったり…。文部科学省が幼児教育の主眼とする「生きる力」を育む能力であるため、新たな教育課題となっている。(玉崎栄次)



ひも結び苦手8割

 幼児の生活技能の低下を数値で裏付けたのは、全国国公立幼稚園・こども園長会(東京)が3月に公表した調査。東北から九州にある国公立の幼稚園とこども園計13施設を選び、3〜5歳の子供の保護者2129人と教員665人に、子供の生活技能を尋ねた。

 その結果(複数回答)、「身についていない」とされた技能は「ひもを結ぶ」が最多で、保護者の77・7%、教員の76・2%に上った。「箸を正しく持って使う」(保護者39・3%、教員の66・7%)も多かった。「ふきんを絞る」や「物を包む」も保護者、教員ともに4割前後が課題とした。

手先使う機会減少

 こうした技能は生活の中で手先を使う動作を繰り返し、器用な動かし方や力加減を経験的に学んでいく。

 「現代では子供が手先を使う経験が減ったことで、技能低下が起きた」。調査を担当した東京都目黒区立げっこうはらこども園の高橋慶子園長(49)は指摘する。ひもを結ばずに済む靴の普及や、弁当箱を風呂敷に包む習慣も廃れつつある。「握る」ことが必要なジャングルジムなどの遊具も減少傾向で、手足を使う遊びの機会も少なくなっているのが実情だ。

文科省が改善方針

 家庭や学校現場で手足を使った遊びを行う機会を意識的に設ける必要がある。しかし今回の調査では、「子供が取り組まない」「教え方が分からない」などの理由から、62・2%の保護者が「意識して遊びを行っていない」と回答。教員側も26・3%が「あまり行っていない」。「具体的な指導の仕方が分からない」との理由が目立った。

 園長会によると、遊びは簡単なものでよい。ロールケーキ状に丸めたタオルをてるてる坊主のようにひもで頭と胴体に分けたり、高いところからハンカチを落とし子供に握り取らせたりするだけで、効果があるという。同会は8月末に、こうした遊び方をまとめた冊子を、加盟する約4200園に配布する予定だ。

 文科省も危機感を募らせ、幼稚園での教育課題などを示した「幼稚園教育要領」を見直す方針。平成30年度から全面実施される次期教育要領の改定作業が進められているが、文科省の担当者は「幼児が遊びの中で、体のいろいろな部位を使って、さまざまな体験ができるよう促す内容にしたい」と話している。

「楽しみながら学ぶ」が基本

 「楽しみながら学べる環境が大切です」。マナー教室「ノーブル リリー」(東京都三鷹市)を主催する佐藤夕さん(41)は、未就学から小学校低学年の約20人に、ひもの結び方や箸の使い方を含むマナー全般を教えている。

 「上手に結べるかな?」。教室を訪れた幼稚園児、松尾由茉(ゆま)さん(5)=世田谷区=は、佐藤さんから真っ赤なリボンを手渡された。「わあ、きれい」。ちょう結びがうまくできず、教わりながら解いては結んでを繰り返し、4度目には自力で結べた。「家庭で、娘にただ結ぶように言っても嫌がる。親も教え方を学びたい」と母のさやかさん(37)。

 教室では、固結びからちょう結びに移る。かわいいスプーンにリボンを巻かせたり、派手なリボンを使ったりして興味をひく。箸は、グミキャンディーから乾燥マカロニ、小豆とつまむものの難易度を上げる。褒めて成功体験をつくることも重要。佐藤さんは「教室で習ったことを家庭でも継続してほしい」と話す。』
 
小さい頃が、書道を習っていれば筆のもちかたから、正しいお箸の持ち方も容易にできます。
紐を結べない子供、今に始まったことではありません。
昭和50年の秋母校中学校に教育実習に行き、靴のひもが結べない男子生徒がいて、私の習った体育の女性のT先生が、職員室で、靴の結び方を目の前でやらせ、なかなか出来ないので箒のえの取れた
竹で、頭を叩かれていたのを思い出しました。毎日靴の紐を結べないので、お母ちゃんに結んでもらっていると言い訳していました。
手と頭の発達は、
関連していると思います。
夏休みなので、両手を使い家では、
家事をママが、手伝わせるべきです。
毎日お母ちゃんに
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする