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物流施設 清水建設/大阪府松原市で11.6万m2の自社開発物流施設を着工

2024年11月28日 07時36分57秒 | ニュース

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清水建設/大阪府松原市で11.6万m2の自社開発物流施設を着工
2024年11月26日/物流施設
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清水建設は11月26日、投資開発事業の一環として、マルチテナント型物流施設「S・LOGI(エスロジ)松原」の新築工事に着手したと発表した。

<完成予想パース>
20241126shimizu - 清水建設/大阪府松原市で11.6万m2の自社開発物流施設を着工

大阪府松原市内に建設するこの物件は、自社開発する賃貸物流施設「S・LOGI」シリーズの第9弾施設で、関西圏では初の開発物件となる。施設規模は地上4階、延床面積11万6509.72m2、施設の竣工と賃貸の開始は2026年5月を予定している。

物件の計画地は、大阪市中心部から10km圏内にある松原市三宅西土地区画整理事業地内に位置。交通面では、阪神高速6号大和川線「三宅西」ICに近接するほか、同14号松原線「三宅」ICからも1km圏内にあるなど、大阪市中心部、大阪港湾部、関西圏広域へのアクセス性に優れている。

1フロア7000坪のプレートを確保した4階建てのマルチテナント型物流施設で、1フロアを3分割できるため、最大12テナントの入居が可能。機能面では、大型車両で直接、各フロアへアクセスできるダブルランプウェイを採用。また、幅広いテナントニーズに対応するため、4500kWの特別高圧電力を建物内に引き込む予定だ。防災面では、200年に1度の水害にも耐えられる高床式のトラックバースを採用、災害時の停電への備えとして72時間対応の非常用発電設備も導入する。併せて、無人コンビニやカフェテリアスペースなど共用部のアメニティ設備も充実させ、就業者に働きやすい環境を提供する。

環境面では、使用電力の全量を再生可能エネルギー由来のグリーン電力で賄う計画。具体的には、建物屋上に設置した太陽光パネルが生み出す電力全量のほか、電力小売事業を手掛ける同社100%子会社「スマートエコエナジー」が供給する太陽光、バイオマスなどの自然エネルギー由来のグリーン電力を施設内で利用する予定だ。

なお、同社は2007年から、「安全・安心」「快適・便利」「リーズナブル」をコンセプトに、テナント企業のニーズへ柔軟に対応できる「汎用性」と「可変性」をもつ物流施設「S・LOGI」の賃貸事業を展開している。これまでに首都圏、福岡での開発実績があり、今後も複数の開発を検討中。引き続き、開発・設計・施工・運営管理に一気通貫して対応できる総合建設会社としての強みを生かし、首都圏、中部圏、関西圏、福岡圏を中心に全国各地で、テナント企業に新たな価値を提供する物流施設の開発を進めていく考えとしている。

■概要
名称:S・LOGI(エスロジ)松原
建設地:大阪府松原市三宅西7丁目
規模:延床面積11万6509.72m2、貸床面積9万5514.81m2、地上4階
構造:鉄骨造
用途:物流倉庫、事務所、駐車場
工期:2024年11月~2026年5月
設計・施工:清水建設

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