教育カウンセラーの独り言

今起こっている日本の教育の諸問題と受験競争の低年齢化している実態を見据えます。

秘密結社「主夫の友」! 野望は「2020年までに主夫を30%に」

2015年07月01日 23時02分04秒 | ニュース

読売新聞7月1日(水)10時13分配信『秘密結社「主夫の友」! 野望は「2020年までに主夫を30%に」 「主夫」は人生いろいろ ;女子学生たちに「専業主婦になろうなんて、甘い考えではあかん」と叱咤しったし、拙著「専業主婦になりたい女たち」(ポプラ新書)で専業主婦のリスクを説く私が、なんと「主夫」の団体の顧問に就任させていただきました。

 ひょんなご縁は「子育て主夫青春物語 『東大卒』より家族が大事」(言視舎)の著者、堀込泰三さんから始まりました。彼は「2020年までに責任ある地位の女性を30%にするなら、主夫も30%に」という“謎の野望”を抱く、秘密結社「主夫の友」のCEOなのです。「いずれ主夫になりたい男性と主夫と結婚したい女性たちの婚活パーティーもやりたい」とおっしゃる。

 しかしそれってどーなんだろうか?

 果たしてどれだけ需要があるのか、知人の30代、40代の高学歴、高収入女性たちに聞いてみたところ、「専業主夫? 男が働かないというと、なぜこんなに怒りを覚えるんでしょう」と大ブーイング。「例えば、あなたの好きなタレントのA君でもダメ?」と更に聞いたら、「それでもダメです。タレントは現実じゃないからいいんです!」と怒られてしまいました。

 これは大変。「主夫だと女性たちから受けがよくないから、『仕事よりあなたと家族が大事』とか、何か別のコピーを考えたら……」などとアドバイスしているうちに顧問にさせていただいた次第。そして先日に行われたキックオフイベントにも登壇させていただきました。

 そのイベントには、「専業主夫」から「兼業主夫」まで7人のリアル主夫さんが参加。トークバラエティーの芸人さんさながら、ひな壇に座っていただき、私と堀込さんからいろいろと質問させていただきました。回答はフリップに書いてもらい、2人で突っ込む――とても楽しいイベントでした。

 印象的だったのは、「なぜ主夫になったのか?」という問いへの回答。あまりに様々なドラマが秘められていて、「人生いろいろ~♪」という歌が思わず脳内をぐるぐるしてしまいました。

 思えば主夫というのは「自覚」の問題で、7人のうち、「奥様の扶養家族になっている」という人は2人。専業主婦のように財布を握っている人も2人ぐらい。なったきっかけも病気や海外転勤などさまざまで、最初から主夫だったという人は本当に少ないです。「学生結婚して、そのまま専業主夫になり、大学院を出ているけれど働いたことがない」という、まるで“箱入りお嬢様”のような方もいました。妻より収入が上の人は1人でした。

 つまり収入がなく専業主夫に徹している人から、大黒柱が妻でゆるい働き方の人、妻より年収は上でも家事はほとんどやっている人など、7人だけでも、かなりのグラデーションがありました。

 男性の働き方の多様化を促し、性別役割分担の意識を壊すには、主夫は素晴らしい存在。でも、「子育て後はどうするの?」「働き手が交代する可能性も考えていますか?」など、心配でいろいろと質問してしまいました。

 おもしろかったのは「主婦の愚痴」と「主夫の愚痴」はほぼ一緒ということ。「聖域であるキッチンには入られたくない」「誰が稼いでるんだと言われたことがある」などなど。一番ウケたのは「専業主夫あるある」で、「ミョウガを夫婦どちらも買ってくると余って困る」というものでした。

 そんな感じで、全体的にはのほほんとして楽しいム 雰囲気。「再就職したい主婦イベント」に比べると、あまりガツガツしていないのが印象的です。』

料理・洗濯・掃除を完璧に なすのは難しいと思います。家事と言えども日常生活の中での長い経験と実践が必要です。主夫業も大変と思います。小さい時から勉強ばかりで、家事も手伝わないで女子大生になった頭の良い女性にはなかなかしんどく上手くなるまで時間が掛かるのでは有りませんか。


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