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麺人 ばろむ庵@奈良市杉ヶ町27:新中華そば
昼に食べに出かけるチャンスが出来たので、久しぶりに食べに行くことにした。以前に訪れたのは「まぜそば」がレギュラーメニュー化された昨年の6月頃。その後、メインのスープに改良を重ねているとも聞いていたことも気になっていたし、実はまだ例の「ヤマトブラック」も味わっていない。
この日の券売機。メニューが増えたので、ボタンのレイアウトも前回訪問時とは変わっている。その食券販売機の食券&釣り銭受取口のところに、ココ「ばろむ庵」と、「麺処と市」と「ラーメン家みつ葉」の店舗名刺が。県内の、志を同じくする仲間のお店をこうやってさりげなく紹介するこのアイデア、粋だねぇ~。いいねぇ~。
で、未食のヤマトブラックも気になりつつも、やはり基本の「新中華そば」のスープがどう変わっているのかを確かめることにした。
茹で上がりの早い麺なのか、注文が通ってから出来上がって出て来るのはわりと早い。ぱっと見た目には昨年6月の頃とそう大変わりはしていないように思う。しかし、香りの印象が以前と違っていて、以前の新中華そばではかなり前に出ていた少しクセのある鯛煮干の香りがかなり引っ込んだ印象。(後ほどある信頼筋から教えていただいたのだが、鯛の煮干しは安定的な供給が難しいこともあり、魚介系はアゴ(トビウオ)に変えたそうだ。)
味わってみる。
鯛煮干しのキャラクターよりも鶏の濃厚感がしっかりとあって、結果より高次元にまとまった感がある。見た目の濃厚さのとおり、ダシ感自体はかなり濃厚ながら、塩分やタレ由来の味付けは控えめで、かつアブラ分にキツさを感じたりすることないために、濃厚なダシの特質を堪能しつつも、胃に負担感を感じること無く、さっぱりスルっと食べられる感に仕上がっていて、なかなか。
レアチャーシューやショウガテイスト極太メンマ、黄身艶やかな半熟煮玉子が織りなす「充実の具のひととき」の魅力、全粒粉麺のボソッとしながらもむっちりとした主張のある上々の食感、全体的なまとまりとして、昨年の印象より高いレベルになって来ていると感じた。
完食した鉢の底には結構な量の独特な顆粒が残る。以前の鯛煮干しの時には無かったように思うので、アゴの残滓だろうか?
ところでつい先日、あの「フレンチレンジ」がトナリにオープンしたことで、はからずもラーメン店が軒を並べることになったが、京都駅東の「新福菜館と第一旭」や、一乗寺の「ラーメン軍団と新々亭」などのように、ラーメン店が隣接している事例はある。(昨日撮れなかったツーショットが今日は撮れた)
「フレンチレンジとばろむ庵」の場合、どちらも「ラーメン店」ではあるが、両店の作るラーメンの方向性、そもそも店のコンセプト自体が明確に違うので、結局競合するようなことは無いであろう。むしろ、連食するマニアには喜ばれるんじゃないかなぁ?と、思っている。
最近の営業情報。水曜日と土曜日には夜営業も行うようになっている。
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