広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

南部せんべい

2008-12-24 19:54:00 | 各地お土産・食べ物
岩手のお土産といえばかもめの玉子もあるけどやっぱり「南部せんべい」だ。
でも、ちょっと硬くて、ゴマやナッツ類などバリエーションも限られている気がしていたし、せんべい製造元の「巖手屋」の新製品「生南部サブレ」がおいしいこともあって、せんべいとはご無沙汰だった。

先日、南部せんべいを頂いた。巖手屋製だが見たことのない商品。
いかせんべい

納豆せんべい

「おいしいよ」という触れ込みだったが、イカや納豆という個性の強いものと南部せんべいの組み合わせはどうなんだろう。
まずは、イカから。袋を振るとシャカシャカと音がする。

大きさや形は従来の南部せんべいと同じ。表面に裂きイカがまぶしてあり、それがはがれてシャカシャカいっていたのだった。
表面の拡大。赤いのは唐辛子。

裏返すと、

ゴマが混ざっていて、裏面は普通の南部せんべい。でもゴマとさきいかって相性はどうなのか。

食べてみると、普通の南部せんべいより、若干薄くて柔らかい。裂きイカはおつまみで売っている製品よりも細かくて硬いものの、味は同じ。不思議とせんべいやゴマ、唐辛子と調和していて、ややしょっぱいかもしれないが、かなりおいしい。おやつにもおつまみにもなる。製造元サイトには「当店の人気ナンバー1」とのことなので、知らぬ間に南部せんべいのトレンドになっていたようだ。

もう1つの納豆。

イカほどははがれ落ちていない。ひきわり納豆(1枚当たり200粒分とのこと)がまぶしてあり、乾燥しているが、ぷーんと納豆の香りが漂う。
こちらも、ゴマがまぶしてあったが、やはりせんべいとよく調和している。イカほどのインパクトはないが、これもいい。ただ、好き嫌いが分かれそう。香りもそうだし、口の中の水分で納豆が戻って、少しネバっとするので。

秋田の製菓会社でも、納豆せんべいを出していて(いた?)、おいしいと思ったが、秋田のは醤油味、こちらは、南部せんべいなので、味が薄く(ついていない?)、納豆の量も多いのに、とてもよく味がまとまっていると思う。

さすが伝統の南部せんべいだと見直した。巖手屋のサイトを見ると、ほかにもホタテ・焼いも・たまねぎなどいろんなラインナップがあったのには驚いた。今度岩手に行ったら、生南部サブレ練乳味だけでなく、せんべいも要チェックだ。
と思って、秋田市内のローソンにいったら、いかせんべいが134円(やけに高い)でバラ売りされていた。大館・秋田・弘前などにあるスーパーの「いとく」でも扱っているらしいのでお試しを。
コメント (4)
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