広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

温泉本

2008-12-28 14:56:59 | 秋田のいろいろ
昨日のローカル番組で「北東北日帰り温泉 2009年版」という書籍(ムック)が発売されたというので、さっそく買ってきた。
この本は、北東北3県(青森・秋田・岩手)のタウン情報誌の共同発行で、各県の日帰り入浴ができる温泉施設を紹介している。各施設で本を提示すると、無料入浴や割引をはじめとする何らかの特典があるのが売り。
今号で9年目というが、僕が買ったのは2008年に続いて2度目。出かけたついでに秋田や青森のいくつかの施設で利用させてもらい、本の価格分以上の特典を受けられた。
左が2008年版、右が2009年版
今号は前号同様、A5判266ページで980円だが、301湯から293湯に減っている。詳しく見てはいないが、僕が利用させてもらった各施設は今号も掲載され、特典内容も変化なし。

前号は表紙を開くと広告だったが、今号は大きな警告マークでマナー遵守を訴えている。

次のページに利用方法が記載されているのは前号と同じ。「理不尽な要求を温泉施設に求め、横柄な態度をとる利用者がいたことが報告されています」とあり、裏表紙の裏のルール・マナー・利用条件を守って利用することの誓約書に、利用者の住所・氏名を記載して使用することになっている。施設によっては、この誓約書部分やさらに身分証明書提示を求めることがあるとも書かれている。

「理不尽な要求」とはどんなことだろう。平日のみ特典適用の施設に休日の適用を求めたりするのか。掲載施設が減った理由かもしれない。
初めて使った時、この部分を読んで、敷居が高く感じて身構えてしまったが、僕が利用した限りでは、身分証明はおろか誓約書部分をチェックした施設は1つもなく、どこも(一般入浴客と同様に)気持ちよく迎えてくれ、タダや格安で入れてもらうのを申し訳なく思ってしまうほどだった。


掲載施設は、本格的な温泉旅館の日帰り部門から道の駅や第3セクターなどの新設の日帰り専門施設まで幅広い。
特典は、この辺の相場の入浴料300~500円前後の施設では、「平日の入浴無料」か「休日も含めて数百円または数十%引き」といった施設が多い。中には、日帰り入浴料1000円以上の温泉ホテルが1000円引きで入れたり、同伴者も特典適用になるところなどもあるのでよく読んだほうがいい。牛乳1本とか貸しタオル無料といった特典のところもある。

秋田市土崎にあった「あったまり~な」が営業をやめたので、掲載されないのは当たり前だけど、秋田市内の新たな温泉が掲載された。秋田市東部のゴルフ場に今年オープンしたばかりの「桜温泉さくらさくら」だ。通常3時間600円の入浴料が半額という特典もうれしい。ぜひ行ってみなければ!

実は、秋田市民で温泉好きなのに、身近な秋田温泉に行ったことがない。同経営の宿泊併設と日帰り専門の2施設(ともに520円)がそれぞれ平日無料と、こちらもおトクなので、今年中に行こう行こうと思ってはいたのだけど・・・


そして、今号は“付録”なのか入浴剤の試供品が付いていた。アース製薬の9月新発売の「アルカリ温泉成分温素(おんそ)」という製品。
※追記・試供品が付いていない販売店もあります。
裏表紙の誓約書とオマケ
オマケがついて、近くの温泉にでも数回行けばモトがとれて、非常におトクな本だと思う。各施設の利益はどうなっているのか気になるけど。
北東北各県の書店では、週刊誌(タウン情報系なので)、郷土書、旅行誌、レジ周辺のいずれかで平積みで売られているはず(多くの書店ではつい最近まで2008年版が残っていた)。
コメント (4)
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