昨日と同じ話題ですが、秋田新幹線の後継車両「E6系電車」の量産先行車についてです。ついに見たのです!
E6系は、7両編成が1本(1組)だけ造られ、仙台の車両基地に所属して各種試験走行を行っている。試験結果を反映させて、本格的な量産に入ることになる。
昨日、初めて秋田駅へやって来て、来月くらいまで何度か奥羽本線・田沢湖線を走行し、在来線区間における積雪時の走行試験を行うそうだ。
てっきり、その都度仙台から秋田まで来てとんぼ返りするのかと思ったら、どうも秋田の車両基地に“滞在”しているらしい。集中的に秋田で試験運転するためには、その方が効率がいいのは分かるが、意外だった。
10月に一般公開で訪れた、秋田駅の南、金照寺山と一つ森公園の山の間にある、「秋田車両センター」へ行ってみた。
城南中学校方面と横山金足線・日赤病院方面を結ぶ市道の跨線橋から、センターの中が見える。
金網越しですが
左から田んぼ・奥羽本線(標準軌・狭軌)・車両センター。写真の外、右側は住宅地。
赤い矢印の位置、狭軌の本線を手前から奥に向かって普通列車が走っているのだが、雪煙でほとんど見えない。
センター内の屋根がある線路は「洗浄線」というらしいが、いつもE3系「こまち」など、標準軌規格の電車が入っている。今日は…
!!!
左から、701系5000番台(レール幅の広い大曲-盛岡間の普通列車用)、E3系こまち、そして
E6系!
中が暗いのと吹雪いているせいで、肉眼でも写真でもよく分からないが、たしかに写真やテレビで見たあの形と色。
しかも隣にいるE3系は、他の25本とはデザインが異なる、量産先行車として製造された「R1編成」だ! ※以前の記事
E3系とE6系の量産先行車どうしが並んでいたのだ。貴重なシーンかも。
周囲や運転台に数人の社員がいて、何か作業をしていた
ちらりと見ただけでも、真っ赤な電車は斬新に感じた。赤の質感も独特。正面から見て両端にある、前照灯(ヘッドライト)から上へ延びる銀色のラインがカッコイイ!
いつかじっくり見られるのがますます楽しみになった。タイミングが合えば外に出ていることもあるだろうし、また後日、アップするかもしれません。
※続きはこちら
さて、構内の端に目を転じると、
12月4日のダイヤ改正で新しいハイブリッド車両に役目を譲った、
「リゾートしらかみ」の旧青池編成
現役時代は3両編成だったが、中間の車両は「ブナ編成」の増結用に転用されたため、残りの両端の2両がつながって停まっていた。
ライト類は消灯している上、屋根には降った雪がそのまま積もっており、ずっと動いていないのだろう。このまま廃車されてしまうのだろうかと思って帰ってきた。
ところが、帰ってから写真をよく見ると、フロントガラス下の表示が、現役時代と異なっている。
現役時代は「リゾートしらかみ」
現在は、(物陰で見づらいですが)
「CRUISING TRAIN」と書かれているようだ
1997年の運行開始当初は、ここに「CRUISING TRAIN Shirakami」と表示されていた(2003年のブナ編成登場時に「リゾートしらかみ」表記に変更)はずだが、それとは異なるデザインだから、新たに書き換えたのだろう。
ということは、リゾートしらかみ引退後の去就が気になっていたこの車両だが、「表示が書き換えられ、その他の外観は以前のまま」ということなら、(1両減って2両になったとはいえ)このままの姿で走り続けると考えることができる。他路線のリゾート列車もしくは団体用列車にでもするのだろうか。
「リゾートしらかみ」としての使用年数はいちばん長い車両だが、車両自体の車齢はブナ編成・くまげら編成とほぼ同じだから、まだ使えると判断したのだろう。
でも、秋田周辺をこの姿で走ったら、現青池と紛らわしい。どこを走るのだろう。
※旧青池編成について、続きはこちら
E6系は、7両編成が1本(1組)だけ造られ、仙台の車両基地に所属して各種試験走行を行っている。試験結果を反映させて、本格的な量産に入ることになる。
昨日、初めて秋田駅へやって来て、来月くらいまで何度か奥羽本線・田沢湖線を走行し、在来線区間における積雪時の走行試験を行うそうだ。
てっきり、その都度仙台から秋田まで来てとんぼ返りするのかと思ったら、どうも秋田の車両基地に“滞在”しているらしい。集中的に秋田で試験運転するためには、その方が効率がいいのは分かるが、意外だった。
10月に一般公開で訪れた、秋田駅の南、金照寺山と一つ森公園の山の間にある、「秋田車両センター」へ行ってみた。
城南中学校方面と横山金足線・日赤病院方面を結ぶ市道の跨線橋から、センターの中が見える。
金網越しですが
左から田んぼ・奥羽本線(標準軌・狭軌)・車両センター。写真の外、右側は住宅地。
赤い矢印の位置、狭軌の本線を手前から奥に向かって普通列車が走っているのだが、雪煙でほとんど見えない。
センター内の屋根がある線路は「洗浄線」というらしいが、いつもE3系「こまち」など、標準軌規格の電車が入っている。今日は…
!!!
左から、701系5000番台(レール幅の広い大曲-盛岡間の普通列車用)、E3系こまち、そして
E6系!
中が暗いのと吹雪いているせいで、肉眼でも写真でもよく分からないが、たしかに写真やテレビで見たあの形と色。
しかも隣にいるE3系は、他の25本とはデザインが異なる、量産先行車として製造された「R1編成」だ! ※以前の記事
E3系とE6系の量産先行車どうしが並んでいたのだ。貴重なシーンかも。
周囲や運転台に数人の社員がいて、何か作業をしていた
ちらりと見ただけでも、真っ赤な電車は斬新に感じた。赤の質感も独特。正面から見て両端にある、前照灯(ヘッドライト)から上へ延びる銀色のラインがカッコイイ!
いつかじっくり見られるのがますます楽しみになった。タイミングが合えば外に出ていることもあるだろうし、また後日、アップするかもしれません。
※続きはこちら
さて、構内の端に目を転じると、
12月4日のダイヤ改正で新しいハイブリッド車両に役目を譲った、
「リゾートしらかみ」の旧青池編成
現役時代は3両編成だったが、中間の車両は「ブナ編成」の増結用に転用されたため、残りの両端の2両がつながって停まっていた。
ライト類は消灯している上、屋根には降った雪がそのまま積もっており、ずっと動いていないのだろう。このまま廃車されてしまうのだろうかと思って帰ってきた。
ところが、帰ってから写真をよく見ると、フロントガラス下の表示が、現役時代と異なっている。
現役時代は「リゾートしらかみ」
現在は、(物陰で見づらいですが)
「CRUISING TRAIN」と書かれているようだ
1997年の運行開始当初は、ここに「CRUISING TRAIN Shirakami」と表示されていた(2003年のブナ編成登場時に「リゾートしらかみ」表記に変更)はずだが、それとは異なるデザインだから、新たに書き換えたのだろう。
ということは、リゾートしらかみ引退後の去就が気になっていたこの車両だが、「表示が書き換えられ、その他の外観は以前のまま」ということなら、(1両減って2両になったとはいえ)このままの姿で走り続けると考えることができる。他路線のリゾート列車もしくは団体用列車にでもするのだろうか。
「リゾートしらかみ」としての使用年数はいちばん長い車両だが、車両自体の車齢はブナ編成・くまげら編成とほぼ同じだから、まだ使えると判断したのだろう。
でも、秋田周辺をこの姿で走ったら、現青池と紛らわしい。どこを走るのだろう。
※旧青池編成について、続きはこちら