広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

中心市街地ってどこ?

2011-01-13 20:19:52 | 秋田の地理
当ブログでは、秋田市中通一丁目地区の再開発や秋田駅前・大町地区などの模様を取り上げている。
その際、記事のタイトルなどで、「中心市街地」という言葉を多用していた。考えてみれば、「秋田市中心市街地」ってどこを指すんだろう?

中心市街地は、ここ何年かで行政とマスコミがよく使うようになった、新しい言葉だと思う。
1998年に制定された「中心市街地の活性化に関する法律(中心市街地活性化法)」が元なのだと思われ、第二条に定義が出ているが、具体的にどこからどこまでなのかは、判断できない。
僕としては、なんとなく語感が気に入ったのと、「中心部」「中心商店街」「(単に)市街地」などとはニュアンスが違い、とても的確なイメージを受けたので、好んで使っているのだが、正確な定義は? と聞かれると、答えられない。

秋田市の場合、「中央街区」「中心街区」とか「中心商店街」という言葉を使う場合や人もいる。
例えば、秋田県道の「秋田中央道路」のキャッスルホテル前の出口は「中央街区ランプ」という名称らしい。
それらも公式な言葉なのだろうか? だとすれば「中心市街地」との違いは?

「街区」というと、「“街区”公園(いわゆる児童公園)」など、狭い範囲を指す印象があり、「中心市街地」の方が広い範囲のようなイメージがあると思う。
実際のところはどうなのか、調べた。
秋田市都市計画課のサイトに、都市計画マスタープランの用語解説(http://www.city.akita.akita.jp/city/ur/im/keikaku/02masterplan/no5/yougo-5.htm)があり、それによれば、
中央街区:秋田駅から二丁目橋に至る広小路と中央通りにはさまれた約16.8haの区域。
中心市街地:秋田駅から二丁目橋に至る広小路と中央通りにはさまれた区域(中央街区約16.8ha)を中心とする中心市街地活性化基本計画で規定する区域約228ha。
ほかにも特定の地域を示す用語として、
都心部:都市機能が集積している秋田駅周辺から山王十字路までの地域。
都心軸:秋田経済法科大学付近から臨海十字路までの市の中心部を東西に貫き、都市の骨格を形成する都市機能が集積している帯状の地域。

  ※現在、秋田経済法科大学はノースアジア大学に改称。
があった。

つまり、広い順に
 都心軸>都心部>中心市街地>中央街区
ということのようだ。
また、「中央街区」という言葉はあるが、「中心街区」は正式な用語ではないようだ。


中心市街地の範囲についてはその後改定されたようで、現在は上記とは若干異なっている。
秋田市市街地活性化推進本部のサイトにある、2008年に「秋田市中心市街地活性化基本計画」が国に認定された時の資料(http://www.city.akita.akita.jp/city/hqac/08Keikaku/Nk-pdf/Nk-tkb0102.pdf)では、
旧基本計画においては、中心市街地の区域を、8つの商店街組織のある通りを中心に、 東側は秋田駅東第3地区土地区画整理事業区域を含む市道明田外旭川線付近、西側は 大町、横町、北側は千秋公園、南側は南大通りに囲まれる 228ha を区域に設定してい たが、本計画では、改正中心市街地活性化法の趣旨を踏まえ、各種事業を集中的かつ 効果的に取り組むことが可能な、下図に示す約 119ha を中心市街地の区域とする
とのことで、図示されている。
ちなみに、TDR(ディズニーランドとディズニーシーの本体部分。駐車場は除く)の面積がちょうど100haらしい。
秋田駅に「駅」と表示しました。上部の緑が千秋公園
駅東口のアルヴェとNHK、千秋公園丸々全部、脳血管研究センター、中央通りより南側の市民市場、通町の西側の旧「大工町」、旭川沿いの南端は東側が「池永小路」まで、西側の川反エリアは五丁目橋まで、などと、上記旧計画の用語解説から受けるイメージよりもかなり広範囲が対象。
三井アーバンホテル跡周辺など大町の西側や南大通りが含まれていないのは意外だが、当ブログで使っていた「中心市街地」とおおむね一致すると思う。
池永小路。左側が中心市街地で右側はそうではない

四丁目橋の交差点。旭川対岸を含めて“中心市街地”の境界がせめぎ合っている場所

 (以前の信号機の記事の画像の再掲)
【14日 上の画像(再掲)を追加】上の写真は池永小路を東(駅寄り)に進んだ、中通小学校そば。交差点の左右が池永小路。奥の突き当たりの緑が千秋公園。ガソリンスタンドから先が秋田市中心市街地ということになる。


現状から考えると、再開発は「中心市街地」というより「中央街区」、いや「中通一丁目の日赤病院・婦人会館跡地」にしか手を付けてないし、それ以外は眼中にないと言ってしまいたくなる。
千秋公園・大町・通町・川反・中央通りより南の中通など、まだ活性化の余地があるエリアはあると思うのだけど。


さて、秋田駅西口、フォンテ秋田の真向かいの遊歩道と駅の駐車場の間に、こんなものがあった。
記念碑
前からあったはずだが、初めて知った。(以下、角度を曲げて撮影していまいました。すみません)
街並みやビル?

「秋田駅前土地区画整理事業 完工記念 昭和四十二年」
1967年の秋田駅前土地区画整理事業では、駅前広場のほか、現在の中央通りや市民市場前の通りなど、現在の秋田駅前周辺の街並みの基盤ができあがったようだ。
こんな文が
「伸びよ
愛するわが町
輝く太陽と
整つた町並みの中に
幸せと
繁栄が生まれる」

それから40年以上が経った。
コメント
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