今日から4月。
秋田市は、3月11日(←季節カテゴリーでなかったのでリンクしておきます)以降も同じような天候でなかなか春らしくならない。
晴れは少なく、朝は雪が積もって真っ白でそれがすぐに融けたり、でなければ雨が降ったりの天気。気温は平年よりやや低めで、最低気温0度前後、最高気温5~10度程度。
昨日は大雨と雪融け水により、秋田市北部の新城川がこの時期には珍しく氾濫しそうになり、一時避難勧告が出た。
冒頭の写真は、今日午後の秋田駅西口交差点。
4月1日の秋田市は、14時頃から1時間ほど、ひっきりなしに濡れ雪が強く降り続けた。アメダスの積雪量は14時に0だったのが、15時に4センチとなった(以後、減って17時以降は2センチ)。
秋田では4月初めに雪がうっすら積もるのは、そう珍しいことでもないが毎年あるわけでもない。やっぱり今年は春が遅い。
旭川に架かる歩行者専用の「大町公園橋」。
融雪装置が作動しておらず、除雪された雪が隅に積み上げられて雪山ができていたが、それも雨やプラスの気温で減っていた。
(再掲)3月初め
3月中旬には、ごくわずかに雪が残るだけ
今日は、
残っていた雪は消えていたが、一面真っ白になった
それも、すぐに消えたけれど。
濡れた雪が激しく降ったので、バスの正面の行き先表示も真っ白。
どこへ行くの?(側面や後ろを見れば分かるけど)
前面形状のせいか、上の写真のタイプ(古い富士重工ボディ)がいちばん着雪しやすいようだ。いすゞエルガミオもわりと付きやすいようだ。行き先表示部分が垂直の日野レインボーはほとんど付いていなかった。
内部で結露してぼやけて見えるものもあった。
秋田駅前での発車時間までの待ち時間を使って、バスから降りてきて雪を払って見えるように配慮してくれていた運転士さんもいたが、多くの運転士は時間があるのに車内に乗ったままだった。
さて、バスの行き先表示の内容について。
先日も触れたように、新屋線経由の大森山公園行きの終点バス停名が、今日から「大森山公園」から「大森山動物園」に変更された。
昨年10月から始まった秋田中央交通の新しい行き先表示では、「終点のバス停名だけを表示」する決まりになったらしいので、これに伴って行き先表示を変更する必要があると考えていた。実際はどうか?
(再掲)
昨日までは「712 大町・西部サービスセンター 大森山動物園」だったが、
曇って見づらいですが
「712 大町・新屋 西部SC・大森山動物園」に変わった!
単に終点名が変わっただけでなく、路線名である「新屋」が入り、途中経由地の「西部SC」が大きな文字になった。
後部も「712 西部SC・大森山動物園」
実は今日から、他の路線でも行き先表示の文字の内容が一部変更された!
昨年の新表示実施に伴い、分かりにくく・紛らわしくなってしまっていた系統を中心に、終点名だけにこだわらず、以前の表示内容(経由地や路線名)を多少意識したものに変更されたようだ。
LEDの表示変更は、パソコンで作成したデータを車載機器に読み込ませることで行う。
中央交通では、所属営業所に関わらず、全車両で共通のデータを使用していることもあり、臨海営業所だけが担当する大森山線の1コマだけ変えるために全車両で更新作業をするのは効率が悪そうに思え、どうせならこのタイミングで他の表示も変えたらいいのにと、密かに期待していたのだが、それが実現した。
具体的にいくつか。
新屋方面は、10月の表示では「新屋」「新屋西」の文字がなくなり、終点はどちらも西部市民サービスセンター(新屋案内所)なので、新屋線、新屋西線(さらに栗田神社経由と県営住宅経由)が識別しづらくなっていた。
ノーマルな新屋西線は、従来は
(再掲)従来は「720 県庁・栗田神社 西部サービスセンター」
新・新表示では、
「720 県庁・市役所 新屋西・西部SC」
「新屋西」が復活!!
そして「市役所」も復活、「栗田神社」が消えた。
「サービスセンター」を「SC」にしたことでスペースに余裕ができて路線名を復活でき、文字も大きくなった。正しくは「西部“市民”SC」なのですけどね…
新屋県営住宅経由の新屋西線は、(従来は「722 県庁・新屋県営住宅 西部サービスセンター」かな?)
「722 県庁・市役所 栗田県住・西部SC」
これなら分かりやすい。
「栗田県住」って結局昔の表示と同じだし、実在しない名称(正しくは「“新屋”県営住宅」)なわけですが…
大町経由の新屋線は「710 大町 西部サービスセンター」から「710 大町 新屋・西部SC」といった感じの表示に変わったようだ。(一瞬だけ見た)
ただ、「新屋」と「西部SC」が隣り合っていて、一瞬「新屋西」と読んでしまいそうになった。
同じく、紛らわしかった、大川反車庫(秋田営業所)行きの県庁・八橋球場経由と長崎屋経由。(これは本当に間違えそうになった経験がある)
(再掲)従来の県庁経由
長崎屋経由との違いは小さな文字の「県庁市役所」が「長崎屋」になるだけで、ほんとうに区別しにくかった。
今日からは、
「140 県庁市役所・大川反車庫」と「142 長崎屋・大川反車庫」
(↑「県庁」と「市役所」の間に「・」はないのね。栗田県住経由にはあったのに)
「市役所」が増えたほかは内容は同じだが、経由地の文字が大きくなって、これなら間違わない。
他にも、川尻割山線、神田線、添川線、泉ハイタウン線、二ツ屋福島線、新国道経由組合病院線、赤沼線などで表示が変わったのが確認できた(いずれも秋田駅発の下り)。後部の表示も前とほぼ同じ内容に変わったものが多そう。
一方、新国道経由飯島北行き、大住団地線などでは変更されず、「新国道」「大住団地」は小さい文字のままだった。また、秋田駅行きの上りで変更されたものは見なかった。
結局、方向性としては元に戻ったような気がしなくもないが、こちらのほうが分かりやすいのは間違いないと思うから、改善ととらえて評価したい。
実施からわずか半年で再度変更してしまったのは(戸惑うお客もいるかもしれないが)、朝令暮改ではなく、柔軟な対応と見るべきだと思う。
いずれまた改めて紹介するつもりです。※こちらの記事
ちょうど1年前から、臨海営業所の路線バスに、アンパンマンのキャラクターが描かれた、JA共済のラッピングバスが登場していた。【5日追記】2012年4月時点では、秋田営業所に転属した模様。
今日、そのリムジンバス版を見かけた。
「どうろを わたる ときは いつも みぎひだりを かくにん してね」
ばいきんまんだけ車に乗ってる。
秋田市が公募して広告として掲出している、「秋田市らしいデザインのラッピングバス」のうち、特別賞で1台しかない秋田美人のデザインのバス。
巡り合わせが悪くてなかなか見ることすらままならなかったが、最近はご縁があるようで、先週は、乗車することまでできた(中は普通のバスですが)。
それなりにきれいな写真も撮れました
秋田市は、3月11日(←季節カテゴリーでなかったのでリンクしておきます)以降も同じような天候でなかなか春らしくならない。
晴れは少なく、朝は雪が積もって真っ白でそれがすぐに融けたり、でなければ雨が降ったりの天気。気温は平年よりやや低めで、最低気温0度前後、最高気温5~10度程度。
昨日は大雨と雪融け水により、秋田市北部の新城川がこの時期には珍しく氾濫しそうになり、一時避難勧告が出た。
冒頭の写真は、今日午後の秋田駅西口交差点。
4月1日の秋田市は、14時頃から1時間ほど、ひっきりなしに濡れ雪が強く降り続けた。アメダスの積雪量は14時に0だったのが、15時に4センチとなった(以後、減って17時以降は2センチ)。
秋田では4月初めに雪がうっすら積もるのは、そう珍しいことでもないが毎年あるわけでもない。やっぱり今年は春が遅い。
旭川に架かる歩行者専用の「大町公園橋」。
融雪装置が作動しておらず、除雪された雪が隅に積み上げられて雪山ができていたが、それも雨やプラスの気温で減っていた。
(再掲)3月初め
3月中旬には、ごくわずかに雪が残るだけ
今日は、
残っていた雪は消えていたが、一面真っ白になった
それも、すぐに消えたけれど。
濡れた雪が激しく降ったので、バスの正面の行き先表示も真っ白。
どこへ行くの?(側面や後ろを見れば分かるけど)
前面形状のせいか、上の写真のタイプ(古い富士重工ボディ)がいちばん着雪しやすいようだ。いすゞエルガミオもわりと付きやすいようだ。行き先表示部分が垂直の日野レインボーはほとんど付いていなかった。
内部で結露してぼやけて見えるものもあった。
秋田駅前での発車時間までの待ち時間を使って、バスから降りてきて雪を払って見えるように配慮してくれていた運転士さんもいたが、多くの運転士は時間があるのに車内に乗ったままだった。
さて、バスの行き先表示の内容について。
先日も触れたように、新屋線経由の大森山公園行きの終点バス停名が、今日から「大森山公園」から「大森山動物園」に変更された。
昨年10月から始まった秋田中央交通の新しい行き先表示では、「終点のバス停名だけを表示」する決まりになったらしいので、これに伴って行き先表示を変更する必要があると考えていた。実際はどうか?
(再掲)
昨日までは「712 大町・西部サービスセンター 大森山動物園」だったが、
曇って見づらいですが
「712 大町・新屋 西部SC・大森山動物園」に変わった!
単に終点名が変わっただけでなく、路線名である「新屋」が入り、途中経由地の「西部SC」が大きな文字になった。
後部も「712 西部SC・大森山動物園」
実は今日から、他の路線でも行き先表示の文字の内容が一部変更された!
昨年の新表示実施に伴い、分かりにくく・紛らわしくなってしまっていた系統を中心に、終点名だけにこだわらず、以前の表示内容(経由地や路線名)を多少意識したものに変更されたようだ。
LEDの表示変更は、パソコンで作成したデータを車載機器に読み込ませることで行う。
中央交通では、所属営業所に関わらず、全車両で共通のデータを使用していることもあり、臨海営業所だけが担当する大森山線の1コマだけ変えるために全車両で更新作業をするのは効率が悪そうに思え、どうせならこのタイミングで他の表示も変えたらいいのにと、密かに期待していたのだが、それが実現した。
具体的にいくつか。
新屋方面は、10月の表示では「新屋」「新屋西」の文字がなくなり、終点はどちらも西部市民サービスセンター(新屋案内所)なので、新屋線、新屋西線(さらに栗田神社経由と県営住宅経由)が識別しづらくなっていた。
ノーマルな新屋西線は、従来は
(再掲)従来は「720 県庁・栗田神社 西部サービスセンター」
新・新表示では、
「720 県庁・市役所 新屋西・西部SC」
「新屋西」が復活!!
そして「市役所」も復活、「栗田神社」が消えた。
「サービスセンター」を「SC」にしたことでスペースに余裕ができて路線名を復活でき、文字も大きくなった。正しくは「西部“市民”SC」なのですけどね…
新屋県営住宅経由の新屋西線は、(従来は「722 県庁・新屋県営住宅 西部サービスセンター」かな?)
「722 県庁・市役所 栗田県住・西部SC」
これなら分かりやすい。
「栗田県住」って結局昔の表示と同じだし、実在しない名称(正しくは「“新屋”県営住宅」)なわけですが…
大町経由の新屋線は「710 大町 西部サービスセンター」から「710 大町 新屋・西部SC」といった感じの表示に変わったようだ。(一瞬だけ見た)
ただ、「新屋」と「西部SC」が隣り合っていて、一瞬「新屋西」と読んでしまいそうになった。
同じく、紛らわしかった、大川反車庫(秋田営業所)行きの県庁・八橋球場経由と長崎屋経由。(これは本当に間違えそうになった経験がある)
(再掲)従来の県庁経由
長崎屋経由との違いは小さな文字の「県庁市役所」が「長崎屋」になるだけで、ほんとうに区別しにくかった。
今日からは、
「140 県庁市役所・大川反車庫」と「142 長崎屋・大川反車庫」
(↑「県庁」と「市役所」の間に「・」はないのね。栗田県住経由にはあったのに)
「市役所」が増えたほかは内容は同じだが、経由地の文字が大きくなって、これなら間違わない。
他にも、川尻割山線、神田線、添川線、泉ハイタウン線、二ツ屋福島線、新国道経由組合病院線、赤沼線などで表示が変わったのが確認できた(いずれも秋田駅発の下り)。後部の表示も前とほぼ同じ内容に変わったものが多そう。
一方、新国道経由飯島北行き、大住団地線などでは変更されず、「新国道」「大住団地」は小さい文字のままだった。また、秋田駅行きの上りで変更されたものは見なかった。
結局、方向性としては元に戻ったような気がしなくもないが、こちらのほうが分かりやすいのは間違いないと思うから、改善ととらえて評価したい。
実施からわずか半年で再度変更してしまったのは(戸惑うお客もいるかもしれないが)、朝令暮改ではなく、柔軟な対応と見るべきだと思う。
いずれまた改めて紹介するつもりです。※こちらの記事
ちょうど1年前から、臨海営業所の路線バスに、アンパンマンのキャラクターが描かれた、JA共済のラッピングバスが登場していた。【5日追記】2012年4月時点では、秋田営業所に転属した模様。
今日、そのリムジンバス版を見かけた。
「どうろを わたる ときは いつも みぎひだりを かくにん してね」
ばいきんまんだけ車に乗ってる。
秋田市が公募して広告として掲出している、「秋田市らしいデザインのラッピングバス」のうち、特別賞で1台しかない秋田美人のデザインのバス。
巡り合わせが悪くてなかなか見ることすらままならなかったが、最近はご縁があるようで、先週は、乗車することまでできた(中は普通のバスですが)。
それなりにきれいな写真も撮れました