だいぶ間が空きましたが、2月初めの静岡旅行記。※旅行記カテゴリーではありませんが前回の記事
今回は三島市の話。三島市は静岡県東部・伊豆半島の付け根にある、人口11万の三嶋大社の門前町。
富士山と三嶋大社をモチーフにしたという、JR三島駅南口(在来線側)駅舎
三嶋大社のある三島市中心部は、新幹線・東海道本線のJR三島駅から南へ1キロ弱の一帯。道路が一直線や格子状でないこともあり、慣れないと迷いがち。
三島駅からはいちおう徒歩圏内だが、途中で迷ったり複数の目的地がある場合は、ちょっと大変かもしれない。
Googleマップより三島市中心部
上の地図を見ると、JR三島駅から南方向へ私鉄が延びている。これは「伊豆箱根鉄道」の「駿豆(すんず)線」。
伊豆半島の温泉地である伊豆長岡や修善寺へ至る路線で、JRから特急「踊り子」も乗り入れるが、三島市中心部にも2つの駅がある。列車本数が多く(少なくとも毎時3~4本)、初乗り運賃(130円)範囲内で利用しやすいので、駿豆線で移動するのもいいかもしれない。(三島市内は100円バスもあるようだ)
宿泊するホテルに荷物を預けて、散策。
三嶋大社
以前、列車の待ち時間に三嶋大社へ参拝したことがあったので、ここだけは再訪。JR三島駅からだと神社の裏側に当たり、事前に調べておかないと、迷う。
「福太郎」という赤福餅の草餅版みたいなものが名物で、草餅&こしあん好きの僕としては好物。境内でも購入できるけど、帰りに駅のキヨスクで買いました。
三嶋大社の正面を東西に走るのが、静岡県道22号線で「三島大通り商店街」。
以前少し取り上げた、「都市型の小型マックスバリュ」があったのがここ。
空き店舗は少なそう
2月5日は「三島宿地口行灯」という行事が行われていた。10年ほど前に始まった新しい行事で、商店街などの主催らしい。
「地口」とは駄洒落のような言葉遊びで、それと絵を描いた行灯を、商店街などに飾って展示する行事。
全国各地に同じ行事があり、秋田市保戸野の勝平神社のものは歴史もあって、(秋田では)有名。※秋田のものはこちら
地口行灯
秋田の勝平神社では、たった1人の地元の人が何十個もの灯籠を創作・制作していたはずだが、三島のものは全国から公募したり地元の高校生などが作ったものだった。
「おやじギャグやめて地口でほめられる」どっちも同じようなものですが…
三嶋大社から東へ700メートルほど進むと、駿豆線の「三島広小路」駅。
三島広小路駅
地方私鉄の駅らしく、大きくはなく、道路に面していきなり改札口があるようなきゅうくつな駅。
踏切の向こうが駅舎。踏切ぎりぎりに電車が停まる
駅前にミスタードーナツがあった。三島市唯一の店舗「三島広小路ショップ」。
ショップNo.0038(右端のドア上に表示)
秋田市にある23番目のミスドと15番違いだから、ほぼ同時期に開店したと思われる。(秋田のほうは途中で移転しているが)
一方、三嶋大社から南へ進んで三島市役所前を通り、東へ折れて少し進むと、駿豆線の次の駅「三島田町」駅。(神社から徒歩500メートルほど)
三島田町駅
こちらは駅前に大きなヤシの木があったりロータリーがあるが、やはりきゅうくつ。駅の隣に小さなスーパーがあり、イトーヨーカドー三島店も遠くない。
「三嶋大社前」という副駅名が付いており、たしかに三島駅から歩くよりは近いし、迷う可能性が低そう。
富士山のふもとの三島市は、市内の至る所に湧き水があり、そこから清流が街中を流れている。
湧水は「柿田川」が有名だけどそれ以外にもいくつもあり、ホテルに置いてあった観光地図に掲載されていた。それによれば、三島田町駅からそう遠くない場所にも1つありそうで、三嶋大社から歩いてそこへ行こうとしたが、途中で道が分からなくなってしまった。
後で確認したらその道で正しかったのだが、案内看板などがなくて不安になり、道を間違えたと思い込んで引き返してしまったのだ。
三島ならではの自然の観光資源なのだから、もうちょっと分かりやすくしてほしいし、いつか訪れてみたい。
途中、エンドウマメが咲いて実っていた。2月上旬なのに!
※2017年3月に三島市を訪れた時の水辺の植物について。
結局、うろうろして三島駅へたどり着き、三島広小路駅まで駿豆線に乗ってホテルへ向かった。
伊豆箱根鉄道三島駅の自動改札機がおかしかった。
自動改札機は、内外両側から通れる入場と出場兼用のものが設置されている駅もあるが、そんな駅でも最低1台ずつは入場専用と出場専用のものがあり、どちらか片方向が混雑していても最低限1通路は逆方向の改札機を使えるになっているもの。
しかし、ここは、
(改札外から)入れないじゃないか!
(上の写真左から)出場専用・入出場兼用・入出場兼用という配置で、入場専用の改札機がない!
ちょうど電車が到着し、出場する客がどっと出てきて3台ともフル稼働。人の波が収まるまで、入場できなかった。(上の写真では左端の改札機が空いているが、それは出場専用)
改札内から
人の波といってもたかが知れているし、これでなんとかなっているのだろうが、こういう配置の駅があったとは、びっくりした。
三島広小路駅の駅名標は毛筆文字
旅行記はもう少し続きます。※次の記事
※三島市のバスについてはこちら
今回は三島市の話。三島市は静岡県東部・伊豆半島の付け根にある、人口11万の三嶋大社の門前町。
富士山と三嶋大社をモチーフにしたという、JR三島駅南口(在来線側)駅舎
三嶋大社のある三島市中心部は、新幹線・東海道本線のJR三島駅から南へ1キロ弱の一帯。道路が一直線や格子状でないこともあり、慣れないと迷いがち。
三島駅からはいちおう徒歩圏内だが、途中で迷ったり複数の目的地がある場合は、ちょっと大変かもしれない。
Googleマップより三島市中心部
上の地図を見ると、JR三島駅から南方向へ私鉄が延びている。これは「伊豆箱根鉄道」の「駿豆(すんず)線」。
伊豆半島の温泉地である伊豆長岡や修善寺へ至る路線で、JRから特急「踊り子」も乗り入れるが、三島市中心部にも2つの駅がある。列車本数が多く(少なくとも毎時3~4本)、初乗り運賃(130円)範囲内で利用しやすいので、駿豆線で移動するのもいいかもしれない。(三島市内は100円バスもあるようだ)
宿泊するホテルに荷物を預けて、散策。
三嶋大社
以前、列車の待ち時間に三嶋大社へ参拝したことがあったので、ここだけは再訪。JR三島駅からだと神社の裏側に当たり、事前に調べておかないと、迷う。
「福太郎」という赤福餅の草餅版みたいなものが名物で、草餅&こしあん好きの僕としては好物。境内でも購入できるけど、帰りに駅のキヨスクで買いました。
三嶋大社の正面を東西に走るのが、静岡県道22号線で「三島大通り商店街」。
以前少し取り上げた、「都市型の小型マックスバリュ」があったのがここ。
空き店舗は少なそう
2月5日は「三島宿地口行灯」という行事が行われていた。10年ほど前に始まった新しい行事で、商店街などの主催らしい。
「地口」とは駄洒落のような言葉遊びで、それと絵を描いた行灯を、商店街などに飾って展示する行事。
全国各地に同じ行事があり、秋田市保戸野の勝平神社のものは歴史もあって、(秋田では)有名。※秋田のものはこちら
地口行灯
秋田の勝平神社では、たった1人の地元の人が何十個もの灯籠を創作・制作していたはずだが、三島のものは全国から公募したり地元の高校生などが作ったものだった。
「おやじギャグやめて地口でほめられる」どっちも同じようなものですが…
三嶋大社から東へ700メートルほど進むと、駿豆線の「三島広小路」駅。
三島広小路駅
地方私鉄の駅らしく、大きくはなく、道路に面していきなり改札口があるようなきゅうくつな駅。
踏切の向こうが駅舎。踏切ぎりぎりに電車が停まる
駅前にミスタードーナツがあった。三島市唯一の店舗「三島広小路ショップ」。
ショップNo.0038(右端のドア上に表示)
秋田市にある23番目のミスドと15番違いだから、ほぼ同時期に開店したと思われる。(秋田のほうは途中で移転しているが)
一方、三嶋大社から南へ進んで三島市役所前を通り、東へ折れて少し進むと、駿豆線の次の駅「三島田町」駅。(神社から徒歩500メートルほど)
三島田町駅
こちらは駅前に大きなヤシの木があったりロータリーがあるが、やはりきゅうくつ。駅の隣に小さなスーパーがあり、イトーヨーカドー三島店も遠くない。
「三嶋大社前」という副駅名が付いており、たしかに三島駅から歩くよりは近いし、迷う可能性が低そう。
富士山のふもとの三島市は、市内の至る所に湧き水があり、そこから清流が街中を流れている。
湧水は「柿田川」が有名だけどそれ以外にもいくつもあり、ホテルに置いてあった観光地図に掲載されていた。それによれば、三島田町駅からそう遠くない場所にも1つありそうで、三嶋大社から歩いてそこへ行こうとしたが、途中で道が分からなくなってしまった。
後で確認したらその道で正しかったのだが、案内看板などがなくて不安になり、道を間違えたと思い込んで引き返してしまったのだ。
三島ならではの自然の観光資源なのだから、もうちょっと分かりやすくしてほしいし、いつか訪れてみたい。
途中、エンドウマメが咲いて実っていた。2月上旬なのに!
※2017年3月に三島市を訪れた時の水辺の植物について。
結局、うろうろして三島駅へたどり着き、三島広小路駅まで駿豆線に乗ってホテルへ向かった。
伊豆箱根鉄道三島駅の自動改札機がおかしかった。
自動改札機は、内外両側から通れる入場と出場兼用のものが設置されている駅もあるが、そんな駅でも最低1台ずつは入場専用と出場専用のものがあり、どちらか片方向が混雑していても最低限1通路は逆方向の改札機を使えるになっているもの。
しかし、ここは、
(改札外から)入れないじゃないか!
(上の写真左から)出場専用・入出場兼用・入出場兼用という配置で、入場専用の改札機がない!
ちょうど電車が到着し、出場する客がどっと出てきて3台ともフル稼働。人の波が収まるまで、入場できなかった。(上の写真では左端の改札機が空いているが、それは出場専用)
改札内から
人の波といってもたかが知れているし、これでなんとかなっているのだろうが、こういう配置の駅があったとは、びっくりした。
三島広小路駅の駅名標は毛筆文字
旅行記はもう少し続きます。※次の記事
※三島市のバスについてはこちら