秋田ケーブルテレビ(CNA)では、自社制作チャンネル「CNAコミュニティチャンネル」において、「道路LIVE情報」という番組(?)を放送している。
公式ホームページでは「秋田市内7箇所にカメラを設置し、道路状況をお伝えいたします。朝や夕方の混雑時の様子確認などにお役立てください。」と紹介されていて、つまりは市内の道路の映像が延々と順番に流れているだけ。
音声の中継はなく、BGMが流れる。クリスマスシーズンだけはクリスマスソングがかかるけれど、他は通年同じ数曲のリピートかな。映像は4:3サイズ。
三重県のケーブルテレビ局で、テロップの字体まで同じ内容の放送を見たので、こういうシステムが商品化されているのだろう。
アナログ放送時代は朝夕の数時間だけだったが、デジタル放送化された現在は、本チャンネル(121チャンネル)のほかにサブチャンネル(122)も使って、6時から19時の間はずっと流れている。※サブチャンネルで秋田市議会中継がある時は休止
とても重宝しているというわけでもないが、今の時期は、積雪状況や路面状態の参考になるから、時々眺めている。
この放送は、以前ちょっと触れたように、キヤノン製の小さなリモコンカメラで撮影されている。
カメラは原則としてコンクリート柱に取り付けられ、道路上ではない道路際の私有地にギリギリに立っている。
(再掲)秋田大橋のカメラ
上記ホームページでは「7箇所にカメラを設置」とあるが、実際には8か所の映像が流れる。
1つは、道路は映らない風景映像で、「CNA道路LIVE情報」というテロップが表示されるので、これが一区切り付ける「タイトル画面」の位置付けなのだろう。他の7か所は15秒間表示されるのに対し、これだけ5秒しか流れない。
タイトル画面
タイトル画面は、新屋地区(勝平でない雄物川南側の)のやや高い位置から、秋田市中心部方向を眺めた映像。風が強い新屋地区だけに、悪天候の日はカメラが揺れたり、雪の付着あるいは雄物川の川霧で真っ白の映像の時がある。
映像では、秋田大橋、茨島の秋田アスレティッククラブのネット、イオン秋田中央店、駅前のアトリオン、その奥には太平山から続く山並みが見える。かなりズームアップしているようだ。
以前から、このカメラがどこに設置されているのか分からなくて気になっている(のだけど、探そうとはしていない)。おそらく、日新小学校や県営新屋住宅近辺ではないかと推察するのだが、どうだろうか。
他の7か所の設置場所やアングルと順番は次の通り。カギカッコ内は映像に表示されるテロップ。
上記の通り、アングルは固定されているのだが、リモコンカメラというくらいで、実はズームやパンもできる。
よく見ていると、微妙にアングルや画角が変わっていることがある。一度、週末にぜんぜん違うあさっての方向を向いていたことがあり、週明けまでそのままだったこともあった。操作ミスだったのだろうか。
3番目の手形陸橋の通りと6番目の茨島交差点で、最近、変化があった。
2月8日までは、以前と変わらないアングルだったのに、12日に見た時は、ほぼ180度逆の方向の映像が映っていたのだ。
最初、前のような操作ミスかと思ったが、テロップの「↑○○方向 ↓○○方向」というのも正しく変わっていたから、そうではない。
まず、茨島。
新しい茨島のアングル
ぱっと見て、どこだか分からない。
茨島交差点を背にして、南東の国道13号線・古川添交差点方向を撮影している。奥に見える大きい建物が「天然温泉グランスパこまち」。
新旧アングルはこんな位置関係(Googleマップに加筆)
以前は北西方向を向いていたわけだから、茨島交差点そのものが映っていた。したがって、交わる新国道(県道56号線)の状態(車の流れ)も分かったのに、分からなくなってしまった。
そして、
手形・広面の新しいアングル
手形陸橋の通り(県道28号線)は、いとく秋田東店前でカーブしている。
新アングルは広角気味で、そのカーブと先の東の「広面小南」交差点方向、奥に太平山が少し映る。真ん中に街路灯がでーんと立ちはだかり、先の方の道路が見づらい。
また「手形・広面」という名称だが、地名としての「手形」は一切映っていない。(旧アングルでは手形地区も映っていた)
現地にて。赤丸がカメラ
以前は、西方向のカーブの先の直線部分・手形陸橋方向を、かなりズームして映していた。
旧アングルのイメージ。ローソンと激安ミシン屋の印象が強かった
※この後、2015年9月までの間にローソンが閉店し、跡は高齢者の福祉関係の店というか事務所に変わった。
ここから手形陸橋まではきれいに一直線で、奥に千秋公園の一部がそびえるのだが、ズームの圧縮効果で近く見えた。
カメラとの位置関係。ローソンまで150メートルくらいあり、かなりズームしていたことが分かる
新旧アングル
ここも、以前のアングルのほうがよかったと思う。障害物がなく、秋田市中心部側まで見通せたのだから。
上記の通り、旧アングルと比べて新アングルのメリットは特にないと思うし、逆光になりやすいとか、映って困るものがあるといったこともなさそう。なんで変えたんだろう。
あと、7か所のカメラ設置場所が偏っているのも気になる。外旭川より北には1台も設置されていないから臨海バイパスや土崎・飯島付近、あるいは主要道路であり渋滞しやすく、沿岸部より積雪量が多い傾向にある横山金足線にもあってもいい。
CNAはいつの間にか五城目町、三種町、潟上市の各一部でも営業を始めているから、それらの地域の映像を流してもいいだろう。
カメラを新設するにしても、用地や回線の確保などが大変なのかとは思いますが。
【4月2日追記】この後、3月29日頃から、茨島、手形・広面とも以前のアングルに戻った。(リンク先後半)
1月ちょっとで元に戻ったのは、やはり評判が悪かったからだろうか。
※ところが、2014年1月7日には、またこのアングルになった。→そして2014年4月10日には、元に戻った。
※2015年4月に変化が生じた。
公式ホームページでは「秋田市内7箇所にカメラを設置し、道路状況をお伝えいたします。朝や夕方の混雑時の様子確認などにお役立てください。」と紹介されていて、つまりは市内の道路の映像が延々と順番に流れているだけ。
音声の中継はなく、BGMが流れる。クリスマスシーズンだけはクリスマスソングがかかるけれど、他は通年同じ数曲のリピートかな。映像は4:3サイズ。
三重県のケーブルテレビ局で、テロップの字体まで同じ内容の放送を見たので、こういうシステムが商品化されているのだろう。
アナログ放送時代は朝夕の数時間だけだったが、デジタル放送化された現在は、本チャンネル(121チャンネル)のほかにサブチャンネル(122)も使って、6時から19時の間はずっと流れている。※サブチャンネルで秋田市議会中継がある時は休止
とても重宝しているというわけでもないが、今の時期は、積雪状況や路面状態の参考になるから、時々眺めている。
この放送は、以前ちょっと触れたように、キヤノン製の小さなリモコンカメラで撮影されている。
カメラは原則としてコンクリート柱に取り付けられ、道路上ではない道路際の私有地にギリギリに立っている。
(再掲)秋田大橋のカメラ
上記ホームページでは「7箇所にカメラを設置」とあるが、実際には8か所の映像が流れる。
1つは、道路は映らない風景映像で、「CNA道路LIVE情報」というテロップが表示されるので、これが一区切り付ける「タイトル画面」の位置付けなのだろう。他の7か所は15秒間表示されるのに対し、これだけ5秒しか流れない。
タイトル画面
タイトル画面は、新屋地区(勝平でない雄物川南側の)のやや高い位置から、秋田市中心部方向を眺めた映像。風が強い新屋地区だけに、悪天候の日はカメラが揺れたり、雪の付着あるいは雄物川の川霧で真っ白の映像の時がある。
映像では、秋田大橋、茨島の秋田アスレティッククラブのネット、イオン秋田中央店、駅前のアトリオン、その奥には太平山から続く山並みが見える。かなりズームアップしているようだ。
以前から、このカメラがどこに設置されているのか分からなくて気になっている(のだけど、探そうとはしていない)。おそらく、日新小学校や県営新屋住宅近辺ではないかと推察するのだが、どうだろうか。
他の7か所の設置場所やアングルと順番は次の通り。カギカッコ内は映像に表示されるテロップ。
1.「外旭川アンパス付近」(アンパスの通りと神田線バス通りの交差点北角のガソリンスタンド前からアンパス方向)
2.「新国道(CNA前)」(「八橋鯲沼町」交差点北西角の社屋2階から秋田市中心部方向)
CNA前。雪で分かりにくいが、手前右側の社屋1階の庇がジャマ
【2014年8月4日追記】2014年6月に、ケーブルテレビ本社が移転した。その後、2014年8月現在では、ライブカメラは引き続き設置され「八橋鯲沼町交差点」と表示されるようになった。
【2018年2月28日追記】2018年に鯲沼町のカメラが設置されていた建物が解体。代替として同年2月8日から、新国道を南へ進んだ「羽後日産モーター秋田店前」のカメラが稼働。
3.「手形・広面付近」(手形陸橋の通りのいとく秋田東店前。※アングルは後述)
4.「明田地下道付近」(明田地下道西交差点北東角から線路を背にして南大通り方向)
明田地下道。このカメラは道路上(歩道部分)に設置されている?
5.「秋田市文化会館付近」 (文化会館前から山王大通り・県庁市役所方向)
6.「茨島交差点付近」(交差点北東側の国道13号線。※アングルは後述)
7.「秋田大橋付近」(大橋北詰の交差点北西角から大橋方向)
おおむね秋田市内で北から南の順になっている。2.「新国道(CNA前)」(「八橋鯲沼町」交差点北西角の社屋2階から秋田市中心部方向)
CNA前。雪で分かりにくいが、手前右側の社屋1階の庇がジャマ
【2014年8月4日追記】2014年6月に、ケーブルテレビ本社が移転した。その後、2014年8月現在では、ライブカメラは引き続き設置され「八橋鯲沼町交差点」と表示されるようになった。
【2018年2月28日追記】2018年に鯲沼町のカメラが設置されていた建物が解体。代替として同年2月8日から、新国道を南へ進んだ「羽後日産モーター秋田店前」のカメラが稼働。
3.「手形・広面付近」(手形陸橋の通りのいとく秋田東店前。※アングルは後述)
4.「明田地下道付近」(明田地下道西交差点北東角から線路を背にして南大通り方向)
明田地下道。このカメラは道路上(歩道部分)に設置されている?
5.「秋田市文化会館付近」 (文化会館前から山王大通り・県庁市役所方向)
6.「茨島交差点付近」(交差点北東側の国道13号線。※アングルは後述)
7.「秋田大橋付近」(大橋北詰の交差点北西角から大橋方向)
上記の通り、アングルは固定されているのだが、リモコンカメラというくらいで、実はズームやパンもできる。
よく見ていると、微妙にアングルや画角が変わっていることがある。一度、週末にぜんぜん違うあさっての方向を向いていたことがあり、週明けまでそのままだったこともあった。操作ミスだったのだろうか。
3番目の手形陸橋の通りと6番目の茨島交差点で、最近、変化があった。
2月8日までは、以前と変わらないアングルだったのに、12日に見た時は、ほぼ180度逆の方向の映像が映っていたのだ。
最初、前のような操作ミスかと思ったが、テロップの「↑○○方向 ↓○○方向」というのも正しく変わっていたから、そうではない。
まず、茨島。
新しい茨島のアングル
ぱっと見て、どこだか分からない。
茨島交差点を背にして、南東の国道13号線・古川添交差点方向を撮影している。奥に見える大きい建物が「天然温泉グランスパこまち」。
新旧アングルはこんな位置関係(Googleマップに加筆)
以前は北西方向を向いていたわけだから、茨島交差点そのものが映っていた。したがって、交わる新国道(県道56号線)の状態(車の流れ)も分かったのに、分からなくなってしまった。
そして、
手形・広面の新しいアングル
手形陸橋の通り(県道28号線)は、いとく秋田東店前でカーブしている。
新アングルは広角気味で、そのカーブと先の東の「広面小南」交差点方向、奥に太平山が少し映る。真ん中に街路灯がでーんと立ちはだかり、先の方の道路が見づらい。
また「手形・広面」という名称だが、地名としての「手形」は一切映っていない。(旧アングルでは手形地区も映っていた)
現地にて。赤丸がカメラ
以前は、西方向のカーブの先の直線部分・手形陸橋方向を、かなりズームして映していた。
旧アングルのイメージ。ローソンと激安ミシン屋の印象が強かった
※この後、2015年9月までの間にローソンが閉店し、跡は高齢者の福祉関係の店というか事務所に変わった。
ここから手形陸橋まではきれいに一直線で、奥に千秋公園の一部がそびえるのだが、ズームの圧縮効果で近く見えた。
カメラとの位置関係。ローソンまで150メートルくらいあり、かなりズームしていたことが分かる
新旧アングル
ここも、以前のアングルのほうがよかったと思う。障害物がなく、秋田市中心部側まで見通せたのだから。
上記の通り、旧アングルと比べて新アングルのメリットは特にないと思うし、逆光になりやすいとか、映って困るものがあるといったこともなさそう。なんで変えたんだろう。
あと、7か所のカメラ設置場所が偏っているのも気になる。外旭川より北には1台も設置されていないから臨海バイパスや土崎・飯島付近、あるいは主要道路であり渋滞しやすく、沿岸部より積雪量が多い傾向にある横山金足線にもあってもいい。
CNAはいつの間にか五城目町、三種町、潟上市の各一部でも営業を始めているから、それらの地域の映像を流してもいいだろう。
カメラを新設するにしても、用地や回線の確保などが大変なのかとは思いますが。
【4月2日追記】この後、3月29日頃から、茨島、手形・広面とも以前のアングルに戻った。(リンク先後半)
1月ちょっとで元に戻ったのは、やはり評判が悪かったからだろうか。
※ところが、2014年1月7日には、またこのアングルになった。→そして2014年4月10日には、元に戻った。
※2015年4月に変化が生じた。