広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

竹谷金正堂跡に

2013-02-09 19:47:22 | 秋田のいろいろ
2011年初夏に、大町通りの通町側・ねぶり流し館向かいにあった、貴金属店「竹谷金正堂(たけやきんしょうどう)」が(いつの間にか閉店し)解体されたことを紹介した。(この記事後半)
その後、更地になっていたが、最近、北隣の敷地(通町の通りにも面した角地)にあった駐車場と合わせて、何やら工事が始まっていた。
【10日追記】所在地としては「大町一丁目」。魁新報本社跡の「サン・パティオ大町」と駐車場を1つ挟んだ隣。

竹谷金正堂だった部分に建物の基礎ができている

通町から。奥の電柱の間が竹谷金正堂跡

通町に面した駐車場は、舗装されたゲート(遮断機)付きの月ぎめ(一部区画は近隣商店の客用にゲートの外にあった)だった。【3月26日追記】元はスポーツ用品店「竹半」があった。(現在はサンパティオ内に移転)
今もゲートと「月極駐車場」という男鹿市内の連絡先が書かれた看板は残っているが、封鎖されて雪が積もって駐車場ではなくなったようだ。現在は、竹谷金正堂跡の工事事務所(小屋)や工事関係者の駐車場として使われている。



解体直後は、このまま駐車場にでもなるのかと思っていたので、建物ができること自体、意外だった。
隣の駐車場も一体化して使うのか? とすれば、ここに何ができるんだろう? 大きさからしてコンビニ?

などと思って、工事事務所の壁にあった小さな表示板を見ると、発注者が「セブン-イレブン・ジャパン」となっていた!(写真は撮りませんでした)
開店日、工事期間などは分からなかったが、ここにセブンイレブンができるようだ。
月ぎめ駐車場は、店の駐車場として使い、通町側からも大町通り側からも出入りできるようにするのだろう。(駐車場の隅では、電光看板を設置できそうな穴が掘られていた)

ローソンの例からすれば、工事期間2か月ほどで開店していたので、ここも3月~4月頃にはオープンできそうに思える。(憶測です)
山王六丁目のほうは、事務所が3月に開設、店舗は6月をめどということだったので、通町のほうが先にオープンできそう。

(再掲)解体直前の竹谷金正堂。奥が通町。左に写っているのが、ねぶり流し館附属の旧金子家住宅

上とほぼ同じ場所の現在の模様

山王六丁目に続き、町中にセブンイレブンができることになる。
通町には、地元の生鮮食品メインのスーパー「せきや」や日用品なども扱う佐野薬局があるが、大町の「スーパーランドヤマト」閉店後は他に食料品や洗剤やティッシュペーパーのような日用品を購入できる店はない。
セブンイレブンでは、セブンプレミアムの日用品も扱うだろうから、お年寄りなどは助かるはず。

近くにはコンビニもなく、通町橋を渡ったホテルはくと向かいのサンクスまで200メートルほど、竿燈大通りのダイワロイネットホテルのローソンまで400メートル弱。住宅やマンションがある、北~西側(保戸野中町・すわ町)からはコンビニは遠いから、いい場所かもしれない。


ちょっと気になるのは、これまで通町にあったコンビニは、いずれも長く続かなかったこと。
秋田にコンビニが進出し始めた1990年代中頃は、通町の道路拡張工事が行われた時期でもあった。
まず、1994年頃、通町から菊谷小路に入る交差点角のビル1階(この間の選挙で落ちた元議員の事務所がある所)に「ホットスパー」がオープンするも、おそらく5年ほどで閉店。
その後には、西端近くのお菓子屋さん跡のビルの1階にサークルKができたが、それも閉店している。


【16日追記】いただいたコメントで新たな情報が。
秋田市民市場の道路を挟んだ南隣、市場・NTT東日本秋田のビルにも面した交差点の角に、コンビニらしき建物が建設中。中通六丁目の北端。
外壁もすでにできているのだが、その色からすれば、セブンイレブンっぽい。本当にセブンイレブンだとすれば、通町よりずっと早く完成する。

※続きはこちら
2013年9月に公開されたGoogleストリートビューは、セブンイレブン出店前の2012年秋に撮影されたため、それぞれの土地のそれ以前の姿を見られる。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする