秋田駅周辺に、こんな案内表示がある。
設置されている場所は、駅東口の「秋田拠点センター アルヴェ」南側の出入口や道路に面した壁面。
表示の下段の右矢印「南側エントランス」はいいとして、上段。
「民間棟南通用口/公開空地(JR方向)」
漢字ばかりで一瞬では理解できないし、よく読んでも理解できない言葉もある。
まず、「民間棟南通用口」。これ、どう読むでしょう。
僕は「みんかんとう みなみどおり…」と読みそうになった。
秋田市民が、ここが秋田駅周辺ということを念頭におけば、どうしても地名の「南通」(あるいは「南大通り」)を連想してしまう。
でも、ここから南通へ行くには、線路を渡らないといけない。
よく見れば「みんかんとう みなみ-つうようぐち」だ。
別に通用口の場所を明示しなくたっていい気もするし、表示するなら区切りに空白を入れるとかしたほうがいいのではないでしょうか。
もう1つは「公開空地(JR方向)」。
「公開空地」って何?
「空地」と言われれば、ドラえもんに出てくる「空き地」を連想してしまう。土管が置いてあってのび太くんたちが遊ぶ。
「公開空地」というと、空き地を公開しているの? ジャイアンのリサイタルでもやってるの?
表示の矢印が示すのは、アルヴェの西側。線路のほう。
「公開空地」の正体は、
これのことらしい(右はアルヴェの立体駐車場、左奥が秋田駅ホーム、正面奥が秋田駅自由通路)
要するに、アルヴェの西側を線路沿いに伸びる、歩行者用通路のこと。今は雪があってざふざふで、とても歩きにくかった。
現地には別デザインの案内表示と注意書きがあった。
背後がアルヴェ、フェンスの向こう側が駐車場や線路、右方向が駅東口
注意書きは秋田市名義の「遊歩道のご利用上の注意」というタイトルで、この通路が「遊歩道」という名になっている。こういうのって遊歩道なのかな?
注意書きでは「隣地はJR線路用地です。危険ですのでフェンスを乗り越えないでください。」とある。
でも、現在は、新幹線ホームとの間に、別の通路(きれいに除雪されていた)と駐車場があって、“線路”用地ではない(JRの用地ではあるはず)。アルヴェができた当時は、通路も駐車場もなく、線路に続く空き地のようになっていたから、その当時のままの注意書きなのだろう。
で、「公開空地」とは。
公開空地は、建築基準法に出てくる用語で「こうかい くうち」と読むそうだ。「あきち」ではなかった!
要は、民間の所有する土地で、自由に通行できるようにした場所のこと。これを設けると、容積率の割増などの優遇措置があるという。
なお、法律用語では「空地」を「くうち」と読んで、道路や駐車場など建築物の存在しない空間を指すとのこと。
まあ、「空き地を公開している」という予想は、方向性としては間違ってなかったか…
それにしても、案内表示にそんな法律用語を書くとは、見る人の立場になっていない。
「↑秋田駅東口方面 通路 ※東口へはアルヴェ館内を通り抜けて行くこともできます」と表示するのが親切ではないでしょうか。
とはいっても、アルヴェの裏側に当たり、地元の人しか通らないこんな場所に、こんな案内表示自体、不要かもしれない。
設置されている場所は、駅東口の「秋田拠点センター アルヴェ」南側の出入口や道路に面した壁面。
表示の下段の右矢印「南側エントランス」はいいとして、上段。
「民間棟南通用口/公開空地(JR方向)」
漢字ばかりで一瞬では理解できないし、よく読んでも理解できない言葉もある。
まず、「民間棟南通用口」。これ、どう読むでしょう。
僕は「みんかんとう みなみどおり…」と読みそうになった。
秋田市民が、ここが秋田駅周辺ということを念頭におけば、どうしても地名の「南通」(あるいは「南大通り」)を連想してしまう。
でも、ここから南通へ行くには、線路を渡らないといけない。
よく見れば「みんかんとう みなみ-つうようぐち」だ。
別に通用口の場所を明示しなくたっていい気もするし、表示するなら区切りに空白を入れるとかしたほうがいいのではないでしょうか。
もう1つは「公開空地(JR方向)」。
「公開空地」って何?
「空地」と言われれば、ドラえもんに出てくる「空き地」を連想してしまう。土管が置いてあってのび太くんたちが遊ぶ。
「公開空地」というと、空き地を公開しているの? ジャイアンのリサイタルでもやってるの?
表示の矢印が示すのは、アルヴェの西側。線路のほう。
「公開空地」の正体は、
これのことらしい(右はアルヴェの立体駐車場、左奥が秋田駅ホーム、正面奥が秋田駅自由通路)
要するに、アルヴェの西側を線路沿いに伸びる、歩行者用通路のこと。今は雪があってざふざふで、とても歩きにくかった。
現地には別デザインの案内表示と注意書きがあった。
背後がアルヴェ、フェンスの向こう側が駐車場や線路、右方向が駅東口
注意書きは秋田市名義の「遊歩道のご利用上の注意」というタイトルで、この通路が「遊歩道」という名になっている。こういうのって遊歩道なのかな?
注意書きでは「隣地はJR線路用地です。危険ですのでフェンスを乗り越えないでください。」とある。
でも、現在は、新幹線ホームとの間に、別の通路(きれいに除雪されていた)と駐車場があって、“線路”用地ではない(JRの用地ではあるはず)。アルヴェができた当時は、通路も駐車場もなく、線路に続く空き地のようになっていたから、その当時のままの注意書きなのだろう。
で、「公開空地」とは。
公開空地は、建築基準法に出てくる用語で「こうかい くうち」と読むそうだ。「あきち」ではなかった!
要は、民間の所有する土地で、自由に通行できるようにした場所のこと。これを設けると、容積率の割増などの優遇措置があるという。
なお、法律用語では「空地」を「くうち」と読んで、道路や駐車場など建築物の存在しない空間を指すとのこと。
まあ、「空き地を公開している」という予想は、方向性としては間違ってなかったか…
それにしても、案内表示にそんな法律用語を書くとは、見る人の立場になっていない。
「↑秋田駅東口方面 通路 ※東口へはアルヴェ館内を通り抜けて行くこともできます」と表示するのが親切ではないでしょうか。
とはいっても、アルヴェの裏側に当たり、地元の人しか通らないこんな場所に、こんな案内表示自体、不要かもしれない。