4月26日から4年ぶりに復活した、羽後交通の秋田-角館の路線。
以前との相違点は、運行日が限定され、2往復に減ったこと、秋田側の発着地が秋田駅西口から東口に変わったこと、秋田市内だけの乗車ができなくなったことなど。
27日の夕方の便を見てみた。
秋田駅東口到着時刻である17時05分に行くと既に到着しており、折り返しの準備も済んでいた感じ。ダイヤに余裕があるようだ。
17時15分の出発までは見ていなかったが、乗り込む人は見かけなかった。
注目の車両は、
観光タイプ
「秋田22 い309」という、古めのいすゞ製。元貸切車両か。(高速湯沢線用の1台とナンバーが10番違いだ)
2010年の廃止時点では、路線バスタイプの車両が使われていたので、グレードアップしたことになる。
ただし、その少し前、田沢湖まで行っていたような頃は、こういう車両が使われていた。個人的には、秋田市内に来る羽後交通のバスといえば、こういうタイプがしっくりくる。(昔は急行本荘線もこういう車だった)
行き先表示
正面・後部・側面とも「急行 御所野ジャスコ経由 角館」となっており、いろいろと突っ込みどころが。
まず、今回復活した路線は「急行」などの種別は特にないようだが、表示では復活前と同様の「急行」とされている。
「御所野ジャスコ経由」とあるが、復活後は秋田駅から乗車した場合は御所野では降りられない(御所野は乗車専用)のだから、いちいち表示する必要がなく、紛らわしい。そもそも「ジャスコ」という名は過去のものである。
要は廃止前のコマをそのまま使っているのだ。今回復活したとはいえ、とりあえず秋までの期間限定運行だから、新たに表示を作るほどでもないのは分かるけれど。
秋田駅東口には、初めて羽後交通の路線バスが乗り入れたことになり、
ポールも新たに設置
「Akita sta. E」という英字と担当営業所(角館)とその電話番号が記された、今の羽後交通標準タイプ。※以前から羽後交通が使っている西口の乗り場には、独自のポールはない。
【5月5日追記】4連休3日目・5月5日の朝の角館発(秋田駅東口9時35分着)は、9時15分の時点で秋田駅東口に到着済みで、中央交通のバスに混ざって待機場所で休んでいた。(境営業所8時40分発は守らないといけないが、降車専用となるので早く通過しても問題ない)境以降では、かなり余裕のあるダイヤということになる。
【2015年4月11日追記】冬期運休を終えて2015年は、4月20日から5月5日までの運行に大幅に短縮。
運賃は同額、ダイヤはほぼ同じ。
角館発が8時00分→秋田着9時15分、16時00分→17時15分。秋田発が9時25分→角館着10時40分、17時25分→18時40分と、微妙に動いている。
停留所は角館営業所-角館駅前-角館伝承館入口-秋田駅東口。角館駅に寄るようになり、境や御所野は通らなくなる。
【2015年5月6日追記】2015年4月末のある日の朝は、秋田駅に9時05分頃着。観光タイプの大型バスで「急行 秋田」の表示だった。
以下、中央交通。
上の角館行きの後方に写っているのが、先日発見した(この記事末尾)新たな小田急中古のエルガ「10-39」。今日はイオンモールのシャトルバスに入っていた。
中ドアには、今まではなかった
「乗車定員は70名様です」という張り紙
時間帯によっては超満員になるイオンシャトルならではの表示だが、誰も数えちゃいないと思うし、表示したところでどうなるわけではないと思うが…
ちなみに、ノンステップのエルガの定員は公式には75~79名(現行タイプ。仕様によって差がある)。余裕を持って70としているのかな?
そういえば、10-39の少し前(3月初めに発見)に小田急から来た中型のエルガミオ「10-34」に初めて乗った。
おおむね、他の小田急中古と同じ。
座席の背もたれは、初期ほどは硬くなく、布地は柄入り。メーカー標準の「キサラブルー」 かと思っていたがそうではなく、もっと水色っぽくゴチャゴチャした柄。【2015年4月11日追記】←キサラブルーの色違いのようだ。ホームページには出ていないものの、三重交通の新車でもキサラブルーと互い違いで使われていた(この記事最初の写真)。また、10-34では運転席だけは「キレートブルー」柄(オプション扱いの「通気性タイプ」)か、本来のキサラブルーと思われる、濃い青色に柄入り。
運賃箱は、小田原機器製の青系統のコンパクト(でいちばん安い)な「RX‐ NZS型」の新品か。(上の10-39の写真に写っているのと同じ)
運賃表示器は、「次の停留所名(次は~)」が表示される液晶ディスプレイ式ではなく、以前からの「運賃が変わる停留所(~まで)」が表示される7セグメントLED式のもの。縁が黒でなくベージュなので旧タイプだから、廃車からの流用だろうか。
中央交通では、けっこう古い車(例えば1996年製の市営バスからの譲渡車)を新しい液晶表示器に交換する一方、このような“最新の中古車”には古い表示器を付けていて、相変わらずちぐはぐ。(使えるんだったら使い続ければいいし、別段不便はないから、無理に液晶にしなくてもいいと思うのだが)
また、この記事末尾の通り、側面の行き先表示器も、最新型ではないようなので、これも廃車からの流用品なのかもしれない。
最後は空港リムジンバス。
秋田空港行きのバスや秋田県内の高速バスに使われる車両も、中古車が多い。最近は、長距離高速バスからの転用車ややはり小田急から来たものが目立つ中、1台だけ新車で購入したものがあった。2011年夏に入った、いすゞガーラ「887」である。
その887に最近、
側面に車体広告が入った
リムジンを中心にけっこう広告を出している「秋田プライウッド」がスポンサー。以前の同社の広告は、森林というか木立をモチーフにしたようなデザインで好きだったが、最近のはゴチャゴチャして分かりづらいですな。
そしてさらに、
新たなガーラが登場!
久々にリムジン用の新車が入ったのだった。(だから887に広告が入ったのかな)
今回も、(同設計の日野セレガではなく)いすゞガーラ。上の写真は「10-50」というナンバーだが、もう1台「10-5X(おそらく10-51)」も見た。
【28日画像追加】
もう1台は10-51だった
【5月1日追記】887では、行き先表示器がLEDなのは正面だけで、側面と後部は表示板を差し込む「サボ」式だった。今回入った車両は、側面と後部もLEDになっている。
【5月25日追記】5月25日に、空港リムジンに「10-55」という日野セレガが走っているのを確認。10-50、10-51と同型(のブランド違い)かと思われる。両車種の違いである、ガーニッシュやアクセントピラーがどうなっているかは未確認。
【6月2日追記】10-55は、ガーニッシュはガーラと異なるセレガ標準仕様、アクセントピラーはガーラと同じく窓の下で途切れるものに変更されていた。写真はこの記事中ほど。
【8月2日追記】10-51が高速バス能代線に使われていた。この車もリムジンと県内高速両用のようだ。
以前との相違点は、運行日が限定され、2往復に減ったこと、秋田側の発着地が秋田駅西口から東口に変わったこと、秋田市内だけの乗車ができなくなったことなど。
27日の夕方の便を見てみた。
秋田駅東口到着時刻である17時05分に行くと既に到着しており、折り返しの準備も済んでいた感じ。ダイヤに余裕があるようだ。
17時15分の出発までは見ていなかったが、乗り込む人は見かけなかった。
注目の車両は、
観光タイプ
「秋田22 い309」という、古めのいすゞ製。元貸切車両か。(高速湯沢線用の1台とナンバーが10番違いだ)
2010年の廃止時点では、路線バスタイプの車両が使われていたので、グレードアップしたことになる。
ただし、その少し前、田沢湖まで行っていたような頃は、こういう車両が使われていた。個人的には、秋田市内に来る羽後交通のバスといえば、こういうタイプがしっくりくる。(昔は急行本荘線もこういう車だった)
行き先表示
正面・後部・側面とも「急行 御所野ジャスコ経由 角館」となっており、いろいろと突っ込みどころが。
まず、今回復活した路線は「急行」などの種別は特にないようだが、表示では復活前と同様の「急行」とされている。
「御所野ジャスコ経由」とあるが、復活後は秋田駅から乗車した場合は御所野では降りられない(御所野は乗車専用)のだから、いちいち表示する必要がなく、紛らわしい。そもそも「ジャスコ」という名は過去のものである。
要は廃止前のコマをそのまま使っているのだ。今回復活したとはいえ、とりあえず秋までの期間限定運行だから、新たに表示を作るほどでもないのは分かるけれど。
秋田駅東口には、初めて羽後交通の路線バスが乗り入れたことになり、
ポールも新たに設置
「Akita sta. E」という英字と担当営業所(角館)とその電話番号が記された、今の羽後交通標準タイプ。※以前から羽後交通が使っている西口の乗り場には、独自のポールはない。
【5月5日追記】4連休3日目・5月5日の朝の角館発(秋田駅東口9時35分着)は、9時15分の時点で秋田駅東口に到着済みで、中央交通のバスに混ざって待機場所で休んでいた。(境営業所8時40分発は守らないといけないが、降車専用となるので早く通過しても問題ない)境以降では、かなり余裕のあるダイヤということになる。
【2015年4月11日追記】冬期運休を終えて2015年は、4月20日から5月5日までの運行に大幅に短縮。
運賃は同額、ダイヤはほぼ同じ。
角館発が8時00分→秋田着9時15分、16時00分→17時15分。秋田発が9時25分→角館着10時40分、17時25分→18時40分と、微妙に動いている。
停留所は角館営業所-角館駅前-角館伝承館入口-秋田駅東口。角館駅に寄るようになり、境や御所野は通らなくなる。
【2015年5月6日追記】2015年4月末のある日の朝は、秋田駅に9時05分頃着。観光タイプの大型バスで「急行 秋田」の表示だった。
以下、中央交通。
上の角館行きの後方に写っているのが、先日発見した(この記事末尾)新たな小田急中古のエルガ「10-39」。今日はイオンモールのシャトルバスに入っていた。
中ドアには、今まではなかった
「乗車定員は70名様です」という張り紙
時間帯によっては超満員になるイオンシャトルならではの表示だが、誰も数えちゃいないと思うし、表示したところでどうなるわけではないと思うが…
ちなみに、ノンステップのエルガの定員は公式には75~79名(現行タイプ。仕様によって差がある)。余裕を持って70としているのかな?
そういえば、10-39の少し前(3月初めに発見)に小田急から来た中型のエルガミオ「10-34」に初めて乗った。
おおむね、他の小田急中古と同じ。
座席の背もたれは、初期ほどは硬くなく、布地は柄入り。メーカー標準の「キサラブルー」 かと思っていたがそうではなく、もっと水色っぽくゴチャゴチャした柄。【2015年4月11日追記】←キサラブルーの色違いのようだ。ホームページには出ていないものの、三重交通の新車でもキサラブルーと互い違いで使われていた(この記事最初の写真)。また、10-34では運転席だけは「キレートブルー」柄(オプション扱いの「通気性タイプ」)か、本来のキサラブルーと思われる、濃い青色に柄入り。
運賃箱は、小田原機器製の青系統のコンパクト(でいちばん安い)な「RX‐ NZS型」の新品か。(上の10-39の写真に写っているのと同じ)
運賃表示器は、「次の停留所名(次は~)」が表示される液晶ディスプレイ式ではなく、以前からの「運賃が変わる停留所(~まで)」が表示される7セグメントLED式のもの。縁が黒でなくベージュなので旧タイプだから、廃車からの流用だろうか。
中央交通では、けっこう古い車(例えば1996年製の市営バスからの譲渡車)を新しい液晶表示器に交換する一方、このような“最新の中古車”には古い表示器を付けていて、相変わらずちぐはぐ。(使えるんだったら使い続ければいいし、別段不便はないから、無理に液晶にしなくてもいいと思うのだが)
また、この記事末尾の通り、側面の行き先表示器も、最新型ではないようなので、これも廃車からの流用品なのかもしれない。
最後は空港リムジンバス。
秋田空港行きのバスや秋田県内の高速バスに使われる車両も、中古車が多い。最近は、長距離高速バスからの転用車ややはり小田急から来たものが目立つ中、1台だけ新車で購入したものがあった。2011年夏に入った、いすゞガーラ「887」である。
その887に最近、
側面に車体広告が入った
リムジンを中心にけっこう広告を出している「秋田プライウッド」がスポンサー。以前の同社の広告は、森林というか木立をモチーフにしたようなデザインで好きだったが、最近のはゴチャゴチャして分かりづらいですな。
そしてさらに、
新たなガーラが登場!
久々にリムジン用の新車が入ったのだった。(だから887に広告が入ったのかな)
今回も、(同設計の日野セレガではなく)いすゞガーラ。上の写真は「10-50」というナンバーだが、もう1台「
【28日画像追加】
もう1台は10-51だった
【5月1日追記】887では、行き先表示器がLEDなのは正面だけで、側面と後部は表示板を差し込む「サボ」式だった。今回入った車両は、側面と後部もLEDになっている。
【5月25日追記】5月25日に、空港リムジンに「10-55」という日野セレガが走っているのを確認。10-50、10-51と同型(のブランド違い)かと思われる。両車種の違いである、
【6月2日追記】10-55は、ガーニッシュはガーラと異なるセレガ標準仕様、アクセントピラーはガーラと同じく窓の下で途切れるものに変更されていた。写真はこの記事中ほど。
【8月2日追記】10-51が高速バス能代線に使われていた。この車もリムジンと県内高速両用のようだ。