4月20日に開花した秋田市のソメイヨシノは、24日に満開となった。平年+2日、前年-5日。
今年の桜は、どこももれなく花付きが良い。
近年はイマイチなことが多かった千秋公園をはじめ、どこでも見応えある花見ができることだろう。今週は晴天で15~20度前後まで上がる日が多く、多くの人が美しく咲いた桜を楽しんだ。
秋田市内3か所の桜をご覧ください。
千秋公園本丸
2009年などはひどいありさまだった木も、こんなにこんもり。
花見の場所取りも盛ん
本丸から太平山。少々霞んでいる
本丸から二の丸広場方向
本丸から見下ろすと、二の丸一帯がピンクに彩られて「霞か雲か」といった感じ。
※千秋公園の桜の関連記事
昨年は異常に花付きが悪かった、秋田市南西部の新屋地区の製紙工場排水路跡を転用した「大川端帯状近隣公園」 。
(再掲)昨年の満開時。秋田西中前の県道の歩道橋から上流方向
今年は、
こちらもこんもり
新屋では、2012年、2013年と2年連続でNHK秋田放送局が期間限定のリモコンカメラを設置した。(この記事末尾に昨年の模様)
昨年のスカスカ桜とは比べ物にならない今年の桜こそ、中継してほしいところだが、今年は設置していないようだ。(一昨年と昨年の設置場所を確認したが、どちらにもなかった)
NHKが凝りてしまったのか、設置先に断られたのか…
例年、美しく咲く傾向にある牛島~楢山の太平川沿いも、今年は特に見事。
※今日現在、すでにはらはらと散り始めていた場所が一部あった。
太平川橋のちょっと上流
ここはカーブがある川・自然が残る河川敷に、のびのびと枝を伸ばした桜が茂っていて、他の桜並木にはない独特の良さがあると思う。
太平川の右岸をさかのぼっていくと、百石橋を越えた所で歩行者専用となり、羽越本線にぶつかる手前で左へ逸れる。ここは、かつて「大堰」と呼ばれた水路(1969年に暗渠化)で、その名残り。
ここも川沿いに引き続き桜並木なのだが、道の左右に背の高い桜が連なり、「桜のトンネル」となっている。
ここが桜並木の北端(南通宮田)
道幅が狭めで枝が高く、弘前公園の桜のトンネルとは少し違う雰囲気。
この桜のトンネルも美しいのだが、ちょっと気になることが。
上の写真でも少々写っているのだが、花が咲く枝に混ざって、葉が密に生えている部分がある。「てんぐ巣病」だ。
「てんぐ巣病」は、葉が茂った病巣の様子を「天狗の巣」に見立てたのが由来。最近の魁新報で「テングス病」という記述があったが、オールカタカナ表記は一般的ではないと思うし、なんか洋風でおかしい。(英語では「魔女のほうき」と呼ぶそうだ)
トンネル中央部では、花が少なく大量もしくは大型の「てんぐ巣」が発生している木が見られた。太平川本体側の並木に感染させないような対処が必要かもしれない。
他の桜の模様は、後日また。※続きはこちら
今年の桜は、どこももれなく花付きが良い。
近年はイマイチなことが多かった千秋公園をはじめ、どこでも見応えある花見ができることだろう。今週は晴天で15~20度前後まで上がる日が多く、多くの人が美しく咲いた桜を楽しんだ。
秋田市内3か所の桜をご覧ください。
千秋公園本丸
2009年などはひどいありさまだった木も、こんなにこんもり。
花見の場所取りも盛ん
本丸から太平山。少々霞んでいる
本丸から二の丸広場方向
本丸から見下ろすと、二の丸一帯がピンクに彩られて「霞か雲か」といった感じ。
※千秋公園の桜の関連記事
昨年は異常に花付きが悪かった、秋田市南西部の新屋地区の製紙工場排水路跡を転用した「大川端帯状近隣公園」 。
(再掲)昨年の満開時。秋田西中前の県道の歩道橋から上流方向
今年は、
こちらもこんもり
新屋では、2012年、2013年と2年連続でNHK秋田放送局が期間限定のリモコンカメラを設置した。(この記事末尾に昨年の模様)
昨年のスカスカ桜とは比べ物にならない今年の桜こそ、中継してほしいところだが、今年は設置していないようだ。(一昨年と昨年の設置場所を確認したが、どちらにもなかった)
NHKが凝りてしまったのか、設置先に断られたのか…
例年、美しく咲く傾向にある牛島~楢山の太平川沿いも、今年は特に見事。
※今日現在、すでにはらはらと散り始めていた場所が一部あった。
太平川橋のちょっと上流
ここはカーブがある川・自然が残る河川敷に、のびのびと枝を伸ばした桜が茂っていて、他の桜並木にはない独特の良さがあると思う。
太平川の右岸をさかのぼっていくと、百石橋を越えた所で歩行者専用となり、羽越本線にぶつかる手前で左へ逸れる。ここは、かつて「大堰」と呼ばれた水路(1969年に暗渠化)で、その名残り。
ここも川沿いに引き続き桜並木なのだが、道の左右に背の高い桜が連なり、「桜のトンネル」となっている。
ここが桜並木の北端(南通宮田)
道幅が狭めで枝が高く、弘前公園の桜のトンネルとは少し違う雰囲気。
この桜のトンネルも美しいのだが、ちょっと気になることが。
上の写真でも少々写っているのだが、花が咲く枝に混ざって、葉が密に生えている部分がある。「てんぐ巣病」だ。
「てんぐ巣病」は、葉が茂った病巣の様子を「天狗の巣」に見立てたのが由来。最近の魁新報で「テングス病」という記述があったが、オールカタカナ表記は一般的ではないと思うし、なんか洋風でおかしい。(英語では「魔女のほうき」と呼ぶそうだ)
トンネル中央部では、花が少なく大量もしくは大型の「てんぐ巣」が発生している木が見られた。太平川本体側の並木に感染させないような対処が必要かもしれない。
他の桜の模様は、後日また。※続きはこちら