広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

風物詩?/短足

2015-02-23 21:23:22 | 秋田の季節・風景
晩冬・初春の風物詩と言えば、ふきのとう? 梅にうぐいす?…

ここ最近の秋田市中心部では、これでしょう。
大町のニューシティ跡地

ずらりと並ぶ
「秋田ニューシティ」跡地に並ぶ、いすゞの新車!

更地にアスファルトが敷かれ、時々イベント会場や臨時駐車場として使われる、秋田ニューシティ跡地の東半分に、2013年から毎年、春先の一時期だけ、いすゞのトラックやバスが多数置かれる。
個人的には、これを見ると春間近と感じるようになってしまった。

置かれる車両は新車(ナンバープレートがないものも多い)。この土地の所有者(辻不動産)と、いすゞのディーラーである秋田いすゞの経営者が同じであることから、そのつながりだと考えられる。
春は秋田いすゞの自社用地に収まらないほど新車が多く売れて、辻不動産に貸してもらっているのかもしれないが、仮にも秋田市の一等地としてはぜいたくな使い方だ。(空き地のままなのも、もったいないですが)

2013年は3月中旬、2014年は3月上旬に初めて車が搬入されたはず。
今年は先週末辺りだったので、今年は早い。
大町通り(東)側から
現段階では、前列に大型トラック「ギガ」3台、パネルバンタイプの中型「エルフ」1台、小型のエルフ3台。後列に中型トラック「フォワード」が9台という陣容。過去の例では、徐々に台数が減ったり、後から追加されることもあった。
前列の1台が青色で他はすべて白い車体。

毎年思うのだけど、どうして道路ギリギリから並べるんだろう。通行車両から泥や小石が飛んで新車が傷みそう。反対の日銀側から並べれば良さそうなのに…

白いトラックの多くには、レンタカー会社の名前や車両番号、「がんばろう東北」のステッカーが貼られている。
大型のギガ3台には、同じレンタカー会社名のほか、飛び飛びの番号でレンタカー用ナンバープレートが既に付いていた。
エルフがずらり
後列のエルフは、レンタカー会社名があったりなかったりだが、うち1台だけ(レンタカー会社名・ナンバープレートがある車)、他にはない「ISUZU」のエンブレムもある。

わずかに雪山が残る

【24日追記】24日には、ギガを始め多くがいなくなっており、1列(後列だったほう)に6台が並ぶだけに減った。
【27日追記】その週末には、1台もいなくなった。

【2024年2月16日追記】その後、2020年頃になるとここが置き場になることはなくなったようだ。しかし、2024年、秋田いすゞ自動車の「中古車センター」がここ(の一角)へ移転して、恒常的に車が置かれることになりそう。



2月12日、秋田市新屋(勝平地区)にある秋田県中央児童相談所に男性が現れ、封筒を置いて立ち去った。中には現金7万円と、入学準備の足しにしてほしい旨の手紙が入っていて、その贈り主の名が「短足小父さん」だったというのが、ネットニュースなどで報道された。

2010年に一種のブームとなった伊達直人のような、人数や希望を聞きもせずに、必要かどうか分からないランドセルを置いていくのより、ずっと気が利いているけれど、その「短足小父さん」という名前。
小説「あしながおじさん」がモチーフなのは言うまでもないが、このニュースを知って、その数日前に見たものを思い出した。

以前から注目していた、秋田市内のとあるお寺の前の掲示板「掲示伝道」、「掲示法語」である。※この記事後半
「足長で なくてもできる 助け合い」

【2017年5月16日追記】
余談だが、「あしなが育英会」が行う活動の1つ、「あしなが学生募金」は秋田が発祥地(育英会全体ではなく、学生募金について)だというのを、追記日の秋田魁新報で知った。
1970年の秋田大学の春の大学祭(今は秋にしかやってないはず)がきっかけで、その後、全国に広まったそうだ。
コメント
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