広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

神代カレーデニッシュ

2012-04-09 23:40:53 | ランチパック
先日アップした「あいがけ神代カレー」のパンの続きなど。
前回のたけやフレッシュランチ「あいがけ神代カレー風」は、中身のカレーが1種類だけで、本来なら2種に分かれているべきあいがけ神代カレーの特徴が再現されていなかった。

その後、スーパーの菓子パン・惣菜パン98円セールで、たけやのこんな商品を見つけた。
あいがけ神代カレーデニッシュ」 314kcal
包装には「田舎の婆ちゃんカレー(昔風カレー)」「たまごフィリング」「シェフカレー(現代風カレー)」が入っている位置が示されていた。

あいがけ神代カレーの重要な条件を満たしていることになり、そのためかフレッシュランチとは違って商品名に「風」がつかない。
タマゴを挟んでルウの色が違う
トーストして食べた。
パン生地がサクッとしていておいしくて食べやすい。こういうタイプのカレーパンって初めてかも。
2種のカレーの味の違いも分かったけど、もう少し量が多いとうれしい。上の写真で見えている部分にしか入っていなかった。
大きいように見えるけれど、薄手だし、2枚入っているフレッシュランチより軽く食べられた。



もう1つ。前回最後に包装だけ紹介した、1985年発売の商品の復刻版。
 (再掲)「ジャーマンドーナツ」 314kcal(←偶然にもあいがけ神代カレーデニッシュと同じ)
「マッシュポテト入りの生地にクリームを包んだ」という、ジャガイモとクリームの組み合わせが不思議だった。
棒状
特に「イモ感」はせず、それほど油っこくもなく、揚げたクリームパンみたいな感じ。悪くない。
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続・東北誤訳博

2012-04-08 21:07:17 | 地震
【15日追記】
東北観光博サイトの誤訳が報道されたこともあり、当ブログへ多数のアクセスをいただいています。
当ブログでは誤訳に関して複数の記事をアップしています。
以下の各記事ですので、余裕のある方は順番にご覧いただくことをおすすめします。
 4月7日 → 4月8日(この記事) → 4月12日 → 4月13日 → 4月25日


昨日に続いて、「東北観光博」英語ホームページの著しく低レベルな大量の誤訳について。※昨日の記事を先にご覧ください。
昨日アップした後、続々と新しい誤訳を見つけ、おかしいやらあきれるやら。
東北人としては、このような事態になって怒るべきなのだろうし、実際に、日本政府が後押しした観光イベントがこの程度かと悔しい思いがある。

今回も紹介しますので、そのひどさ(とおかしさ)をお確かめください。
・続・セリ
秋田県湯沢市三関(みつせき)地区は、セリ(芹)の産地。「三関のせり」として紹介されていた。
この翻訳システムは、昨日アップしたように秋田市の「ポートタワー・セリオン」を「芹ON」と訳すほどの芹好きらしいから、これは正しく「Japanese parsley」と訳すかと思えば、
「Auction of Mitsuseki」
え? オークション??
そう、「競り」と解釈したらしく、「三関の競り」。

・ふとした観光案内
秋田県男鹿市(旧若美町)に「払戸」という地区がある。「ふっと」と読む。
そこにある「男鹿ふっと観光案内所」が掲載されていた。
「ふっと」を「foot」と解釈して、「足の案内所」とか? いやいや、そんなモンじゃありません。
「It is tourist information center incidentally Oga」
なんか文章になっている。
「incidentally」は「偶然に」という意味。「それはたまたま男鹿の観光案内所です。」?
「ふっと」を「ふとした」と解釈したのか?


・保険屋さん御用達
仙北市田沢湖に「生保内(おぼない)」という地名があり、「生保内神社」がある。それは、
「Shinto shrine in life insurance」
「生命保険の神道の神社」
「生保」が「生命保険」、「内」が「in」ですか。


・おさかな天国
青森県の「鰺ヶ沢町」。その名の通り、魚のアジが由来なのかもしれない。
「鰺ヶ沢相撲館」は「Ajigasawa sumo building」などと、地名としてローマ字化されている。
しかし、「リゾートしらかみ15周年記念鯵ヶ沢駅歓迎イベント」では、「Horse mackerel ka Sawa Station~」。
「Horse mackerel」が「アジ」だそうだ。「鰺カサワ駅」。

秋田県横手市十文字に「梨木水かぶり」という行事があるそうだ。
それは「Nashiki water or yellowtail」。
「yellowtail」は「ブリ(鰤)、ハマチ」。「梨木/水/か/鰤」。
もちろん、鰤とは関係ない行事。

青森県むつ市の「ヤマメつかみどりまつり」。
「ヤマメ」に相当する英語はないのかもしれないが、「Yamame-tsuka Green Festival」。
「Green」? 「ヤマメつか/緑/まつり」。

福島県いわき市で恐竜が発掘された場所があり、それが「フタバスズキリュウ発掘地」。
発見された地層の名前「双葉」と発見者の姓「鈴木」にちなむのだが、「Futaba Industrial sea bass Ryu excavation place」。
「sea bass」は魚の「スズキ(鱸)」で「フタバ/鱸/リュウ/発掘地」。「Industrial」の脈絡は不明。


・動物も登場
福島県いわき市の植田という所で開催される「うえだ街なか軽トラ市」は、「ueda street naka light tiger city」。
案の定、「軽トラ」は「軽い虎」。


・またもや蚊
青森市の八甲田の「萱野(かやの)高原」に「かやの茶屋」がある。
「Teahouse of mosquito net」。また出たmosquito!
蚊のネットだから「蚊帳」。「蚊帳の茶屋」。蚊に刺されなくて済みそうだけど…


・吸血動物も
青森市浪岡の「道の駅「なみおか」アップルヒル」。もちろん「リンゴの丘(hill)」という意味。でも、
「Roadside station "namioka" apple leech」
「leech」は血を吸う動物の「ヒル(蛭)」。気持ち悪い道の駅だ。

ほかにも道の駅は珍妙な訳が多い。マイナーな地名をさらにひらがなにしたものが多いからだろう。
また、道の駅の愛称をカギカッコで囲ったり囲わなかったり、スペースの有無が統一されていないのも、誤訳を助長しているかもしれない。「道の駅」自体は「Roadside station」としているが、それも怪しい。いくつか。
・性別不詳
秋田の上小阿仁の「道の駅かみこあに」は、「Roadside station or medium older brother」。
「older brother」は「兄」、「medium」は「中ほど」などの意味のほか「霊媒、巫女」という意味(プログレッシブ英和中辞典では7番目に掲載)があった。
すなわち、「道の駅/か/巫女/兄」だ。「道の駅でなければ、巫女の兄である」ということで、男なのか女なのか?

・その他まとめて
福島県古殿町の「道の駅「ふるどの」おふくろの駅」は、「Roadside station "fall; which", is station of Momma」。「道の駅「降る、どの?」はお母ちゃんの駅」か。
岩手県花巻の「道の駅とうわ」は「We ask roadside station」。「道の駅問うわ」。道の駅の存在意義を問いただされているのか?
岩手県久慈の「道の駅 くじ「やませ土風館」」は、「Roadside station lottery "we let you stop dust storm building"」。
「lottery」は宝くじなどの「くじ(籤)」。「dust storm building」は「土風館」を1文字ずつ直訳か。よく分からないが、それを「we let you stop」、「やめさせられ」ているらしい。

・これはひどい
岩手県八幡平市の「道の駅にしね」は
「Die in roadside station」
「道の駅で死ぬ」
「道の駅に/死ね」だろうが、縁起でもないし、ひどすぎる。


以下適当に。
・擬音や感動詞
「It is poco mountain Park park center pop」ですって。秋田の方なら知っているかも。
「それはポコ山公園公園センターポップ」?
八峰町峰浜の「ポンポコ山公園 パークセンター」のこと。

山形県余目(あまるめ)の「あまるめ植木金魚まつり」は、「Oh, we round and enshrine garden plant goldfish」。
「ああ、私たちは庭の植物の金魚を丸めると祭る」? 「あ! 丸め~」か。

山形県三川町の「アトク先生の館(三川町文化交流館)」。阿部徳三郎という建築家が「アトク先生」と呼ばれて親しまれたようだ。
「Oh, hall (Mikawa-machi cultural exchange building) of advantageous teacher」。
「advantageous」は「都合のよい、有利な」などの意味だが、ここでは「トク(得)」だろうか。「あ! 得先生の館」。


・有名な地名だけど
いわき市中心部の「平(たいら)」地区で行われる「平七夕まつり」は、「Flat Star Festival Festival」。
「平ら/七夕のおまつり/まつり」

青森市の雲谷(もや)でお盆にかがり火(篝火)を燃やしたりする行事「雲谷かがり」。
これは「We sew Moya」で「我々は雲谷を縫う」?
あまり使わないが、縫い付けることを意味する「縢り(かがり)」という言葉があるから、これと間違ったか。

東北有数の温泉地、宮城県の「鳴子」は、ほとんどが「Clapper」と訳されてしまっている。楽器とか映画のカチンコなどのようになってしまっている。
鳴子にある「かんけつ泉」(間欠泉・間歇泉)は「Concise spring」。これでは「簡潔泉」。
同じく鳴子にあり、松尾芭蕉が訪れた「尿前(しとまえ)の関跡」は、「Seki trace before urine」。「小便前の~」…
「奥の細道」自体も「Back narrow path」…


・これもひどい
福島では「福島de福結び」という観光コースがあるようだ。(水引を作る体験コース)
これは
「Fukushima de fortune end」
「福島の幸運の終わり」………
「結び」を「結束する」ではなく「物事の終わり」と訳してしまったわけだが、あまりにもひどすぎる。


おもしろおかしく書いてしまったが、途中で腹立たしくなった。まだまだ誤訳はあるが、ここで終わりにさせていただく。
観光庁や国土交通省や日本政府は、どこまで本気で東北観光博を開催し、東北を復興させようとしているのだろうか。

この件を一部の関係自治体にお知らせし、国へ抗議するべきではないかとのメールを送らせてもらった。
※本件は観光庁とその委託を受けた業者が勝手に誤訳のページをアップしたものだと考えられます。したがって、関係自治体や団体・企業等の当事者が関与する機会はなかったと思われ、責任はないと思われます。

東北観光博の完全なホームページが見られる日は、いつだろうか。


【10日追記】またまた、あんまりな誤訳を見つけたので、追記します。
岩手県北上市に詩人・作詞家のサトウハチローの記念館がある。
記念館は以前は東京にあったが、サトウハチロー氏の妻の死後、妻の出身地であり、アクセスや環境を考慮して北上に移転したそうだ。
サトウハチロー記念館

今までのヒドイ誤訳をご存知の方々には察しがつくかと思いますが…

The sugar bee low Memorial

「砂糖/蜂/ロー/記念(館)」だそうです。甘そう…
人名を間違うとは、失礼なことだ。

ちなみに、福島県二本松市の「智恵子抄詩碑」は「chimegumikoshoshihi」と、文字単位で音読み。


※続きはこちら
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東北“誤訳”博

2012-04-07 23:54:43 | 秋田のいろいろ
【15日追記】
東北観光博サイトの誤訳が報道されたこともあり、当ブログへ多数のアクセスをいただいています。
当ブログでは誤訳に関して複数の記事をアップしています。
以下の各記事ですので、余裕のある方は順番にご覧いただくことをおすすめします。
 4月7日(この記事) → 4月8日 → 4月12日 → 4月13日 → 4月25日


東日本大震災で落ち込んだ観光需要を景気づけようと、国土交通省観光庁などが「東北観光博」を開催というか実施している。
東北地方全域を博覧会の会場に見立てたもので、今年3月18日から来年3月31日までイベントなどが開催される。


今朝の秋田魁新報や夕方のNHK秋田のローカルニュースで、その東北観光博の英語版ホームページの英文がひどいことが報じられた。
日本語版のページを英訳したもので、「あきた千秋公園桜まつり」を「Senshu park cherry tree Festival which we got tired of」つまり、「飽きた千秋公園~」と訳している(NHKでは「あきあきした~」と表記)。※これは現在は修正済み
ホームページ制作・運営は民間に委託しており、翻訳自体はさらに別の会社(翻訳ソフトの会社)が翻訳ソフトで行ったらしい。NHKによれば「自動翻訳の間違いを、誰がチェックするか、決まっていなかった」「誤訳の一部は修正されましたが、どれだけの誤訳があるのかも、まだわからない」とのこと。
【9日追記】公式ページにロゴが表示されるが、翻訳の委託先は東京の「クロスランゲージ」という企業。

NHKによれば、秋田県庁では3月中に間違いに気づき国土交通省へ連絡したものの、一向に修正されず、6日に再度連絡したとのこと。秋田市では昨日、外部から指摘があるまで気づかなかったとのこと。
NHKでは若い記者が出てきて、秋田県や秋田市の意識の低さにも問題があるような指摘をしていたが、それは違うんじゃないだろうか。たしかに、国がやる大きなイベントだから、県や市がもうちょっとアンテナを張っていれば気づいたと言いたいのかもしれない。
でも、国土交通省や観光庁から県や市にこんなホームページをアップしたよという連絡があったわけではないだろうから、存在自体気づかなくても仕方ないのではないだろうか。それに、今回の誤訳は、秋田県や秋田市以外の自治体、さらには民間施設や飲食店にまで及ぶ。NHKではそれらにも、責任があると言うつもりか。


昨年、秋田県が東京で秋田県産米のおにぎりを配布した際、製造業者が「新潟産」のシールを貼ってしまい、取り仕切った広告代理店とともに、いろいろ問題になった。
今回もそれと同じことだが、言うまでもなく、受託した企業と国土交通省・観光庁の責任が重大。不完全なものを納品し、それを公開しているのだから。

それから、昨年6月に出版されたとある翻訳本が、機械翻訳ほぼそのままで発売され、回収騒ぎになったことがあった。それとも同じことが、国が関わるイベントで発生したことになる。出版社側の強行スケジュール・見切り出版が原因だったようだが、今回の原因は何だろう。


秋田と青森を中心にごく一部だけ見てみたが、英語が苦手な者でも見つけられる、単純なかつひどい誤訳がたくさんあった。誰一人チェックせずに、アップされたのだろう。
間違いのレベルと多さからすれば、このまま公開しておくべきではないと思う。いったん英語のページを閉鎖し、当事者にも確認するなどして完全なチェックと修正を行ってから公開するべきではないだろうか。




揚げ足取り、かつ英語が不得手な者が申し訳ないですが、具体例をいくつか。
※見出しだけを見ています。本文中にも誤訳があったり、逆に本文では正確な場合があるかと思います。
※Googleの翻訳機能を一部で使わせてもらいました

・ウッドペッカー
NHKでも岩手県の「啄木望郷の丘」を取り上げていたが、「啄木」を「Woodpecker」と訳してしまっている。(盛岡局ではニュースになっていないようだが、なぜか秋田局で例として挙げていた)
「石川啄木」とフルネームの場合は「Ishikawa Takuboku」と正しく訳され、「啄木」だけの場合は直訳して「Woodpecker」すなわち「キツツキ」になってしまう。(個人的にはアニメキャラクターの「ウッディー・ウッドペッカー」を連想してしまう)
したがって、「啄木祭」「啄木忌」「啄木新婚の家」など、全部「ウッドペッカー祭」「ウッドペッカー忌」「ウッドペッカー新婚の家」になってしまう。

ウッディー・ウッドペッカーの「アハハハハ、アハハハハ、アハハハ…」という鳴き声が聞こえてきそう。
【14日追記】※「啄木」は本来はキツツキの異名。病気療養中にキツツキの音が聞こえて癒されたことがきっかけで、ペンネームにしたという。4月13日は命日の「啄木忌」だった。


・港のパセリ
「Port tower Japanese parsley on」?
「Japanese parsley」は「日本のパセリ」で、「セリ(芹)」のこと。
だから、「港の塔芹ON」?

そう、「ポートタワー/芹/ON」で「ポートタワー セリオン」のこと。
ちなみに、Googleの翻訳では「Therion」とそれらしく翻訳した。スウェーデンのバンド名らしい。(秋田のセリオンは「selion」)

「道の駅 あきた港(ポートタワー・セリオン)」という項目もあり、それは「Port (port tower Japanese parsley on) where roadside station got tired of」。
やっぱり「飽きた」で訳している。疲れた港の道端の駅で港のパセリ塔みたいな???

ここで開催されるイベント「セリオン&マルシェ」は「SELION & MARCHE」となぜか完璧。


・枕として使う蚊
「Mosquito event to use as a pillow of six volost」
「6つの郷の枕として使う蚊のイベント」?? ※volostはロシア語?

「6郷の/蚊/枕/行事」で、秋田県美郷町で2月に行われる「六郷のカマクラ行事」。
雪で作る横手の「かまくら」とルーツは同じだが、ぜんぜん違うお祭りで、「竹打ち」というヤツ。
なお、横手の「かまくら」はちゃんと「Kamakura」。


・若鶏ハイウェイ
「Yuri-Honjo young bird highway "downtown young bird circulation"」
「由利本荘の若い鳥の高速道路“下町若鶏循環”」??
「由利本荘/雛/街道「町中/雛/巡り」」で、「由利本荘ひな街道「町中ひなめぐり」」。

ひな人形をひな鳥と訳したのが混乱の原因。
英語では「街道」と「高速道路」ってどちらも「highway」なの?
じゃあ、司馬遼太郎も「高速道路をゆく」?


・笹たちの踊り
「Bamboo grass and others dance of Kakunodate」
「角館の笹とその他の踊り」??

「角館の/笹/等(ら)/舞」で「角館のささら舞」。


・何年だっけ?
「1967 street」
秋田県小坂町に「1967通り」があるらしい。
1967を「1967年」と考えると「昭和42年」。さらに明治元年からちょうど100年目、つまり「明治100年」。
したがって、康楽館前のニセアカシア並木の「明治百年」通りだそうです。

本当に1967年に命名されたのかもしれないが、余計な気を回した翻訳だ。
ちなみに、日本最古の芝居小屋「康楽館」は、「Easeful enjoyment building」と1文字ずつ直訳。


・四天王
「Four Devas gurinnrando」
「Four Deva」は「四天王」、と「gurinnrando」??
秋田県潟上市の「天王グリーンランド」のこと。
どこから「四」が出てきたのかは不明。

そして、日本語ページでは「天王グリーンンランド」と「ン」が1つ余計なので、それで「gurinnrando」とおかしくなったのだろう。
※ちなみに、数年前まで、某バス会社の一部車両の天王グリーンランド行きの行き先表示は「天王グリーランド」と「ン」が抜けていた(現在はLED化されて正常)。これで相殺されたことになる?


・バリ島が東北に?
「Cat Bali rock」
「Bail」はバリ島? 「猫/バリ島/岩」。
バリ島ではなく、秋田県五城目町にある「ネコバリ岩」のこと。
猫との関係もなく、秋田弁の「ねっこばる」、「根が張ったように踏ん張る」が由来か。


・地名いろいろ
角館はなぜか大丈夫だったが、秋田の「六郷」のようなそれほど有名でない地名、「あきた」のような正規表記でない地名は苦手な模様。
「Five castle eyes morning markets」
「5/城/目/朝市」で「五城目朝市」。

「Cross Cherries Festival」
「十字路(十字架?)さくらんぼまつり」で「十文字さくらんぼまつり」。

「House of Akita-shi male sum village」
「秋田市/オス/合計/村/の家」で「秋田市雄和里の家」。

ほかに仙台市の地名「定義(じょうぎ)」を、「物事を言葉で明確に限定すること」を意味する「定義(ていぎ)」と誤訳した、「Definition adder's tongue lily viewing society」は「定義カタクリ鑑賞会」。
福島県田村市にも「六郷清水」があり、それは「Six Kiyoshi Go water」。「6/清/Go/水」。

「田」「崎」などの濁音か清音かを取り違えたものも多い。


・その他
間違い方すら不明なもの。
「Akita Tatsuko Museum」。
田沢湖(辰子姫伝説)の「辰子」かと思いきや、秋田市にある県児童会館の「秋田県立子ども博物館」。
どうして「子ども」が「Tatsuko」なんだろう?
「子ども」→「子達」→「達子」→「たつこ」??
【8日追記】コメントで教えていただいた。「秋田県/立子/ども/博物館」と区切って訳したようだ。「ども」が行方不明になってしまっているが、たしかに「立子」で「たつこ」。

なんか複雑というかもう面倒で、例示だけ。
「Is eight Tsu, pigeon-toedness, or roll up; gregarious volost」「八津・鎌足かたくり群生の郷」
「Top fishing in crane ka pond of potato」「いものこまつりin鶴ヶ池」


誤訳が非常に多い中、「なまはげ」「ねぶた」「かまくら」「犬っ子【9日訂正】犬っこ」などは、そのままローマ字化したような、比較的適切な英訳。「ねぶた」も「Nebuta」、「いちご煮(ウニとアワビの汁物)」も「Ichigoni」で「sleeping pig」や「boiled strawberry」とかではない。(←期待していたけど)
当事者からチェックや指摘があったのかもしれないし、単に運が良かっただけかもしれない。

英語版のページ上部には、「これは機械翻訳だから不正確かも」みたいな注釈があるが、以上のような間違いだらけでひどすぎる。日本政府の信用にも関わるのではないか。
「蚊を枕として使うお祭りを見てみたい!」とわざわざ海外からお客さまがいらしたら、がっかりすることだろう。(まあ、写真や説明文や他のサイトを見れば、気付くとは思うけれど)

それにしても、こんなに楽しく英文に触れられた経験は今までなかったです。

※続きはこちら
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倒木と中通児童館

2012-04-06 23:30:43 | 秋田の季節・風景
おとといの続きで強風で倒れた木について。
その前に、被害の現状を簡単に。
強風による停電はのべ15万世帯。東北電力は今日未明には完全復旧したと発表したものの、各家庭への電線が切れている地域があることが判明し、まだ停電している所もあるらしい。東日本大震災よりも長い停電時間となったお宅もあることになる。
秋田市立飯島中学校では体育館の屋根の防水シートが剥がれて雨漏りして当分使用できなくなったり、農業用ハウスの損壊でホームセンターの資材が品薄になるといった事態が発生した。けが人は15名。


では、前回も紹介した千秋公園内の倒木。※以下に紹介する倒木は、既に撤去された可能性もあります。
二の丸広場の売店脇の広い階段を上ると、復元された「表門」をくぐって本丸に至る。
その階段(売店横~東門)が閉鎖されていたが、階段が4度直角に曲がっているため、売店横や門からでは状況がよく見えない。

実は、本丸の南の縁をたどるように八幡神社の脇から閉鎖されている階段の途中に出られる、知る人ぞ知る道があるので、そこからアクセスしてみた。
狭い場所でアングルが限られ、写真では高低差・スケール感がうまく伝わらないのだが、
ここでも松が倒れていた!
下から階段を上った時、3番目の曲がり角の左上にあったアカマツが1本、根こそぎ倒れて、切り通し状になっている階段部分に覆いかぶさるようにふさいでいた。

この知る人ぞ知る道から、広い階段に合流する狭い階段があるのだが、そこも倒れた松でふさがれて自然のバリケード状態。
空がぽっかりと空いた

目を転じれば、売店に倒れかかった松を上から見られる。
下左が売店。階段は上で左に折れる
この階段は、僕が子どもの頃は手すりがなく、冬は単なる坂状態だったので、ソリで滑り降りたものだ。

表門の松は、前回紹介した3本の倒木とほぼ同じ直線上に位置するので、やはり同じ西風によって倒されたのだろう。この階段を風が吹き下りたことになる。


本丸では、八幡神社の横で、松が1本、根こそぎ倒れたようだ。
既におおむね撤去済み。だいぶ太い木だったようだ
これは上記直線からは少しずれていて、倒れた向きはやや北寄り。

本丸を見回すと、他の桜や松はいずれも無事だった模様。
強い風が吹きつけたであろう、御隅櫓のある西斜面のケヤキなどの落葉樹にも、
倒木は見当たらない
数年前、御隅櫓の下辺りでケヤキの老木が突然倒れたことがあり、それを踏まえて公園を管理する秋田市では、樹木の点検を強化していたはず。だから今回倒れた木々は弱っていたというよりも、あまりに強い風が局所的に吹いて耐え切れなくて倒れたのではないだろうか。


再び二の丸へ下りて、北側の彌高神社の向かい。昔はここに県営動物園があったんだっけ?(後に市に移管して大森山へ移転)【10日補足・千秋公園にあった頃に県から市に移管し、その後に大森山へ移転】
太いクロマツやメタセコイア、紅葉が美しいモミジ類は無事な中、
常緑針葉樹が1本だけ根こそぎ倒れていた
二の丸広場の東屋に倒れた2本の木と同じような木。
この手の樹木の識別は自信がないけれど、ヒマラヤスギ(日赤跡地の再開発エリアにあったもの)か何かだろうか?

この系統の樹種は根があまり深く張らないそうで、だから倒れたのかもしれない。

【11日追記】11日付秋田魁新報秋田市地域面によれば、千秋公園内で「約30本の樹木が倒れる被害が出ていた」。



千秋公園から少し移動して、南大通りの中通総合病院辺り。
病院より南側は、僕はほとんど通ることがない道で今まで知らなかったのだが、この辺りに「秋田市中通児童館」がある。秋田市では、児童館は小学校の敷地内もしくはすぐそばにあることが多いが、中通小学校からはやや離れている。所在地名としては南通みその町。

今年度から近くの別の場所に新しい児童館ができて、移転したとのこと。旧児童館は、中通総合病院の南隣にあった。
後方が南大通り・中通総合病院

敷地内には、小さな公園もあり、そこでも常緑針葉樹が1本、根こそぎ倒木。
 
倒れた木には、松ぼっくりが付いていた。
細長い松かさ
おそらく「ドイツトウヒ(ヨーロッパトウヒ、欧州トウヒ)」。(千秋公園のとは葉の付き方が違う)
ドイツトウヒも根が浅いそうだ。


新しい中通児童館の土地は、元は中通総合病院を経営する社会医療法人明和会の所有(駐車場?)で、児童館移転に当たって秋田市と土地を交換した(差額が生じて明和会から市へいくらか払ったとのこと)。
中通総合病院は建て替えられる(2014年夏完成予定)ことになっているので、病院側にとっても隣接する旧児童館の敷地が手に入るのは都合がいいようだ。
児童館の移転とともに倒れてしまった

児童館跡地は角地で、西へ向かう道へ曲がれば、中通総合病院の裏・聖霊中学高校体育館前を通って、聖霊の正面の通り・「ミルク焼き」屋さんの所へつながる。
左奥の建物
旧児童館と病院裏の間には、上の写真のように建物がある。
公立学校共済組合の宿泊施設「千秋会館」だったのだが、2007年3月で閉鎖。ここも明和会の所有となり、しばらく駐車場部分だけ使っていたが、現在は建物の解体が始まっていた。ここに、中通総合病院の新しい9階建て病棟ができるようだ。【7日追記】旧千秋会館の建物は、医療法人の本部オフィスとして使っていたらしい。(Googleマップではそう表示される)

ちなみに、千秋会館の場所は以前はグラウンドだったそうで、大正時代に秋田で初めてラグビーが行われた「ラグビー王国・秋田」のルーツの場所。
「秋田県ラグビー発祥の地」碑が建つ


新しい中通児童館はどこかと思っていたら、聖霊中学高校の正門の通りに面していた。旧児童館からの道の突き当り左側・学校の敷地北端の向かい辺り。
最近の秋田市は黒っぽい外壁がお好きなようです

【7日追記】この記事に関連した場所の航空写真をアップしておきます。(Googleマップに加筆)
「旧」「新」は移転前後の児童館の場所
中通総合病院の西側の病棟(写真左側の縦方向の建物?)は、改修の上、新病棟完成後も残すらしい。

ちなみに、サンクスができてサークルKが閉店したのは上の写真上端。「K」がサークルKのあったビル。

※新病棟完成間近の様子はこの記事後半
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フレッシュランチ2012.4

2012-04-05 23:10:21 | ランチパック
ランチパックの秋田版である「たけやフレッシュランチ」は、最近は新商品があまり出ておらず、店頭でも本家ランチパックに押され気味。
先月は2011年6月からの息の長い「本荘ハムフライ」と先月から発売の「カレーうどん」の2種しか見かけなかった。(店で仕入れなかっただけで他にも発売されていた可能性はあります)
今月はその2種に加えて(確認できただけで)新たに2種が発売され、久々に充実したラインナップとなった。

「フレッシュランチ ラ・フランス&ミルククリーム」 1包装当たり285kcal
本家ランチパックと見紛うようなフルカラーのパッケージ。
包装右下には、断面図と背景が緑色の葉っぱ(レタス?)。これは本家ヤマザキランチパックの惣菜系商品でよく見られるデザイン。(このような菓子パン系ランチパックでは例がないはず)
ヤマザキから背景の葉っぱの画像を譲ってもらったのだろうか?

「ジャム中 山形県産ラ・フランス17%使用」「クリーム中 鳥海高原花立牧場のジャージー牛乳12%使用」とのこと。
1月の「白桃&ミルククリーム」もそうだったが、秋田県内でしか売らないのに、隣県とはいえ山形県にこだわりがあるのはなぜ?
でも、牛乳は以前は蔵王の牛乳を使っていたりしたけれど、今回は秋田県産品。パッケージの説明がそっけないが、「鳥海高原花立牧場」は秋田県由利本荘市矢島にある牧場。茶色くて小さい乳牛「ジャージー種」を飼育していることで有名で、ちょっとした観光地にもなっていて、秋田県内では認知度もブランドイメージも高い。

ランチパックでもフレッシュランチでも、「ホイップ(クリーム)」を使った商品はよくあるが、これは「ミルククリーム」となっている。(1月の「白桃&~」もそうだ)
中身
ペースト状のクリームが入っていた。
味はクリームが濃厚に感じた。ジャージ牛乳だから、あるいはホイップとの違いか。
ちょっと甘さが強い感じもしたが、山形と秋田のコラボということで山形県に進出してもいい商品かもしれない。

この商品のバーコードの番号(JANコード)は、2010年5月発売の「小倉&抹茶クリーム」のものを流用していた。


もう1つは、
「フレッシュランチ あいがけ神代カレー風」 1包装当たり258kcal
横手やきそば、本荘ハムフライに続く、秋田のB級グルメを使ったたけやランチパック。(横手やきそばは後に本家フレッシュランチに“昇格”)
「あいがけ神代カレー」は、秋田県内ではそれなりに知られてきていると思うが、全国的には知られていないと思う。
簡単に説明すると、秋田県仙北市神代(じんだい)地域(旧田沢湖町。JR田沢湖線の駅がある)の有志が2005年から活動して広めているカレーライス。
戦後間もない頃に小麦粉を使ってお母さんが作っていたような和風のカレールウと、今風のカレーを1つの皿に半分づつ盛り付けた「合い掛け」が最大の特徴。目玉焼きか半熟卵といぶりがっこが添えられるのも特徴だそうだ。
先月には、ローソンの弁当として発売された。


フレッシュランチのパッケージ裏面には、あいがけ神代カレーについての説明が掲載され、最後に「味の違いを食べ比べしてください。」とある。
本家ランチパックでは、1つの包装に違う中身のパンが1枚ずつ入った製品が時々出るが、それはパンの色を変えて分かるようになっている(この記事中ほどなど)が、このフレッシュランチは2枚とも同じ色だし、失礼ながらたけやさんがそこまでするとは考えにくい。「あいがけ」をどう表現しているのか楽しみにして食べた。
中は、
2色?
1つのパンにカレールウが2種類入っているように見えたが、色の薄い方は「タマゴフィリング」だった。定番商品の「ランチパックたまご」でおなじみのアレです。
おそらく2枚ともカレールウは同じもので、実際には使われているルウは1種類のようだ。ルウの味はスパイシーで、どちらかといえば今風。

結局、「あいがけ」ではないことになり、「食べ比べ」はできない。
タマゴとカレーの組み合わせということで、あいがけ神代カレーの特徴を表している程度なのだろう。だからあいがけ神代カレー「風」なのかな。

あいがけ神代カレーとしての再現性は今ひとつだけど、タマゴとカレーの調和がいい。たけやのカレー系ランチパックは、若干辛さが強い感じがするが、タマゴ効果でマイルドになる。
先月発売の「カレーうどん」よりも好き。トーストしてから食べるのがおすすめ。


それにしてもたけやさんはフレッシュランチにカレーを使うのがお好きですね。現在は2種類が並行して発売されていることになる。(油で揚げていないカレーパンとしての存在意義はあるけれど)
ザ・ガーデン自由が丘西武秋田店では、律儀に両方並べて売っていたけれど、「かぶる」のを嫌ってどちらかしか仕入れない店も多そう。

【6日追記】たけやの新商品で「あいがけ神代カレーデニッシュ」というのも発見。それには2種類のカレーが入っている。後日紹介します



最後に、時々出てくる復刻商品。今月はこんなものが新発売。
ジャーマンドーナツ
マッシュポテト入りの生地にクリームを包んだドーナツだそうだ。2本入り。
1985年発売とのことで、僕は記憶にない。
中身について後日追記するかもしれません。※こちらの記事で紹介しています
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春の嵐のあと

2012-04-04 21:39:45 | 秋田の季節・風景
猛烈に発達した、いわゆる「爆弾低気圧」により、日本各地で大きな被害や影響が出た。
関東地方では昨日の午後から夜にもっとも影響を受けた。気象庁が事前に外出を控えることを呼びかけたことや、東日本大震災発生時の帰宅困難者の大量発生の反省のおかげだろうか、多くの人が早めに帰宅して、大きな被害はなかったようだ。

昨日の夜から今朝にかけては、主に北陸から東北地方の日本海側が低気圧の影響を受けた。
いつもの台風でも同じだが、マスコミは関東地方が影響下になくなると、報道しなくなってしまう。今回もあまり報道されないが、日本海側各地では、大きな被害が出ている。台風以上の被害と言える。


秋田市は、昨日(3日)の22時頃から風が強くなった。特に4日の2時から6時にかけては、風速20m/s以上の風が吹き続け、4時53分には4月としては観測史上最高の最大瞬間風速40.8m/s(西南西)を観測。
昼間も10m/s以上の風が吹き、夕方になってやっと収まったかなという印象。
4日の午前中は一時雪が降ったが、3日から通しても雨も雪も降水量としてはわずか。4日午後は晴れ間ものぞいた。4日の最低気温は0.6度、最高気温6.2度。

未明の強風はすごかった。強いだけでなく、風が吹き続ける時間が長かった。我が家は時折家全体が揺れるほどで、こんなに強いのは久々。秋田市は秋から冬に風が強いことはよくあるが、春は珍しい。


被害としては、まず停電が各所で発生。
東北電力管内全体では、今朝6時で約22万6千戸、18時でも7万7千戸が倒木や飛来物による設備破損などで停電している。
なかなか復旧が進まないのは、停電箇所が多いことと、風が収まらなくて作業に手を付けられない場所があるためだそうだ。復旧が明日以降になるところもあるとか。
東日本大震災の時は、被災地以外では設備の損傷がほとんどなかったから、管内ほぼ全域が停電したのに復旧が早かったのであり、個別に何か所も停電している今回とは違うわけだ。

県別の停電戸数では秋田県が圧倒的に多く、6時で10万戸、18時で7万戸。
秋田市では17時現在で21935世帯が停電。飯島、土崎、八橋、広面、牛島、新屋の各一部など、ほぼ全域で散発的に停電しているようだ。
新国道や山王大通りでは信号機が停電し、非常用発電機で対処している所もあるし消えたままの所もあった。

そして、各地で電柱や木が倒れたり折れたり、屋根や看板が飛ぶといった被害が出て、道路が通行止めになった所があった。
各所からの情報をまとめると、電柱が国道7号線のJR下浜駅前で傾き、臨海十字路そばの秋田朝日放送本社前では折れた。JAビル前の「臨海十字路」バス停の上屋が倒れたとか。
それらの対応のために消防署は忙しかったようで、昨夜から昼まで消防車のサイレンが何度も聞こえていた。

鉄道や航空は午前中はほとんど運休。午後から一部が動き出した。
秋田市立の小中学校はまだ春休み中(6日が始業式のようだ。昔は4日からだったが、前・後期制で変わったのか)なので、特に影響なし。
土崎の市立港北小学校では、グラウンドの木が倒れたそうだ。


秋田市中心部の模様。
閉鎖するとかどうとかいう「イーホテルショッピングモール(旧AD)」と同じ建物の「イーホテル秋田」。かつての秋田ワシントンホテル。
青空が広がる
壁面から道路に出ている縦長の看板が風で壊れていた。
 「イー・秋田」と「イー・ホ秋田」
※その後の対処はこちら


広小路沿いの木内向かいにできたポケットパーク。展望デッキに立ち入りできるようになっていたが、風でお堀が波立っていて、ぷかぷか揺れていた。
2本の木が傾いていた
西からの風で同じ方向に傾き、ロープで結ばれていた。植えられたばかりで倒れやすかったようだ。


千秋公園。
二の丸広場を北から見る
上の写真、マル1の場所は、表門を通って本丸へ上がる階段の上り口で、売店がある(冬季閉鎖中)。
その売店ですが?
横の階段が通行止めになって、クレーンが来ていた。なぜなら、
売店の屋根に倒木が!
階段脇にあった松の木(アカマツ?)が根こそぎ倒れて、売店の上へのしかかっていた。
根元付近
階段の脇の石を巻き込んで倒れていた。

さらに上の広場全景写真のマル2。
売店からは二の丸広場を挟んだ向かい側で、東屋がある。
ここも!
こちらは並んでいた2本の常緑針葉樹がいっしょに倒れて、東屋に覆いかぶさっていた。
 
これも根こそぎ倒れている。
思ったほど根は深くなさそう(地中に残っているのだろうけど)

過去の写真から、倒れる前のこの木の姿。
 (再掲)左の緑の木が今回倒れた木だと思われる

 (再掲)右側の2本
この外側は土手になっているが、その上でも松の木が倒れていた。

その部分を、公園の外側から見る。公園の東側に当たり、脳研・成人病医療センターの向かい、お堀(黒門の堀)とバス駐車場付近。
斜面でも
何かの落葉樹(コブシだろうか?)が、倒れていた。


これは根こそぎでなく、根元付近で幹が折れている


さて、以上の倒れた木々の場所を地図上に示してみる。
Googleマップより【5日訂正】「マル4」は実際はもう少し上の位置でした。
1が売店、2が東屋、3が東斜面。
道路の向かい側、脳研・成人病医療センターの隣接地に、かつての「秋田県立衛生看護学院」(現在は横手へ移転)だった建物があり、その敷地内でも松が1本倒れていたのが「4」。
この周辺の木は倒れていないし、大きな枝が折れたようなものも見受けられなかった。
ほぼ一直線上にある木だけが倒れていることになる。どれも東側へ倒れているので、強い西風が通り抜けたのだと考えられる。(公園内のほかの場所でも倒れた木はあったとのこと)
木以外の建物などには被害が見受けられないが、一種の弱い竜巻みたいなものが起こったのかもしれない。

【5日追記】千秋公園の二の丸と本丸では、他にも大きな木が何本か倒れていた。続きはこちら
【11日追記】11日付秋田魁新報秋田市地域面によれば、千秋公園内で「約30本の樹木が倒れる被害が出ていた」そうで、東斜面の倒木はやはりコブシとのこと。
コメント (3)
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坂の途中の学校

2012-04-03 22:45:48 | 秋田の地理
秋田市は秋田平野に位置する平坦な街なので坂は少ない。それに土地が広いから、山を削って造成して建物を造ることもあまりないと思う。坂道だと冬期の除雪も心配。
そのため、先日の明徳小学校のような「坂の上にある学校」は限られている。


そんな秋田市には「坂と学校の関係が変わっている」というか、「坂を活かした校舎」の市立小学校が、知る限りで2校ある。
それは坂の上でも下でもなく「坂の途中にある学校」。
※以下、各学校のデータは秋田市教育委員会の平成23年「教育要覧」などを参考にしました。写真は学校が休みの日などに撮影しています。



1つ目は、南西部の新屋(あらや)地区にある日新(にっしん)小学校。
1874(明治7)年7月7日開校で、秋田市でもっとも古い小学校の1つ。
以前の記事で、「日吉」と「新屋」の地名から合成された校名ではないかと憶測してしまっていたが、そうではなく、儒教の経書「大学」の「日々新又日新(日日に新たに、又日に新たなり)」にちなむものだという。
「新屋郷土史」によれば、新屋在住の儒学者の栗林茂という人が命名したそうだ。


実は日新小学校は、現在、秋田市でいちばん児童数が多い小学校。
桜小学校あたりが多そうに思っていたが、昨年度は桜は2位(894名)で、ダントツの1位が948名・34学級の日新小。
ちなみに、中心部の秋田駅から近い保戸野、明徳、中通の3小学校の児童数を足しても795名で、日新小には及ばない。

最近は少人数学級だから少し違うのかもしれないが、学校教育法施行規則第41条では「小学校の学級数は、12学級以上18学級以下を標準とする。」と定められており、一般的に31学級以上の学校を「過大規模校」と定義しているそうなので、34学級はかなり多い。
新屋地区は古くからの住宅地も多く、取り立てて新興住宅地というわけではないと思うが、学区が広いためだろうか。

日新小の所在地は、県道65号線沿いの移転した秋田銀行の旧新屋支店の裏側辺り。開校間もない1879(明治12)年からは、県道沿いのかつて西部公民館があった場所にあったそうで、1925(大正14)年に現在地に移転した。
新屋地区は比較的起伏があり、県道65号線から小学校に向かって緩い上り坂になっている。海抜は県道で12メートル、学校東側で22メートルほど。
狭い道の突き当りが日新小
狭い上り坂を進むと、日新小の東面に突き当たる。学校の「正面」というよりは「側面」といった感じだが、古そうな門柱があったり壁に校章が付いているから、いちおうここが正面か。
道は校舎右側へ続く
道は校舎の北側に回りこんで続いていて、西へ延びる。その道は引き続き上り坂。
つまり、校舎と坂道が並行していることになる。
道路と接近した、カクカクした校舎
日新小の校舎は1974年頃に建てられた(それまで大正時代の校舎が使われていた)。屋上に庇状のものがせり出している、秋田市でもっとも古いタイプの校舎。もちろん耐震改修済み。
小学校にしては珍しくほぼ全部が4階建て。敷地面積が狭いことをカバーするためだと思われるが、秋田市立の小学校で4階建てなのは、他には中通小くらいではないだろうか。【4日追記】東小学校も一部(塗装が変更されなかった側)が4階建てでした。
※日新小の校地面積は13341平方メートルで、市内45小学校中、下から5番目。いちばん広い飯島小の3分の1ほどしかないが、校舎面積(床面積)はほぼ同じ。
【2014年10月6日追記】日新小学校では、創立100周年の1974年に校舎竣工記念式典を挙行していた。2005年には「校舎増築工事」を行っていた。東側の2階建て部分が建て増しされたと考えられる。上の電話ボックスの写真付近で、そこは庇がせり出していない。

校舎外壁の塗り分け方は昔の秋田市立学校らしいものだが、薄いピンク色を使っているのが珍しいかもしれない。ちょっと古臭い感じがするけれど。
今時の校舎と比べると窓が小さくて壁が多い(特にこちらは北面だから)。道路の線形に沿うような角が多い形状で、さらに道路と校舎が近く、おまけに4階建てだからだろうが、圧迫感を感じる。
でも、僕としては懐かしい雰囲気の校舎だ。
東側を振り返ると、緩く下っているのが分かる
校舎東側では22メートルほどの海抜が、西側では27メートルほどになる。
その坂に校舎はどう対応しているのかというと、
校舎西側から
お分かりだろうか。西側では坂道より校舎のほうが下になっている。すり鉢の底に校舎があるような感じ。
上の写真では、中央に下に降りていく坂道があり、その先が玄関になっている。これは当然校舎1階へ出入りする。
一方で、写真右側にも玄関があるのが少し写っている。この玄関では、なんと校舎2階へ直接出入りできる!
坂を活用することで、階段なしに2階へ行かれるわけだ。坂がわりと多く家が建て込んでいる東京都内には、こうした構造の家があるようだが、学校には例があるだろうか。
道路より低い部分の1階は日当たりが悪そうだけど、おもしろい構造だ。

教室がある南側から校舎を見ると、
至って普通の学校
坂と関係ない南面では、ほとんど影響がなさそうだ。ただ、4階といっても高さとしては3階建て並みだろうから、眺めはさほどよくなさそう。
ちなみに、上のアングルで校舎を見ると、先代の山王中の校舎(1967~2005年)とよく似ている。(校舎を上空から見ると日新小はL字型なのに対し、山王中はT字型で一部3階建てだった。それに色が違う)

坂と絶妙な関係にある大きな古い校舎には、今も1000人が通うわけで、その収容力を発揮しているのだろう。

※日新小についてはこちらの記事でも取り上げています
【2020年11月26日追記】日新小校舎は老朽化が進んでいるようで、秋田市教育委員会は、2021年度以降に校舎改築の調査を行うことになった。着工はだいぶ先だろうが、実現すれば秋田市立学校で久々の改築になる。→この記事にて



もう1つは、北部地区(の中央部寄り)の寺内地区の寺内小学校。
1キロほど離れた八橋小から分離して1990(平成2)年4月1日に開校した学校で、秋田市内では1991年開校の御所野小に次いで2番目に新しい学校(校舎という意味ではなく学校として)になる。
分割直前の1989年度の八橋小は児童1356名・35学級もあり、1990年に八橋小と寺内小が別れた時点では両校とも600~700名の児童がいた。しかし、昨年度は両校とも430名ほど。この辺りでも子どもの数が減っているようだ。

所在地は高清水公園の南側で、ここも坂が多く、新屋よりも急。
新しい道路ができつつある八橋地区側から草生津川を渡って西へ進むと、学校の東面が見える。
右に坂が続き、坂にそって校舎がある
日新小とよく似たシチュエーションだ。
違うのは、校舎が坂の下の道路よりも一段高くなっていることと、校舎が新しいこと、坂が急なことか。

寺内小の校舎は、1980年代中頃以降に建築された秋田市立学校の校舎の特徴がよく現れている。
それは、1.校舎外壁が単色で、淡い色であることが多い。2.塔などのシンボリックな構造物が設置される。3.壁面に埋め込むタイプの時計(塔時計)が設置される。4.ベランダ(バルコニー)が標準装備。5.小学校では壁面に大きな絵が描かれる。
といった点。
上の写真でも分かるが、校舎の東側壁面の大きなレリーフみたいなのが取り付けられている。これが「5」。
これより後に新しく建てられた小学校ではカラーのタイル画なのだが、寺内小は最初期であるためか、このようなもの。絵柄は輪っかを持って組体操する(?)子どもたち。

校舎の手前で左に曲がると、学校正面。
階段で校舎へつながる
校舎外周は日新小より広く、開放的。
改築でなく新設校だからか、あるいは時代的に“バブリー”だったのか、なかなか立派で校舎と統一感のある外構。

網越しに校舎南側
校舎中央にあるのが、
時計塔
この後に建てられる学校では、塔ではなく壁面に同じタイプの時計が設置されることが多いが、寺内小はちゃんと時計塔になっている。
寺内小の時計塔のデザインは、寺内地区が「八橋油田」の一角であることにちなみ、その石油を汲み上げるやぐらをイメージしているそうだ。現在の油田は「ポンピングユニット」と呼ばれる装置で汲んでいるが、それ以前に使われていた櫓のことらしい。

寺内小の校舎は平成3(1991)年度の秋田市の「市民が選ぶ都市景観賞」を受賞している。
また、寺内小より新しい校舎でも、外壁に汚れが発生して汚く見えてしまっている学校も多い中、今もきれいな状態に保たれている感じがした。


さて、校舎全体の写真を見ると、この校舎も構造が少し変わっている。
時計塔を境に、左右でフロアがズレているのだ。
坂の下である右側のほうが低く、上である左側が高いから、これも坂への対応策なのだろう。
全体的に見ると4フロアあるが、左右それぞれでは3フロアしかなく、公式には「3階建て」として扱われている。

反対の北側から見ると、
北側からは車が入れるようになっている
こちらから見ると、坂の傾斜に合わせて1階の位置がずれているのが分かる。
奥(高いほう)の1階の下は、半地下のような構造になっているらしい。

ということは、時計塔を境に階数が揃っていないということになるはずだが、校内ではどういう階数の呼び方をしているのだろうか? 新入生は理解できなさそう。

校舎西側の坂の上から。秋田市街や太平山を望むことができる
東側では海抜10メートルだったのが、西側では20メートル強。地形図では、校舎の両端に等高線が引かれている。
国土交通省国土地理院「電子国土Webシステム」より抜粋
上り坂はもう少し続き、旧国道の寺内コミュニティセンターの前へ出る。


秋田市立学校では、ほかに旭川小や勝平小も、校地が坂と関係のある配置になっているが、特に変わった構造ではなさそう。【4日追記】富士山に向かって斜面が続く街である静岡県富士市の市立富士見台小学校と似たような、低い側に出入り口がある構造。
坂を利用した構造の建物としては、秋田市御所野のイオンモール秋田や青森の弘前大学医学部附属病院(の先代の建物?)が思い浮かぶ。僕はこういう構造の建物には弱いらしく、地階から地上に出られたり、階段を通っていないのに気がついたら違う階数にいたりすることにいつも戸惑い、どうもなじめないものだった。

■秋田市立学校に関する過去の記事■
学校名と東小の色似た校舎憧れの明徳小、坂の途中の学校(この記事)
※次の記事はこちら
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4月の雪/行先表示変化

2012-04-01 20:54:29 | 秋田の季節・風景
今日から4月。
秋田市は、3月11日(←季節カテゴリーでなかったのでリンクしておきます)以降も同じような天候でなかなか春らしくならない。
晴れは少なく、朝は雪が積もって真っ白でそれがすぐに融けたり、でなければ雨が降ったりの天気。気温は平年よりやや低めで、最低気温0度前後、最高気温5~10度程度。
昨日は大雨と雪融け水により、秋田市北部の新城川がこの時期には珍しく氾濫しそうになり、一時避難勧告が出た。


冒頭の写真は、今日午後の秋田駅西口交差点。
4月1日の秋田市は、14時頃から1時間ほど、ひっきりなしに濡れ雪が強く降り続けた。アメダスの積雪量は14時に0だったのが、15時に4センチとなった(以後、減って17時以降は2センチ)。
秋田では4月初めに雪がうっすら積もるのは、そう珍しいことでもないが毎年あるわけでもない。やっぱり今年は春が遅い。

旭川に架かる歩行者専用の「大町公園橋」。
融雪装置が作動しておらず、除雪された雪が隅に積み上げられて雪山ができていたが、それも雨やプラスの気温で減っていた。
 (再掲)3月初め

3月中旬には、ごくわずかに雪が残るだけ
今日は、
残っていた雪は消えていたが、一面真っ白になった
それも、すぐに消えたけれど。

濡れた雪が激しく降ったので、バスの正面の行き先表示も真っ白。
どこへ行くの?(側面や後ろを見れば分かるけど)
前面形状のせいか、上の写真のタイプ(古い富士重工ボディ)がいちばん着雪しやすいようだ。いすゞエルガミオもわりと付きやすいようだ。行き先表示部分が垂直の日野レインボーはほとんど付いていなかった。
内部で結露してぼやけて見えるものもあった。
秋田駅前での発車時間までの待ち時間を使って、バスから降りてきて雪を払って見えるように配慮してくれていた運転士さんもいたが、多くの運転士は時間があるのに車内に乗ったままだった。


さて、バスの行き先表示の内容について。
先日も触れたように、新屋線経由の大森山公園行きの終点バス停名が、今日から「大森山公園」から「大森山動物園」に変更された。
昨年10月から始まった秋田中央交通の新しい行き先表示では、「終点のバス停名だけを表示」する決まりになったらしいので、これに伴って行き先表示を変更する必要があると考えていた。実際はどうか?
 (再掲)
昨日までは「712 大町・西部サービスセンター 大森山動物園」だったが、
曇って見づらいですが
「712 大町・新屋 西部SC・大森山動物園」に変わった!
単に終点名が変わっただけでなく、路線名である「新屋」が入り、途中経由地の「西部SC」が大きな文字になった。
後部も「712 西部SC・大森山動物園」


実は今日から、他の路線でも行き先表示の文字の内容が一部変更された!
昨年の新表示実施に伴い、分かりにくく・紛らわしくなってしまっていた系統を中心に、終点名だけにこだわらず、以前の表示内容(経由地や路線名)を多少意識したものに変更されたようだ。
LEDの表示変更は、パソコンで作成したデータを車載機器に読み込ませることで行う。
中央交通では、所属営業所に関わらず、全車両で共通のデータを使用していることもあり、臨海営業所だけが担当する大森山線の1コマだけ変えるために全車両で更新作業をするのは効率が悪そうに思え、どうせならこのタイミングで他の表示も変えたらいいのにと、密かに期待していたのだが、それが実現した。

具体的にいくつか。
新屋方面は、10月の表示では「新屋」「新屋西」の文字がなくなり、終点はどちらも西部市民サービスセンター(新屋案内所)なので、新屋線、新屋西線(さらに栗田神社経由と県営住宅経由)が識別しづらくなっていた。
ノーマルな新屋西線は、従来は
 (再掲)従来は「720 県庁・栗田神社 西部サービスセンター」
新・新表示では、
「720 県庁・市役所 新屋西・西部SC」
「新屋西」が復活!!
そして「市役所」も復活、「栗田神社」が消えた。
「サービスセンター」を「SC」にしたことでスペースに余裕ができて路線名を復活でき、文字も大きくなった。正しくは「西部“市民”SC」なのですけどね…

新屋県営住宅経由の新屋西線は、(従来は「722 県庁・新屋県営住宅 西部サービスセンター」かな?)
「722 県庁・市役所 栗田県住・西部SC」
これなら分かりやすい。
「栗田県住」って結局昔の表示と同じだし、実在しない名称(正しくは「“新屋”県営住宅」)なわけですが…

大町経由の新屋線は「710 大町 西部サービスセンター」から「710 大町 新屋・西部SC」といった感じの表示に変わったようだ。(一瞬だけ見た)
ただ、「新屋」と「西部SC」が隣り合っていて、一瞬「新屋西」と読んでしまいそうになった。


同じく、紛らわしかった、大川反車庫(秋田営業所)行きの県庁・八橋球場経由と長崎屋経由。(これは本当に間違えそうになった経験がある)
 (再掲)従来の県庁経由
長崎屋経由との違いは小さな文字の「県庁市役所」が「長崎屋」になるだけで、ほんとうに区別しにくかった。
今日からは、
 
「140 県庁市役所・大川反車庫」と「142 長崎屋・大川反車庫」
(↑「県庁」と「市役所」の間に「・」はないのね。栗田県住経由にはあったのに)
「市役所」が増えたほかは内容は同じだが、経由地の文字が大きくなって、これなら間違わない。


他にも、川尻割山線、神田線、添川線、泉ハイタウン線、二ツ屋福島線、新国道経由組合病院線、赤沼線などで表示が変わったのが確認できた(いずれも秋田駅発の下り)。後部の表示も前とほぼ同じ内容に変わったものが多そう。
一方、新国道経由飯島北行き、大住団地線などでは変更されず、「新国道」「大住団地」は小さい文字のままだった。また、秋田駅行きの上りで変更されたものは見なかった。

結局、方向性としては元に戻ったような気がしなくもないが、こちらのほうが分かりやすいのは間違いないと思うから、改善ととらえて評価したい。
実施からわずか半年で再度変更してしまったのは(戸惑うお客もいるかもしれないが)、朝令暮改ではなく、柔軟な対応と見るべきだと思う。
いずれまた改めて紹介するつもりです。※こちらの記事


ちょうど1年前から、臨海営業所の路線バスに、アンパンマンのキャラクターが描かれた、JA共済のラッピングバスが登場していた。【5日追記】2012年4月時点では、秋田営業所に転属した模様。
今日、そのリムジンバス版を見かけた。
「どうろを わたる ときは いつも みぎひだりを かくにん してね」
ばいきんまんだけ車に乗ってる。


秋田市が公募して広告として掲出している、「秋田市らしいデザインのラッピングバス」のうち、特別賞で1台しかない秋田美人のデザインのバス。
巡り合わせが悪くてなかなか見ることすらままならなかったが、最近はご縁があるようで、先週は、乗車することまでできた(中は普通のバスですが)。
それなりにきれいな写真も撮れました
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