麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

J

2005年07月12日 | 身辺雑記
駅でティッシュを渡された。
金融や美容院でなく不動産だった。
まるで縁がない話なのだが
電車移動中の暇つぶしに広告を広げる。

月々12万ほどで買える56.54平方メートルのマンション。
風呂はミストサウナ付き、セコムのセキュリティに床暖房…
フムフム。

平面図に目を移す。
何でも横文字表記だ。
Entrance,Powder-room,Terrace…なんか格好いいし高級感も出てる?

そしてLiving-Dining-Kitchen=12.4J
…12.4Jってさぁ
いいんでない?12.4畳で。

だって玄関すぐの空間には「下足入」だよ。
そのトイメンは片仮名で「ニッチ」
ほかにも「冷蔵庫置場」とか日本語表記だし…。

この手の情報に疎いのだが今や畳=Jは常識なの?
確かにJリーグにJポップにJ文学だから、
日本の部屋の広さが「J」でもいいのかもしれないが…。

かくいう演劇界も、長年尺貫法の独壇場だったが、
最近はサブロク(3尺×6尺=約90㎝×約180㎝)の平台ではなく
1m×2mのものも出回ってきている。

貸し劇場でもある東演パラータへの
問い合わせで「舞台の広さは?」と尋ねられ、
「間口5間、奥行き4間です」と答えると…
「え…」と声を詰まらせる若人は多く、
「ワイドが9m弱で、奥行きが7.7…まあ8m弱ですね」
と言い直す。

尺貫法なんて、人生で出てこないもんネ。
ちなみに前出のサブロクは畳一枚の大きさ、
二枚あわせると正方形になり、それが「一坪」になります。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする