【1】
ある小説を読んでいて
「母が笑いながら鍋をレンジにかけ」
という文を読み、
当たり前に電子レンジを思い描いた自分に
ドキっとした
小説は江川が甲子園で
快投を演じていた時代の話だ。
時代はさておいても、
その場面はおじやを注文されてるわけで、
明らかにガスレンジなのだ。
でも今や僕の中で“レンジ”は
ガスレンジでなく電子レンジなのだな…。
しかも結婚祝いにプレゼントされるまで
家に電子レンジがなかったくせに。
【2】
おばあちゃん子だった僕は
祖母に熱~い風呂につかる訓練を受けて育ったから
今でも熱いのが好きだ。
ぬるい湯に半身つかり長く入る方が
健康に良いらしいが、
最近はそもそも湯船をまたぎ越すことなく
シャワーで済ませることが多い。
【3】
今や国民の最大関心事となった欠陥住宅
手抜き工事ではなく、設計から抜かれて
検査も通っちまっちゃあ、対応の仕様もない。
一通り登場人物と話の流れが解ったから、
これからは写真週刊誌を中心に、
彼等の過去が暴かれたりするのだな・・・
「高校時代、万引きで捕まった。
だから元々悪い人なのだ」
「母方の兄弟の隣の家の義理のお父さんが
通っていた床屋さんの庭から小判が出た。
だから金の亡者になった」・・・ン?
とか。とにかくそういうこと。
ああ…。
読む人がいるからだが、それはそれでどうよ?
【4】
案の定、政治家の名前も出てきて、
ますます生臭く、だからどっかで蓋されちゃう
いつものパターンにならぬよう・・・。
【5】
決して事件に関与した人を庇うのじゃなく、
本当に残念ながら、彼らの回路が
どっかで「慣れ」てしまったのだなあ…。
レンジを普通に電子レンジって思う程度ならまだしも
人の命や人生を亡くしてしまう
「人の住処」を造るって場で・・・。
「ドキッ」を忘れない。とても大事なことだ。
芝居創りも、生きる上でも。
ある小説を読んでいて
「母が笑いながら鍋をレンジにかけ」
という文を読み、
当たり前に電子レンジを思い描いた自分に
ドキっとした
小説は江川が甲子園で
快投を演じていた時代の話だ。
時代はさておいても、
その場面はおじやを注文されてるわけで、
明らかにガスレンジなのだ。
でも今や僕の中で“レンジ”は
ガスレンジでなく電子レンジなのだな…。
しかも結婚祝いにプレゼントされるまで
家に電子レンジがなかったくせに。
【2】
おばあちゃん子だった僕は
祖母に熱~い風呂につかる訓練を受けて育ったから
今でも熱いのが好きだ。
ぬるい湯に半身つかり長く入る方が
健康に良いらしいが、
最近はそもそも湯船をまたぎ越すことなく
シャワーで済ませることが多い。
【3】
今や国民の最大関心事となった欠陥住宅
手抜き工事ではなく、設計から抜かれて
検査も通っちまっちゃあ、対応の仕様もない。
一通り登場人物と話の流れが解ったから、
これからは写真週刊誌を中心に、
彼等の過去が暴かれたりするのだな・・・
「高校時代、万引きで捕まった。
だから元々悪い人なのだ」
「母方の兄弟の隣の家の義理のお父さんが
通っていた床屋さんの庭から小判が出た。
だから金の亡者になった」・・・ン?
とか。とにかくそういうこと。
ああ…。
読む人がいるからだが、それはそれでどうよ?
【4】
案の定、政治家の名前も出てきて、
ますます生臭く、だからどっかで蓋されちゃう
いつものパターンにならぬよう・・・。
【5】
決して事件に関与した人を庇うのじゃなく、
本当に残念ながら、彼らの回路が
どっかで「慣れ」てしまったのだなあ…。
レンジを普通に電子レンジって思う程度ならまだしも
人の命や人生を亡くしてしまう
「人の住処」を造るって場で・・・。
「ドキッ」を忘れない。とても大事なことだ。
芝居創りも、生きる上でも。