麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

区民上演グループB

2006年02月24日 | 東演
今日は世田谷区民上演グループBの初日。

下北沢演劇祭の中の、区民公募の面々は、東演が責任指導する「既製の作品」に挑戦する=Aと、「書き下ろし作品」に挑戦する=Bに分かれるのだが、本多劇場グループの全面バックアップを受けるBの『手のひらに君がいる』(作/大岩真理、演出/大岩正弘)が「劇」小劇場にて26日まで。

今年は、本多劇場グループ代表・本多一夫氏が出演というのも話題の一つで、本番4ステージでは収まりきらないのではとの危惧から、2度のゲネも公開し、混雑緩和をはかるという荒技に出たわけダ。

その1回目のゲネを昨夜観た。あとから聞くのだが、それが初めての通しだったとか。それをまるで感じさせない出来映えでした。

「占い」の学校を出て、今日から店開き(?)という二組の…そう、一人は男性の手相見だが、もう一方は女性二人がコンビで占うというユニークな設定なのだ。

笑いあり、涙ありの、また様々なサービス満点の、無料で観るのは申し訳ない舞台だ!・・・なんかありきたりな褒め方になってるナ

プロローグ以外は、リアルタイムの、つまり暗転で時間や場所を飛ばさないので、1時間10分の中で、大きな感情のうねりが役者に要求されるホンだ。それを苦労しながら乗り越えている様は、ストーリーとは別に、心を打つ舞台だと、僕は思った。
おすすめです!
コメント
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