年頭、結婚式をモチーフに花嫁誘拐など絡めた新年会を催した東演ですが、昨日僕は「本当の」結婚式に列席しました。
以前、下北沢演劇祭区民上演グループAに参加していたコウコウ(愛称)。『ゴジラ』のタイトルロールを演じるなど役者としては勿論、裏の仕事も率先してやってくれていた男の結婚式だった。
彼は今結婚式場で働いていて、その式場で行われたそれは、動くパンフレットとでも言おうか、「プロによる結婚式のフルコース」とでも言おうか、とにかく堪能させていただいた。
平日の昼ということもあって、全館貸し切り状態。
まず挙式は隣接する神社(まぁ正確に言えば神社が先で式場が隣接しいてるんだろうが…)で厳かに行われました。通常親族のみのイメージですが、我々友人にも参加の案内が届いていて、
「節分だけに料理は恵方巻か?」
「ブーケトスの代わりに豆まき」など戯れ言を言いいながら、参道に並び新郎新婦を待つこと数分。
雅楽隊を先頭に、神主さん、巫女さんに続いて新郎新婦・・・やっぱ笙や横笛の音色はいいすネ(別の友人の披露宴で、木遣りで入場したのも印象に残ってますが…)
美しい新婦と横でグズグズの新郎を迎えた後、神殿中央に親族、来賓と友人は上手(かみて/芝居的? 神殿に向かって右側です)の少し離れた席で、ある意味芝居を観る感じで「儀式」を拝見することに。
すぐ向こうは都会の喧噪の筈なのに、大きな木々に囲まれた社では鳥が啼き太鼓も加わった雅楽が響いて・・・総合結婚式場では体験できない、面を被った納曾利舞(なそりまい)なんかも見られて…それがまた篝火越しだったりして良い風情なのダ※。
案内状には二時半挙式、四時半披露宴とあったが、この時点で三時くらい。
披露宴とは別会場に案内され、一次会と称して、鏡開きをし、その日本酒で乾杯、さらには恵方巻きが振る舞われ、皆で南南東を向いて食しました。(ここで、来賓挨拶を既に終えておくのが後々効いてくるのダ)
その後豆まきがあると境内に出て、一般の方々と一緒に「福豆」争奪戦に参加していたら、やがて新郎新婦が登場して…。列席者は当然のこと、一般の方々も白無垢にヒートアップ!!
と、既に盛り沢山な流れの中、いよいよメインの披露宴が始まった。ケーキカットではなく饅頭カット(?)、テーブルにひとつのキャンドルサービスのかわりのキャンドルリレー・・・これは一人ひとりに小さなキャンドルがサーヴされて、しかもコウコウがプランナーとして結婚式に関わったカップル3組の「幸せの先輩」から火をリレーしてもらうという企画などなど・・・
怒濤の3時間! お決まりの堅苦しい来賓の挨拶などをカットし、参加者全員での記念撮影(しかも最後に全員にプレゼント)など列席者の側に立った“素敵な披露宴”でした。
トータル5時間のボリュームは平日だからこそだが、イベントのそこここに参考になるアイデア目白押しでした
新郎新婦の気持ちは勿論、仲間に対しても一線を引いて接したスタッフや、挙式の際に案内してくれていた方が、ふと気付くと披露宴会場に列席者として座っていたり、豆撒きから披露宴の移動など、ドレス姿なのについ誘導の手伝いに回ったり、まさに結婚式場の全スタッフが総力を結集した姿にも心打たれた2月3日、節分の結婚式でした。
俺も式してあげるか・・・と、ちょっと思ったりしたのだった。
※残念だったのは、篝火がガスだったこと。安全性とか利便性とか諸々仕方ないのですが、せめてガス線を敷石に紛れるような気配りがあっても・・・と、とても小さなことだけど。
以前、下北沢演劇祭区民上演グループAに参加していたコウコウ(愛称)。『ゴジラ』のタイトルロールを演じるなど役者としては勿論、裏の仕事も率先してやってくれていた男の結婚式だった。
彼は今結婚式場で働いていて、その式場で行われたそれは、動くパンフレットとでも言おうか、「プロによる結婚式のフルコース」とでも言おうか、とにかく堪能させていただいた。
平日の昼ということもあって、全館貸し切り状態。
まず挙式は隣接する神社(まぁ正確に言えば神社が先で式場が隣接しいてるんだろうが…)で厳かに行われました。通常親族のみのイメージですが、我々友人にも参加の案内が届いていて、
「節分だけに料理は恵方巻か?」
「ブーケトスの代わりに豆まき」など戯れ言を言いいながら、参道に並び新郎新婦を待つこと数分。
雅楽隊を先頭に、神主さん、巫女さんに続いて新郎新婦・・・やっぱ笙や横笛の音色はいいすネ(別の友人の披露宴で、木遣りで入場したのも印象に残ってますが…)
美しい新婦と横でグズグズの新郎を迎えた後、神殿中央に親族、来賓と友人は上手(かみて/芝居的? 神殿に向かって右側です)の少し離れた席で、ある意味芝居を観る感じで「儀式」を拝見することに。
すぐ向こうは都会の喧噪の筈なのに、大きな木々に囲まれた社では鳥が啼き太鼓も加わった雅楽が響いて・・・総合結婚式場では体験できない、面を被った納曾利舞(なそりまい)なんかも見られて…それがまた篝火越しだったりして良い風情なのダ※。
案内状には二時半挙式、四時半披露宴とあったが、この時点で三時くらい。
披露宴とは別会場に案内され、一次会と称して、鏡開きをし、その日本酒で乾杯、さらには恵方巻きが振る舞われ、皆で南南東を向いて食しました。(ここで、来賓挨拶を既に終えておくのが後々効いてくるのダ)
その後豆まきがあると境内に出て、一般の方々と一緒に「福豆」争奪戦に参加していたら、やがて新郎新婦が登場して…。列席者は当然のこと、一般の方々も白無垢にヒートアップ!!
と、既に盛り沢山な流れの中、いよいよメインの披露宴が始まった。ケーキカットではなく饅頭カット(?)、テーブルにひとつのキャンドルサービスのかわりのキャンドルリレー・・・これは一人ひとりに小さなキャンドルがサーヴされて、しかもコウコウがプランナーとして結婚式に関わったカップル3組の「幸せの先輩」から火をリレーしてもらうという企画などなど・・・
怒濤の3時間! お決まりの堅苦しい来賓の挨拶などをカットし、参加者全員での記念撮影(しかも最後に全員にプレゼント)など列席者の側に立った“素敵な披露宴”でした。
トータル5時間のボリュームは平日だからこそだが、イベントのそこここに参考になるアイデア目白押しでした
新郎新婦の気持ちは勿論、仲間に対しても一線を引いて接したスタッフや、挙式の際に案内してくれていた方が、ふと気付くと披露宴会場に列席者として座っていたり、豆撒きから披露宴の移動など、ドレス姿なのについ誘導の手伝いに回ったり、まさに結婚式場の全スタッフが総力を結集した姿にも心打たれた2月3日、節分の結婚式でした。
俺も式してあげるか・・・と、ちょっと思ったりしたのだった。
※残念だったのは、篝火がガスだったこと。安全性とか利便性とか諸々仕方ないのですが、せめてガス線を敷石に紛れるような気配りがあっても・・・と、とても小さなことだけど。