麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ドウギテキセキニン(2になります)

2006年02月06日 | 身辺雑記
1/25の当ブログの続きのような、ないような…。

『白い巨塔』が、主演が同じ唐沢寿明のドラマ『小早川伸木の恋』の呼び水的に再放送されていた。東演では、春に『見果てぬ夢』を上演することもあって、休憩室のテレビで、参考に眺めている役者や制作の姿をたまに見かけた。決して暇だからではなく、あくまで研究だ! 山崎豊子のハードな社会派ドラマと『見果てぬ』はまるでタッチが違うけれど、命に関わる最前線の病院が舞台であるから何か見い出せる可能性大だ!
 さて、南保演じる進藤は、癌告知が出来ない弱気な医師という設定。財前五郎の真反対のドクターだ。・・・その告知は、癌が「完全な不治の病」ではなくなったことから大きく針を振った気がする。本人には告げられず親族がバレないように耐えながら看病する形態は、時代の趨勢としては過去のことだ。いずれにしろ、真剣に向かい合う医師、患者、家族が多いのは言うまでもなく、デリケートな話なので重ねて言えば、告知の有無の善し悪しを語っているわけではない。
 ただ、ごく少数の「まず告知ありき」的な風潮を耳にしないことはなく、或いは一部の、医師及び病院の不祥事に我々は心を痛める。『見果てぬ夢』の進藤の姿には、そのあたりへの警鐘が「笑い」の力を借りながらも優しく、かつ強く表現されるのダ。(そのあたりもお楽しみに!)
 
 テレビでは、ちょうど東横インの社長の、一転シオラシイ会見が写し出されている。やはり、ドウギテキセキニンについて考えずにはいられない・・・。

    全然脈略ないけど一応完結。
    そのうちまた…。
コメント
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