麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

会議は踊る

2006年02月27日 | 東演
 2月25日(土)に劇団総会。
 本日は『見果てぬ夢』の制作会議。
 
 トリノ五輪終盤を、はたまたWBCとJリーグの開幕間近なのを横目に、東演は普段の夢のような創造活動(?)とは別次元のシビアな話し合いを、このところ立て続けに行っています。

 ちょいとヤヤコシイのだけれど、劇団東演(以下劇団)は任意の団体で、いわゆる「法人格」を持ちません。で、企業図としては、その下に「有限会社劇団東演」(以下会社)ってのが存在しています。どー下かと言えば、「劇団」が「会社」の代表取締役を任命するなど、本当にわかりやすい上下関係です。
 制作部と経理部のみがそこに雇われており、また同時に「劇団」にも所属しています。役者や演出などは「劇団」のみの所属です。東演以外の多くの劇団もこのシステムを採用していて、数は少ないけれど、俳優を「会社」でちゃんと雇用しているところもあります。
 
 なので、企業のような企業でないような半魚人みたいな存在の、会議はある意味で非常に面白いです。オーバー70~アンダー30まで幅広い年齢層が、もちろん年下は年上に敬意を払いながら(この場合は実年齢と在籍年数との微妙な方程式があるけれど)も、垣根のない活発な論議を闘わせます。たまには的外れな発言もあって、爆笑が生まれもしますが、それはそれで空気が変わって会議が弾むってもの!
いやいや、そりゃ言うほど暢気でもなくて、冒頭の通り案外“シビア”なんですヨ。…社会とも当然つながっていて、例えば少子化の昨今、養成期間(東演俳優工房)への人材募集が大変だったりします・・・。
    
 だけれども。最後には希望に満ちあふれて閉会となるのは、やはり芝居屋が、どこか浮世離れしてるからなのか…???

 来月には、新たな役員選挙とかもあったりします。劇団を運営する「委員会」の役員を決めるヤツっす。

個人的には少々お疲れのようで、なんだか平板なブログになっちゃいました。

 
コメント
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