麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ヒビクラ2仲日~1st-quarter

2011年08月26日 | 制作公演関連
LAVINIA'S LIVE
『「日々の暮し方」との暮し方2』
(脚色・演出/高円寺圭子)
8/24(水)~28(日)、ウッディシアター中目黒

お蔭様で初日、二日とも満員御礼で
またお客様の反応もすこぶる良いまま
本日、仲日を迎えました。

やはりラヴィニア経験者が
「世界観」を十二分に把握し、
舞台をきっちり締めてくれています。

宮島岳史(昴)[*1]、古田美奈子(東演)、
斎木亨子(フリー)。
その安定感を、例えるなら、
アメフトの最強のオフェンシヴライン。

最前列で攻撃の中心QBを守る
過酷なポジション。

初見参ながら高橋佐織(め組)も
前述の面々とともに、ラインで
体を張る活躍を見せてくれている。

常連組でも、自由に暴れまわるのが
大宜味輝彦、田中龍、荒井匠
(すべてフリー)。

ショットガン[*2]のワイドレシーバーよろしく
舞台を縦横無尽に駆け回る。

とすれば、初参加組の
神田麻衣、北門聖子、丸子聡美、
三浦千枝、山内瞳、仁美、
小笠原宙(以上すべてフリー)は
ランニングバック。

ロングゲインはまだ心もとないが、
短い距離を確実にゲットしてくれている。

恐らく評判が良いのは、逆にこのポジションが
仕事をしているからに他ならない。
RBが機能しないと
ファーストダウンの更新[*3]はできない!

8.22のブログで、野球の投手に譬えた
柴野弘志(フリー)は、流れからQB
(クォーターバック)だ。
花形ポジションを、今回見事演じ切ってくれた。

*1
宮島はラヴィニアの公演は初だが、
THEATRE THEATER公演『赤色エレジー』
にてラヴィニアと共演を果たしている。

*2
アメフトの代表的な攻撃方法。
散弾銃のようにレシーバーが飛び出し
守備がしづらいフォーメーション。

*3
4回の攻撃で10ヤードを得ると、
再度4回の攻撃権を獲得するのが
アメフトの基本ルール。
それを「ファーストダウンの更新」という。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大化の改新

2011年08月26日 | 身辺雑記
歴史バラエティ番組が「大化の改新」を
取り上げたのは、わりと最近だ。

飛鳥時代、栄華を欲しいままにしていた
豪族・蘇我入鹿らを暗殺した
中大兄皇子、中臣鎌足たちが
日本初の年号「大化」を制定するとともに
律令政治への転換を図ったクーデターが、
645年のいわゆる「大化の改新」。

それを「平成」の年号発表会見の
パロディなど取り入れた演出で、
面白おかしく見せていた。

さて。
日本のバラエティ界に激震が走ったのは
2011年8月23日の夜。
僕は中目黒のお好み焼き屋で
ハイボール片手に牛すじ焼きを口に運び、
音の聞こえないテレビ画面に写し出される
島田紳助を、ぼんやり見ていた。

日本国の新たな首相が誰になるのか、
リビア情勢はどうなるのか、などより
大きく扱われるそのニュース。
真相が明らかになるのは先の話……
(いや、それを避ける引退?)
それは置くとして。

《てっぺん》にいたタレントが、
暴力団との関わりは《この程度でも
アウト》と語って舞台から去り、
新たな芸能界のルールを確立する!

って要約するなら・・・
これは大きなターニングポイントで、
平成の、あるいは芸能界の「大化の改新」
になるのかも、と思ったりした。

ま。上記暗殺事件(乙巳の変)から
改新の詔(646年)までが二年、
その政策が実施に至るまで更に時間を
必要としたように、今回もサクッとは
行かないでしょうけれど・・・。

《 》=島田紳助の会見より。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする