麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

サラダレンジ

2011年08月31日 | 身辺雑記
ちゃっちゃと料理を作るのが
節電も追い風になって増えているらしい。

台所に糠床があって、
それを毎日掻き回してってのが
主流の時代から、
ポリ袋に野菜と「素」を入れて、
少し揉んだら出来上がり(^-^)v

これはほんの一例で、
便利の速度はとにかく早い早い

芝居の世界も「昔は半年稽古して、
仕込みにも時間をかけて……」ってな話を、
大先輩から酒の席で聞いたりする。

大道具など、きっちり作るのが当たり前で、
次の場面に移るのに30分も掛かった、とか。

まぁ呑気といえば呑気な時代だ。
素材や工具などなどの進歩と積み上がった知恵。
ハードとソフトの両面から時間は短縮されていく。

ゆっくり丁寧が何より素晴らしいとか
その逆とか、そんな話ではない。

ただ一つ言えるのは、
「あたしゃが若い頃は、ちゃ~んと
漬物の素を買ってきて愛情込めて
揉み揉みしたもんだが近頃の嫁は
《サラダレンジ》から
取り出すだけだからねぇ……」と
嘆く時代が来るだろうってこと。
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すくわれる

2011年08月31日 | 身辺雑記
世陸が始まってますな。



その放送の中で
「各組上位三人が準決勝へ。そして
タイムですくわれるのが六人います」
などとアナウンサー。

このすくわれるは、
救われる、なのか掬われる、なのか……

前者は順位では落ちたけれど、
タイムで救済される、となり、
後者は同様に、掬い上げられる。

意味的には、どっちもあるなぁと。
ほかに「拾われる」も使われますよね。



さて。鉄人・室伏が見事金メダルを
男子ハンマー投げで獲得したけれど、
そんな中、お隣の日本国では
新しい総理大臣が誕生。



どじょう宰相は、果たして
日本を救ってくれるかしらん。

反小沢勢力の逆転勝利。
地味な、実務型、捕手的な代表を
選んだのは、崖っぷちの民主党が
土俵際で粘った……とは、評価したい。

蝉の残啼する木々の間を、
赤い蜻蛉がスッと抜けていく季節。

まもなく九月っすね
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