麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

新監督と刺身五点盛

2013年10月11日 | 身辺雑記
「侍JAPAN」に監督経験のない
小久保氏が就任とのニュースに続いて
中日・谷繁のプレーイングマネージャー
(&落合氏のGM)が決定の報。

コーチとして経験を積み、
あるいは解説者や評論家として
外から野球に接しながらチャンスを伺う
「監督志望」の元選手は沢山いて、
今回みたいに、順番待ちの限られた椅子を
後ろからさらわれちゃうと、
ダメージ大きいだろうな~
と、他人事ながら考える。

ひとごと、、、でもないのか?
サラリーマンの世界にだって、
社長を頂点とする役職への
願望は当然あって。

《今の営業成績と課長との関係から
次の異動じゃ俺が係長だな…》と
行きつけの焼鳥屋のカウンターで
ホッピー片手にほくそ笑んでいると
「先輩、異動のこと考えてます?」
と可愛がっている後輩が目ざとく察し
「大将、山田係長に中身おかわり」
「お~い吉川、気がはえ~よ馬鹿」
と返しながら、満更でもないので
「大将、さしみ貰おうかな、五点盛で」
「さすが、か・か・り・ちょ・う」

こーゆー風景を実際みたことはないが、
まあ、ここまで露骨でなくとも
流れとしてはあって、よいしょの後輩が
狙うのは山田が昇進すると空く主任だ。

話が一気に古くなるけど。
学期おわりや学期はじめに
「次の学級委員、俺に入れて」的な
選挙活動に熱心なクラスメートが
小学校時代にいなくはなかった。

普通、学級委員など自分ではしたくない、
が、かといって楽しいクラスを作るため
誰でもいいってわけには行かないから、
根回し君の「正」の字は五票にも及ばず、
人気者な上に割とまじまな面もある子が
黒板の前で「僕が級長なんて吃驚ですが
期待に応えるように頑張ります」と
就任の弁。

さて張り切ってさしみ五点盛の山田氏。
蓋をあけてみれば大阪支社から新課長。
がっくり肩を落としながら
「吉川、今日は割勘な」。



もっとスポーツの監督人事について
熱く語る構想だったのに
あらぬ方向に行ったきり修正が効かず
残念な結果に終わった。
そのうちまた改めてチャレンジします。
課長を諦めてはいない山田氏のように。





コメント
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