麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

スタンピードしようぜ!の、1。

2015年10月19日 | 制作公演関連

J-Theterが、この秋また、
強烈な企画を放ちますよ。

五人の演出家が、それぞれ
日本人作家の戯曲を取り上げ
(一人は自らの作品を演出)
本多グループの3劇場
(劇小劇場、楽園、B1)を舞台に
三週に渡り、連続上演するのだ!!

詳しくは改めて記するけれど、
その掉尾を飾るのが、
森達也の『東京スタンピード』を
宇井孝司が構成演出する朗読劇。
その稽古が徐々に熱を帯びている。

スタンピードはstampede。
余り聞きなれない言葉だけれど、
意味は家畜などの「集団暴走」。
森が2008年に書いた小説で
近未来の2014年を描いた。

人の心に作用する様々な因子、
特にメディアの情報によって、
少しずつ変異する「日本人」が
サスペンスタッチで!!



ベテラン、中堅の俳優が主に核の役を、
JTBエンタテインメントアカデミーで学ぶ
役者の卵たちの精鋭(オーディションをパス)が
コロスという座組。10/8の顔合わせののち、
まずは若手の稽古を先行させ、昨日、
プロの俳優が初めて合流して頭から……。

架空の2014年。
セキュリティ意識の高まりから
街には無数の防犯カメラ(監視カメラ)、
警備員や市民パトロールが急増している。
恐怖と憎悪が感染し、虐殺が横行する。

テレビ番組の制作ディレクター伊沢は
ある組織から「アベレージ」としてマークされ……。

19人の演者にパーカッションの生演奏で届ける
スピード感マックスの朗読劇!!!!!!

2015年11月9日(月)~11日(水)
小劇場B1(下北沢)

9日(月)19時
10日(火)15時と19時
11日(水)15時と19時

※10日夜の回終演後に
作者の森達也氏を招いた
アフタートーク開催決定。

全席自由2500円(当日2800円)

J-Theter/日本人作家シリーズ
『東京スタンピード』乞うご期待。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする