麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

おもに『風待ち』のこと。その2

2015年10月24日 | 制作公演関連
用意周到という言葉がある。

書くことも読むことも出来るが
実行するのは容易ではない。

とある折込で、チラシ裏面の地図に
手書きで駅名を記したものを見た。
何度もチェックし、複数の目で見たが
誰も気づかなかったのだそうだ。

駅名が間違っていたのなら判った筈。

路線は二つともちゃんと書いてあり、
それは地下鉄だったのでAの何番だの
判りにくい出口情報も、きっちり記載。
まさか、肝心の駅名が抜けていたとは。

思い込みとゆーのは恐ろしい。
別のあるカンパニーは、題名の脱字に
気づかずに何千も刷ってしまった。

『帽子屋さんのお茶の会』
『帽子屋さんのお茶会』

並べれば一目瞭然だが、実際には
正解が並んではいない。
そしてある意味、下段の方が日本語として
通りが良いくらいだ。
あ、演劇の題名としては上が正解です。

で、言うまでもなく、これらのミスは
締切に追われていて起きる可能性が高い。

それゆえに用意周到が大事なのである。
そしてピタパピタは、実に用意周到だ。

劇場との契約に始まり、キャスティング、
稽古場の押さえ、小道具等の準備まで。
そうそうプロモーション映像も早々に
(あ、しゃれではないっす)完成していた。


写真はピタパタ『風待ち』(作・演出/今井一隆)
稽古の1シーン。

11月4日初日だが、プロモーションに留まらず、
劇中に流れる映像も撮り、なんと
大道具も既に自ら叩いて完成している。


出演
歌野美奈子、大橋あをい、
尾崎彰雄、片桐美穂、
加藤さと、滝野洋平、
西島美都子、ヒロト
(五十音順・所属省略)
*尾崎の「さき」のつくりは立可

一般3800円、学割2800円
(どちらも前売当日とも。
日時指定・全席自由)

4日19時半、5日14時と19時半、
6日14時と19時半、
7日14時、8日14時

ブローダーハウス
井の頭線「東松原」駅徒歩2分

ひとつの部屋。
1992年と2015年の異なる物語が交錯し
浮かび上がる「青春」と、その終焉……。
コメント
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