麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

オトなしいな、まだ。でも初日まで16日もあるのカ。

2017年10月24日 | 制作公演関連


昨日、チラッと書いたけれど、
ピタパタの稽古に顔を出した。

日曜日、そう。
超大型の台風が関東に迫り、
携帯には〈緊急〉のメール
……(サッと見て削除したから
正確ではないが、恐らく)……
「高齢者は避難の準備を~」的な
注意喚起の報だったと思う(^_^;)



そんな22日の夕刻から夜間に、
第1回「日本の劇」大賞を射抜いた
『オトカ』は初めての荒通し。

蛇足ながら「荒通し」とは、
これまで場面毎に積み上げたものを、
確認や新たな発見のために、
最初から最後まで通す稽古のこと。

当然初めてだからうまくはいかない。
役者が台詞を飛ばしたり、
「あ、ここ手前じゃなく奥から出て」
と演出が動きの修正をしたり、
そんなこんなもありで進んでいく。



個人的には、もっと駄目でいいから、
アグレッシヴにやって欲しかった。

本作に限らず、概ね荒通しは、
手に入れた車の慣らし運転に似て、
探りさぐりになるんだけど……。

北関東の架空の町で慎ましく
平凡に暮らす市井の人々の物語。
その空気感には満ち満ちていて、
その点では、稽古が実を結んでいた。

つまりラーメン……(あ、麺じゃなく
「額縁」の意味の方です)……は
しっかりと構築されていた。

なんてったって本番までは、
まだ二週間以上あるのである。

一所懸命真面目に生きながらも
思うようにはいかない庶民の、
沸々と沸く胸のうち、爆発寸前、
沸点ギリギリでからっ風で冷め、
またいつもと変わらぬ日常に戻る。

この「沸々感」及び「沸点ギリ」
……(なんだか〈沸〉を一生分
使ったような気がするなぁ)……
とにかく〈沸の値〉を残る時間で、
高めて行きたいp(^-^)q
そしてそれは、充分可能だ。



一方。
なかなか〈沸〉に至らないのが
広島東洋カープである。
『オトカ』には時間があるが、
カープは王手を掛けられている。

今永をリリーフで使うなど
鮮やかなラミちゃんの継投は、
また、今日で決める覚悟がひしひし。
両刃の刃で、今日並ばれたら
明日が辛くなるわけだが、
「あえての采配」に武士を見た。

成るのか? セ初の下克上!
ロッテといい、DeNAといい、
下克上に相応しいチームってある。
・・・これ以上は言わない。

神奈川出身ながら、広島押しだ。
それにレギュラーシーズンの
圧倒的な成績からいっても、
カープvsホークスを見たい!
と考えるのは僕だけじゃなく、
全国民の〈三分の二以上〉いる。

三分の二……この件もやめておこう。
コメント
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