麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

けいてい

2018年01月03日 | スポーツ
そうかぁ……
東海の関(2)は故障明けで
三上(3)に一区を譲ったのか。

優勝候補筆頭とまで言われた
湘南の暴れん坊の「黄金世代」、
その中でも力のある彼の欠場は
ライバル校には追い風と言えた。



にしても我が東洋。
あえて「まさか」と言おう……
往路優勝

まず一区に抜擢の西山(1)。
牽制しあう集団から出た青学に
ピタリと付いたかと思うと、
スルリと抜け出して、独走!
目標とする大迫を彷彿とさせる
鮮やかな走りで、区間賞。

続く相澤(2)も安定の走り。
学生最強・鈴木健吾(神大4)、
オリンピアン塩尻(順天3)や
ニャイロ(山学3)を向うに回し、
トップを譲らずエースに襷を。

そして、その山本(3)は、
駅伝男・田村(青学4)に
一時8秒まで迫られながら
鉄紺の粘りをみせて差を広げ、
46秒の貯金で四区・吉川(1)へ。



昨日のブログタイトルは『ふたご』。

東洋には啓太と悠太の設楽ツインズ、
三つ子の大西一輝、智也もいた。
実は「山の神」柏原も双子なのだ。

さらには昨年のエース弾馬と、
兄・勇馬の服部兄弟は一才違い。

今年の三区・山本修二は、
東洋の黄金時代を柏原とともに
支えた長兄の憲二(現マツダ)、
怪我で箱根を走れずに卒業した
次兄の信二との三兄弟である
(ちなみにお姉さんもいます)。

兄弟。
「きょうだい」と読んでも、
血縁に近い親しい関係を指す。
それを「けいてい」と読む方が
意味合いが深まると感じるのは、
東洋大学文学部中国哲学文学科を
僕が卒業したからかしらん
・・・所謂、漢文調になって。

いずれにしろ。
駅伝を走る者に、走れない者も含め
「兄弟」な繋がりがどのチームにも。



四区・吉川(1)はさらに後続を離し、
区間二位の堂々のタイムで小田原。
ついに1度も先頭を譲らずに
山登りの田中(1)へ。

四人(とともに全部員)で削り出した
この時間が効いた。猛追する青学に
1分半近く縮められたが、焦ることなく
堅実な走りで四年ぶりの「芦ノ湖戴冠」


さあ、総合優勝だ

※花は往路優勝の数6つ。
カッコ数字は学年です。

コメント
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