麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

なかむらたいせい

2018年01月05日 | スポーツ

昨日のブログ末にPSとして紹介した
駒澤大学の中村大聖と中村大成。

大聖は今季の全日本駅伝の四区で
区間5位。チームの4位入賞に貢献。


さて、中村大成といえば。
1953年~60年にプロ野球界にいた
投手(南海~阪急)がいる。
ルーキーイヤーの日本シリーズに先発
(高卒新人初の快挙)。
55年には23勝4敗で、パ・リーグの
最優秀投手、最高勝率、ベストナイン。
同年の日本シリーズには全7試合中、
6試合でマウンドに上がった。
が。
酷使が祟り、翌年以降は成績を落とし、
1960年、阪急に移籍するも同年引退。

大阪府立泉陽高校から地元チームに
入団したわけだが、2017ドラフトの
目玉の一人・中村奨成も生まれ育った
広島でNPBの第一歩を踏み出し、
昨年のドラ4・坂倉将吾とともに
カープの未来の正捕手の座を争う

千葉出身(高校は日大三/東京)の
坂倉はロッテファンだったが、
顔は「マエケン」に似ている
また。
NHKの某人気ドキュメント番組でも
取り上げられた苑田スカウト総括部長に
「スカウト人生で未だ見たことのない
高校生捕手」と言わしめた逸材だが、
なんと翌年現れたのが中村奨成だ。

カープは苦渋に苦渋を重ねた末、
数々の甲子園記録を塗り替えた
中村指名を決したのだった。

ドライチ捕手で思い出すのは、
高木大成(慶応大~西武)。
彼は走れる捕手の走りともいえ、
桐蔭学園では捕手ながら一番を打ち、
甲子園を沸かせた。
が、プロでは伊東勤の壁に阻まれ
一塁手にコンバートされた。
2005年現役引退。球団職員を経て、
プリンスホテルへ・・・。

居郷肇は、プリンスホテル野球部の
一期生として30歳までグランドを駈け、
専念した社業でも頭角を現した男。
プリンスホテル執行役員。さらには
西武ライオンズ球団社長も務めた。

法政大学では一年上に江川や袴田らを
擁する黄金期の内野手。78年には主将。
その春の対立教戦で、六大学史上初の
サイクルヒットを記録したのが居郷だ。

高木も、経済人として大成するか……。
でもそれは少し別の話。

本日は何人かの「大成」や「中村」の
話を書いてみましたとさ。

コメント
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