麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

殿中瓦版したまち綴~結集之難

2018年01月19日 | 制作公演関連
二〇一八年壹月捨八日。
無事に幕を開けた遊戯空間
『全段通し仮名手本忠臣蔵』



お陰様で多くのお運びを頂いて
幸先良い出足となりました

火曜から小屋入りして
少々運動不足だった私は、
入り時間の余裕に加えて
三月下旬並の気温にも後押しされ
上野から浅草まで歩いてみました。

まだ演劇集団円が田原町にあった頃、
私もまだ若く、よく歩いたルート。

稲荷町、田原町、浅草と、
東京メトロ銀座線で三駅分。

そうそう、上野までの山手線。
車内に消防団を募集する中吊り、
いや、車内まるまる消防庁の広報。



忠臣蔵も、主君亡きあと
仇討の義士を集めるにつけ、
ネットは勿論、電話すらない中、
取り潰された赤穂から散り散りの
侍達を集いし苦難や如何ほどか。

そんな文明の差異でいえば。
歴史を見続けてきた浅草寺と
現代の東京の象徴のひとつ
スカイツリーの「競演」が語る
さまざまなことも、また深い。





遊戯空間の『仮名手本~』
今回六演目にして初めて
したまち演劇祭に参加の栄。

その祭に力を添えて頂いている
浅草の老舗のひとつ、
洋食の「ヨシカミ」さんと
路地を挟んだバッティングセンター。
はてさて、両者の今昔にも
色々なドラマが滲みます。

壹月捨九日、公演二日目。
本日は唯一の昼夜二回。
天と河、二つの配役を一挙観劇が
可能でございます。

一時と六時。
また夜公演は本日が最後。

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